『スカーレット』第16週93話あらすじ・ネタバレ感想!熱い芸術家たち。そしてカケラの色の出し方が発覚!

朝ドラ『スカーレット』第16週93話あらすじ・ネタバレ感想!熱く語り合う芸術家たち。そしてカケラの色の出し方が発覚!

出典:『スカーレット』公式Twitter

ついに八郎(松下洸平)が東京から戻って来たのですが、偶然柴田(中村育二)と打ち合わせをしているジョージ富士川(西川貴教)と再会して舞い上がると、喜美子(戸田恵梨香)に電話をして、彼女をサニーに呼び出しました。

ここで富士川の熱い想いを聞く喜美子。

その心の動を喜美子が深く同感すると、富士川はさらに饒舌になっていきます。

そして富士川は、急に焼き物のカケラのことを思い出して話題に出すと、ついにこのカケラの色を出す方法が発覚。

心ひかれるこの色を出して、自分のように誰かを元気づけたいと思うようになった喜美子。

どうやら金賞を狙うための作品の方向性が決まったようです。

そして、八郎も展示会に出す作品や今後の作品作りに関することを決断するのでした。

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『スカーレット』前回第16週92話のあらすじと振り返り

照子(大島優子)の毎年恒例の離婚騒動をきっかけに、喜美子(戸田恵梨香)と3人、腐れ縁同士で飲み、語り明かした信作(林遣都)。

その時、自分はいつも多数決に従い、流されてばかりだとわかると、その日の晩に百合子(福田麻由子)に電話。

信作の声ぶりからして、結婚の話を無しにされると悟り、百合子は落ち込みます。

しかし実際、信作は破談にしようとするどころか、百合子に改めて自分の気持ちを伝え、結婚してくださいとプロポーズ。

おかげで百合子の表情は晴れやかになるのでした。

百合子のことを影ながら心配していた三津(黒島結菜)。

百合子が元カレのヒロシを殴り飛ばそうかというと、心の中にはもうヒロシはおらず、別の人がいると言い出します。

その相手…今回東京から帰ってくるわけですがさてどうなるのでしょうか。

朝ドラ『スカーレット』第16週(第92話)あらすじ・ネタバレ感想!百合子が信作から破談を告げられる…?

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【ネタバレ】『スカーレット』第16週93話あらすじと感想

信楽にまたジョージ富士川(西川貴教)が!芸術家たちが熱い想いを語り合う

八郎(松下洸平)が東京から信楽に帰ってくると、真っ直ぐ川原家には帰らず、なぜかサニーから電話。

柴田(中村育二)と一緒にジョージ富士川(西川貴教)がいるとわかるやいなや、喜美子を呼び寄せるのでした。

再び信楽で実演会をしてもらうための打ち合わせに来ていた富士川でしたが、その彼がこう語るのです。

今回でもう終わりにしよう、もう作らない!そう決めて作品を作るが、終わるとまた作りたいという熱い想いが沸き上がってくる!

そんなことはないかと聞くと、喜美子と八郎は同意。

柴田はちょっと戸惑います。

KAMUI

あー、宮崎駿監督ですかね?これで引退するって言いながらもアニメーション作ってますから。

これで終わりにしようと思っても、結局作品を作ることが好きなので辞められないのでしょうね、富士川も喜美子も。しかも、人から評価を受けるほど、また頑張ろうという気持ちになる…ものすごく実感できました。

すっからかんになっても、もうやらない!と思っても、湧いてくるから懲りずにやりたくなる!ホント、熱いなぁと思えて、見ているこっちも熱くなりました。

喜美子(戸田恵梨香)の焼き物のカケラの釉薬は…

喜美子たちと熱く語り合っていると、富士川はふあの焼き物のカケラのことを思い出します。

工房へ移動し、再びあのカケラを富士川と柴田に見せると、ついに焼き物の赤色の出し方がわかるのでした。

信楽の土を薪で焼き、その時に出た灰が表面について溶け出し、その赤色を作り出したと柴田は見解を出してくれたのです。

つまり、このカケラの釉薬は「灰」ということになります。

信楽の土は他の土に比べて鉄分が多いので、こんな色になると、柴田が教えてくれた上、富士川は熱い色だろいって、カケラをじっと見つめるのでした。

大阪に行ったときには、室町時代のものとしかわからなかったカケラ。

焼き物を勉強してきた八郎でもわからなかった色。

その答えを柴田はあっさりと出してしまいました。

KAMUI

つまり、答えはすべて信楽の中にあったということなんですよね。確かに鉄は熱を加えると赤くなりますから納得の答えです。

昔は日用品と呼ばれるものはたいてい焼くのが当たり前。その日用品のカケラの一つが、今こうして芸術的価値を見出し、多くの人の心を熱くする。亡くなった芸術家の絵が急に人気が出るみたいな感じで、すごいなぁと思えました。

信楽の外で見て来たものについて語る八郎(松下洸平)

八郎が帰ってくれば、三津(黒島結菜)は大喜びで、何度も何度も「おかえりなさい」と言います。

「さっき言うたやん」と返しても、三津は嬉しさのあまり、また何度も言うのでした。

KAMUI

三津に対してちょっと塩対応。しかし三津がこれで凹むことはまずないです。
というか、やっぱりかなり本気になり始めている感じがしますよ三津。

そして喜美子には、大阪も見て来たことを伝え、人の流れや行き交う人の雰囲気が変わっていたことを話します。

夫婦が共働きになっているせいで、鍵っ子とよばれる子供が増えたこと、夕方になると団地にたくさんの明かりがつくことなど、色々なことを話します。

そして八郎は、そのあかりの中に自分の食器セットがあったらいいなと思うのでした。

結局個展では、芸術品と食器セットの両方を空間を分けて置こうと決めた八郎。

自分の個展だから好きにしたいと意見を通し、承諾を貰ったそうです。

KAMUI

芸術品は喜美子、食器セットは三津。空間を分けて両方置きたいってことですか?あれ、私なんで八郎に怒っているんでしょう。まだまだ八郎は三津に塩対応気味なのに…。いや、これからの展開を考えた結果ですかね。

喜美子は喜美子で、人の心を熱くするような作品を作って金賞をとると決意しましたし、この陶芸家夫婦の活躍は楽しみです。

『スカーレット』第16週(第93話)まとめ

八郎と喜美子、それぞれが自分の作品の方向性が決まり、これからという時についに電気窯が壊れたらしいんですが…これかなりマズい状態ですよね。

だからこそ、穴窯を作ろうということになるのでしょうが、これがまた大変なことになりそうな予感です。

そのきっかけの一つも、あの焼き物のカケラが薪で焼いて出た灰が釉薬となって赤くなったとわかったからなのでしょうね。

しかも、薪といえば、喜美子は小さいころから薪をくべて火の調整をして風呂を炊いていましたから、ここからだ!という感じもします。

KAMUI

喜美子の人生設計は、金賞をとってふたりで喜んで、加賀温泉に行こうな~というもの。果たして、夫婦ノートに書いた未来に進んでいくことができるのか…進んでいってほしいですね。

※『スカーレット』次回第94話も続けて読みたい方はこちら

朝ドラ『スカーレット』第16週94話あらすじ・ネタバレ感想!電気窯が壊れて大ピンチ!そこに懐かしの名前が…

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