『スカーレット』第18週104話あらすじ・ネタバレ感想!草間に背中を押され、喜美子は最後の穴窯に挑む

朝ドラ『スカーレット』第18週104話あらすじ・ネタバレ感想!草間に背中を押され、喜美子は最後の穴窯に挑む

出典:『スカーレット』公式Twitter

マツ(富田靖子)に励ますよう言われた草間(佐藤隆太)は、喜美子(戸田恵梨香)から穴窯の話を聞かされます。

喜美子が必死に頑張ている姿をみた草間は、安心して神戸に帰るのですが、その時彼は、慶乃川善(村上ショージ)のある行動を思い出しました。

百合子(福田麻由子)と信作(林遣都)の結婚式の写真を撮り終え、団欒としている時のことです。

八郎(松下洸平)が信作から、喜美子が次は2週間穴窯を炊き続けると聞くと、いてもたってもいらえず喜美子の元へ。

下手をすれば家ごと火事になりかねない大変な事態を、八郎は止めようとしますが、喜美子は迷いのない目を八郎に向けます。

「同じ陶芸家なのにどうしてわかってくれないのか」喜美子が過去に八郎にそう問いかけた時の答えも、今回彼の口から語られました。

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『スカーレット』前回第18週103話のあらすじと振り返り

大阪で心の栄養を蓄えた喜美子(戸田恵梨香)は、信楽に戻るなり再び穴窯で焼き物を始めます。

幾度となく失敗はするものの、土の配合を変えてみたり、排気口を小さくしたり、焼き物の位置を変えたりなど細かく分析をしていきます。

信楽内では、喜美子と八郎(松下洸平)が不倫で別居するようになったと噂が立つと、仕事が激減。

そんな中、橘(紺野まひる)が仕事の依頼をしてくれたり、柴田(中村育二)は八郎に信楽を離れるように言います。

その日の夜、八郎が眠っている武志(中須翔真)を家に届けると、タイミングよく草間(佐藤隆太)が登場。

一体彼はなぜここに!?

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【ネタバレ】『スカーレット』第18週104話あらすじと感想

喜美子(戸田恵梨香)、草間(佐藤隆太)の前では子供のよう

マツ(富田靖子)から「喜美子(戸田恵梨香)を励ましてほしい」と言われてやって来た草間(佐藤隆太)は、喜美子の話を存分に聞いてくれます。

穴窯を見せ、作品を見せ、自分のやりたいことを目を輝かせて話す喜美子。

そんな彼女を見て、草間はちょっと安心することができたのでした。

KAMUI

久しぶりの草間さーん。何年たっても喜美子は草間の前では可愛い女の子な気がしました。ちや子(水野美紀)の前でも喜美子は妹。そうした頼れる、憧れの存在が喜美子にはいたからこそ、ここまでやってこれたんだなぁと思えます。
「もう喜美ちゃんって呼ぶ年じゃないか。喜美子さん」と言われて照れた喜美子がホントにカワイイ。というか、羨ましいぞ喜美子!という気持ちで見ていました。
いやぁ~いついかなる時も草間さんは良いですね!

喜美子は大丈夫だとわかると、草間はあるものを差し出しました。

それは、草間が信楽を離れるとき、慶乃川善(村上ショージ)がくれたタヌキの置物。

これをお守りのように持っていた草間は、今度は喜美子を見守ってもらおうと差し出すのでした。

KAMUI

なつかしー!喜美子が持つ焼き物のカケラのように、草間もずっとタヌキの置物を持っていたみたいですね。こうして大事なものがあるからこそ、人はまた頑張ることができるのかなぁなんて思えました。

慶乃川(村上ショージ)を振り返り、最後の穴窯に向けて本格始動

喜美子の元を去ろうとしたとき、草間はあることを思いだしたのです。

土の配合に関することで、慶乃川が土を掘っていたと喜美子に伝えると、彼女は何も言わずに頷きました。

さっそく喜美子は、昔慶乃川が土を掘っていた場所へ行き、そこであらためて信楽の土の良さに触れるのでした。

KAMUI

第1週2話の時は、土を手に乗せられて「こんなんわからん!」と言ってポイッと投げたのを思い出しますね。あの頃は何もわからなかったのに、今では理解ができる喜美子。これこそが「成長」なんですね。

そして喜美子は、次は2週間穴窯を熱することを決意。

そのために、信作(林遣都)や直子(桜庭ななみ)、鮫島(正門良規)と交代で火の番をすることを決意するのでした。

KAMUI

結婚してもなお、直子は鮫島のことを「鮫島」と呼ぶも、2人の時は「ダーリン」と、仲睦まじい雰囲気を見せてくれたのが微笑ましいですね。というか、これが最後…2週間とはさすがにクライマックス感が漂いますが、果たしてどうなるのでしょうか。

八郎(松下洸平)の想い、喜美子(戸田恵梨香)の決意

信作と百合子(福田麻由子)の結婚式の写真を見ながら盛り上がっていると、信作が八郎に対し、喜美子が2週間穴窯を焚き続ける話をします。

これに眉をしかめた八郎は喜美子を呼び止め、計画をやめるよう言うのです。

薪の出費はもちろんのこと、2週間も穴窯を焚き続ければ窯が持たずに天井が崩れ、家が火事になってしまうかもしれないと、八郎は思ったのです。

しかし、喜美子はそれでもやると決めて意思を曲げません。

陶芸家として、それをするのだと八郎に宣言します。

すると八郎は、同じ陶芸家なのにどうして気持ちがわかってくれないのかと喜美子に言われたことを思い出します。

「僕にとって喜美子は女や。陶芸家やない。どこまでいっても僕と喜美子は、男と女や」

KAMUI

つまり、八郎からすれば喜美子は陶芸家ではなく、ずっと女だったのです。いや、そうなら喜美子の隣にいるのがツライとかいうなよなぁと思ったり。しかし、八郎は愛する女性が命にかかわることをしようとするなら、止めなくてはと思ったのでしょう。そこには八郎のやさしさ、喜美子への愛情が感じられました。
しかし、八郎が今川原家を出ていった異常、そして穴窯のあの炎に魅了されている以上、辞めるという選択はないでしょう。彼女は生まれながらにして芸術家なのですから。

『スカーレット』第18週104話まとめ

7度も失敗した穴窯も次で最後と決意する喜美子。

うまくいってほしい気もしますが、リスクも大きい。その末に良い色が出てくれればいいですね。

そしてもう一つ気になるのが、登場人物たちの健康についてです。

陽子(財前直見)は入院して悪いところ全部取ったと言い、マツにも検査を進めます。

なにもなければ、こんな話題スルーですが、結構しっかりとっているところを考えると、何かありますよね。

深刻なことにならないと良いんですが、まずは穴窯を無事に成功させてほしいですね。

※『スカーレット』次回第105話も続けて読みたい方はこちら

朝ドラ『スカーレット』第18週105話あらすじ・ネタバレ感想!望む色を出すことに成功。陶芸家・川原喜美子の誕生!

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