田邑(渡辺翔太)に告白した弥生(林芽亜里)は、田邑から妻の存在を知らされ、失恋します。しかし、田邑の悲しそうな表情を見て弥生はそのことを自分の中だけの秘密にします。
そんな中、弥生は同級生の白石(中村嶺亜)に告白されて・・・。
一方、高校生の田邑は由美子(北香那)と電話で話すようになり、仲を深めていきます。
しかし、教師と生徒だからという理由で関係を終わらそうとする由美子に、思いを止められない田邑はある行動を起こして・・・。
目次
ドラマ『先生さようなら』 前回振り返り
弥生(林芽亜里)は、秘かに田邑(渡辺翔太)に恋心を抱きます。
しかしある日、田邑のスケッチブックが1人の女性で埋め尽くされていることに気がつきます。
その女性は田邑の高校生時代の担任・由美子(北香那)でした。田邑は由美子に告白しますが、由美子は田邑を避け続けます。しかし田邑の猛アタックにより由美子と次第に心を通わせるようになります。
一方、先生のことを知った弥生は思いが溢れ田邑に告白をしました。田邑は「好きな人がいる」と答えました。
【ネタバレあり】ドラマ『先生さようなら』 第4話 あらすじと感想
先生の妻
田邑(渡辺翔太)に告白した弥生(林芽亜里)。
しかし田邑は「好きな人がいる」と答えました。そしてその人は「僕の妻なんだ」と明かします。
moyoko
田邑はとても悲しそうな顔をしていました。
弥生はそのことが気になりますが、深く聞くのはやめておきました。
moyoko
同じく彼氏と別れた友達は「こんなに辛くてもいつか忘れて新しい恋をしちゃうんだろうな」と言いますが、
弥生は失恋はしましたが、付き合いたいと思っていたわけでもなかったし、先生を忘れる気もなかったのでよく分かりませんでした。
moyoko
翌日、弥生はいつもと同じように笑顔で田邑に挨拶をしました。
その日のホームルーム後、弥生は日直のため課題を集めて職員室に持っていくようにと田邑から指示されました。
1人でファイルの束を持って歩いていると、白石(中村嶺亜)が運ぶのを手伝ってくれました。
「俺、この間聞いちゃったんだけど・・・」
白石が言っているのは、田邑を好きなレイナと話していた時のことです。
moyoko
弥生はすぐさま適当に言ってしまったことを謝ります。
しかし白石は意外にも「咄嗟に俺が思いつくってことは脈アリってことじゃない?」とポジティブに捉えていました。
moyoko
夜の電話
田邑は弥生のことを少し気にかけすぎたと反省します。
学校で居心地悪そうにしていた弥生のことを放っておけなかったのです。
田邑の高校時代からの親友・児玉(須賀健太)は「大丈夫だよ。お前がその気にならなければ」と返します。
すると田邑は自分の高校時代を思い出します。
「あれは由美子のせいじゃない。全部俺が悪い」
高校生の田邑は、由美子と秘かに心を通わせ、夜に電話で話すようになりました。
moyoko
由美子は一定の距離を保っていましたが、田邑は電話で話せるだけで十分でした。
そんな日が続いていたある日、由美子は突然個人的に連絡を取るのはやめようと言い出しました。
「私は教師だし、あなたは生徒なんですよ」
田邑は必死に「俺が一方的に好きなだけだから」と由美子を説得しますが、由美子は「時間が経てば気持ちは変わって行く」と言います。
「もう電話しないで」
moyoko
それから田邑は由美子と目が合わなくなってしまいました。
そんな時、田邑はクラスの女子から告白をされます。田邑は「好きな人がいるから」と答えますが、女子は「その人と付き合ってないなら考えて欲しい」と言いました。
moyoko
本当に好きな人
弥生が部活で美術室にいると、田邑を狙うレイナたちが美術室にやってきました。
田邑の姿が見えないので、レイナたちは美術準備室に入って部屋を物色し始めます。
あのスケッチブックが見つかってしまうと思った弥生は、レイナたちを追いかけ「ここは思ったより危険なの」とアレコレ言って、彼女らの動きを止めます。
moyoko
そこへ田邑が帰ってきて、レイナたちを追い出します。
弥生がスケッチブックを守ってくれたことに気づいた田邑は「ありがとう。助かった」と弥生にお礼を言いました。
でも、弥生は田邑のためにやったわけではありません。
「私が独り占めしたかっただけです。先生の心の中」
moyoko
弥生は先生を困らせるつもりはありません。でも、先生を好きな気持ちをごまかしたりはしたくありませんでした。
「本当に好きな人って、一生で何度も出会えるわけじゃないから」
だから先生のことを好きでいたいと話す弥生を見て、田邑は自分を重ね合わせました。
ある日、田邑は由美子が主任教師にネチネチと嫌味を言われている現場に出くわします。
田邑は由美子に「模試の結果を見て欲しい」と声をかけ、由美子を救い出しました。
田邑にしてみれば、主任教師を殴らなかっただけでも褒めて欲しいところでしたが、由美子は田邑と2人きりになったことが気になるようでした。
moyoko
田邑は気にせず話を続けます。
これまで何人も付き合ってきたけれど、先生は違う。人生で本当に好きな人に出会えるのは一度だけだと思っていると。
「で、先生はその一度」
田邑が由美子を見ると、由美子は黙って田邑を見つめていました。
「そんなに何人もいたの・・・?」
moyoko
田邑は思わず由美子に顔を近づけます。
しかし、由美子はもう少しのところで我に返り、「学校ではさすがにやめましょう」と言いました。
しかし、時はすでに遅し。
田邑に告白してきた女子が2人の様子を目撃していたのでした。
人の運命が変わるのは一瞬です。
一瞬で恋に落ち、一瞬で全てを失ってしまう・・・。
その時の田邑の一瞬の気のゆるみが、由美子の人生を変えてしまったのでした。
ドラマ『先生さようなら』 第4話 感想&まとめ
高校生・田邑パートの方は、嫌な予感しかしませんね。
その後結婚しているわけですから、高校時代のことは一応は解決しているのでしょうが、その後また不幸が訪れると思うと、それはそれで嫌です。
せめて弥生の方は穏やかに過ぎて行って欲しいものですが、どうなるでしょうか?
とりあえず、白石くん、頑張れ!