ドラマ『先生さようなら』 第3話 先生の好きな人・・・相手を知るという事。

先生さようなら

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弥生(林芽亜里)は、秘かに田邑(渡辺翔太)に恋心を抱きます。

しかしある日、田邑のスケッチブックが1人の女性で埋め尽くされていることに気がつきます。

その女性は田邑の高校生時代の担任・由美子(北香那)でした。田邑は由美子に告白しますが、由美子は田邑を避け続けます。

一方、先生のことを知った弥生はどんどん惹かれていきますが、恋心をごまかすために別の人の名前を挙げてしまいます。

ドラマ『先生さようなら』 前回振り返り

新学期。3年生になった城嶋弥生(林芽亜里)のクラスは、田邑拓郎(渡辺翔太)が担任をすることになりました。

相変わらず退屈な生活を送っている弥生に、田邑は美術部に誘います。しかしその美術部もすぐには馴染めず・・・。

一方田邑は高3の時、担任・内藤由美子(北香那)に絵を褒められたことで美大受験を考え始めます。田邑は由美子をモデルにしてデッサンを始めますが、由美子は周りを気にして田邑を避けるようになりますが・・・。

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【ネタバレあり】ドラマ『先生さようなら』 第3話 あらすじと感想

先生の特別

「だって俺、先生の特別っしょ?」

自分を避けていた由美子(北香那)にそう言い放った田邑(渡辺翔太)。

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由美子はドギマギ。当然です。

田邑はその勢いで「先生のこと好きなんだ」と告白をしました。
しかし、由美子は自分は教師で、あなたは生徒なんだと言って何も答えず、田邑を帰しました。

由美子はそこからまた田邑のことを避け始めますが、田邑は諦めませんでした。

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告白したからには、果敢に挑んでいきます。

ある日の現国授業後、田邑は美大を受けることをクラスメイトに聞かれ、「一芸はずるい」「普段勉強してなかったのに、これで入れたら羨ましい」など美大に入ることを“楽な道”と取られるようなことを言われました。
しかし、そのことに反論しないどころか「楽な道を見つけるのは天才的だから、俺」と適当な返事をした田邑。

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それを聞いた由美子は不満に感じたようです。

「なんで違うって言い返さなかったんですか?」

適当なポーズを取る田邑のことをもどかしく感じている由美子。

「本当の自分を隠す必要なんてないと思います」

でも、それは由美子も同じです。周囲に本当の自分を出せているかというと、出来ているわけではありません。

田邑は由美子から告白の返事を聞こうとしましたが、由美子は「離れてください」と言うだだけで何も答えませんでした。

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ただ、彼女の中ではかなり葛藤があるみたいです。

先生の秘密

自分の寝顔のデッサンを田邑(渡辺翔太)から受け取り、喜ぶ弥生(林芽亜里)は、ひょんなことからためにスケッチブックの中身を見てしまいます。
中は、1人の女性の絵で埋め尽くされていました。

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ページが進むにつれて親しげになっていくのがわかります。

絵の女性は先生の彼女かもしれない・・・そう考えた時、弥生は自分が先生のことを何も知らなかったことに気がつきました。
部活中、弥生が同じ美術部の全子にふと田邑のことを「ミステリアスだ」と話すと、部員たちは口々に田邑のことを教えてくれます。

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話は盛り上がり、弥生はそこからだんだんと仲間と打ち解けられるように。

田邑の色んな顔を知って、ますます惹かれて行く弥生。
ある日、弥生が美術部に入ったと知ったレイナから「まさか田邑っちのこと狙ってないよね?」と詰め寄られます。

弥生は自分の恋心をごまかすために「絵が好きだから」と答えると、レイナはさらに「学校の中で付き合うなら誰がいい?」と聞かれます。

弥生は適当に、以前優しい印象を持った同じクラスの白石(中村嶺亜)の名前を挙げました。
その時、田邑が近くにいたので、弥生は先生に聞かれていなかったかと心配します。

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聞いていたのは先生ではなく、白石君の方でした・・・。白石くんはぬか喜びしています。

放課後、弥生は昼間のことを弁解しようかと迷いながら美術室の周りをウロウロしていると、全子が田邑に対して「拓郎さん」と呼びかけているところに出くわしました。

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下の名前呼び!?

驚いてその場を離れた弥生。
全子はそれに気がつき弥生を追ってきました。そして、驚かせたことを謝りながらも、「城嶋さんには無理だと思う」と言いました。

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弥生が田邑のことを知らないからというのがその理由です。

「私は知ってるから。拓郎さんのこと」

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思い切りけん制されています。田邑先生モテモテです。

自分を知ってもらう

田邑の学校で、受験に向けての各講座が始まりました。
現国の講座では、真面目に聞いているのは田邑だけです。

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しかも、由美子の真正面に座っています。

するとおもむろに由美子は授業を止め、「授業を聞いてもらうために、まずは私のことを知ってもらう」と言って自分が教師になったきっかけを話し始めました。
由美子は人前で話すことが苦手なので、授業が上手くないことは自覚していました。

「でも、最近変わってきたんです。」

ある人が夢を見つけて頑張ろうとしていて、勇気をもらえたと暗に田邑のことを話し出す由美子。
そして、その人のために自分が出来ることがあるなら、何でもしたいと思っていると語ります。

「私は皆さんと先生と生徒ではなくて、人と人として関わりたい」

由美子の気持ちを知った生徒たちは、その後真面目に授業を受けるようになりました。

一方田邑は由美子が精いっぱい自分の気持ちを伝えてくれたことはわかりましたが、さらなる確かな言葉を聞くために、由美子が学校を出るのを待ちました。

由美子は「今度は田邑さんの番です」と言いましたが、田邑は由美子が本当の自分を知っているだけで十分でした。

田邑は由美子に「教師になりたい」と伝えます。

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由美子が日々感じていることを、自分も知りたいと思ったのです。

先生を知りたい

一方の弥生は、自分が先生のことを何も知らないと落ち込んでいました。
そんな弥生に田邑は「人と人は知ることから始まる」と話します。
中身を知って行けば、相手のことを好きになるというのです。

でも、今の弥生が知りたいのは、先生のことだけです。
先生がどんな人なのか、全然知らないし、よく分からないけれど・・・。

「でも、先生のことが好きなんです」

田邑は困った顔を見せます。

「僕はダメだって。好きな人がいるから。」

その好きな人とは、スケッチブックの人かと弥生が尋ねると田邑は覚悟を決めたように弥生の方を向きます。

「彼女は、僕の妻なんだ」

ドラマ『先生さようなら』 第3話 感想&まとめ

「彼女は僕の妻」。田邑と由美子は結婚までいっていたんですね。

そして由美子は恐らくもうこの世にはいません。

弥生にとってはかなり強力なライバルです。他の同級生など相手にもなりませんね。

でも、全子が言っていたのはこのことだったのでしょう。

由美子のことを知った弥生はどうするのでしょうか?勘違いしてしまった白石君の反応も気になります!

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