『スカーレット』第15週(第90話)あらすじ・ネタバレ感想!川原家の絆と夫婦の愛を再確認できて一安心

朝ドラ『スカーレット』第15週(第90話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

全てはお金を工面してもらうための嘘。

直子(桜庭ななみ)のついた嘘にマツ(富田靖子)は激怒し、部屋に閉じこもってしまったのですが、喜美子(戸田恵梨香)や百合子(福田麻由子)は違いました。

川原家の娘たちの中には、亡き父・常治(北村一輝)の教えが深く深く刻まれていることに気づかされる瞬間で、逆立っていた神経が落ち着きを取り戻した感覚です。

一方では、八郎(松下洸平)の東京行きの切符や宿の手配をすると言い出す三津(黒島結菜)が、本音か冗談かわからない言葉で八郎を翻弄し始めます。

柴田(中村育二)より次世代展の結果報告を受けると、喜美子は夫婦ノートに新たな夢を書き、再び土をこね始めるのでした。

第15週は比較的穏やかに終了。

八郎の妻への強い愛情に、もしかしてこのまま不倫はない?なんて微かな望みも生まれた回です。

『スカーレット』前回第15週89話のあらすじと振り返り

八郎(松下洸平)が家の留守中、三津(黒島結菜)に陶芸の基礎を教えていた喜美子(戸田恵梨香)。

そこで三津は「私も先生みたいな人を好きになりたいな」とボソッと一言。

これにはさすがの喜美子からも笑顔が消えます。

一方、百合子(福田麻由子)との結婚報告をする覚悟を決めた信作(林遣都)が川原家へ向かおうとしていた時、喜美子から「直子が妊娠して帰ってくる」と連絡が来て、百合子にすぐに帰宅するように言われます。

妊娠した直子は、相手の鮫島(正門良規)と共にマツ(富田靖子)や喜美子に報告しますが、マツが突然ほうきで鮫島を叩き出し、直子の顔も思い切り叩いて部屋を出て行ってしまいました。

なんと直子の妊娠は嘘だったのです。

それを見抜いたマツは激怒したのでした。

朝ドラ『スカーレット』第15週(第89話)あらすじ・ネタバレ感想!直子の妊娠騒動にマツはほうき片手に激怒。

【ネタバレ】『スカーレット』第15週(第90話)あらすじと感想

直子(桜庭ななみ)の作戦に喜美子(戸田恵梨香)爆笑?川原常治(北村一輝)が作り出した家だと実感。

お金を工面してもらうため、直子(桜庭ななみ)と鮫島(正門良規)は子供ができたことにして川原家へとやってきたわけですが、マツ(富田靖子)にすぐに気づかれてしまいすべてが台無し。

直子はニット帽に入った砂を床に思い切り投げつけました。

これを見た喜美子(戸田恵梨香)は激怒するどころか大笑い。

「ようこんなんで騙せると思ったなぁー」と言って、砂が入っていたニット帽を直子にかぶせ、百合子(福田麻由子)も大笑い。

嘘をついた直子も「こんなんで騙されそうになったやんか」と大笑い。

KAMUI

鮫島も八郎(松下洸平)も、この展開は想像できるわけがなかったはず。実家を騙してお金を取ろうとしたんですからね。喜美子サイドからしても実の妹が騙しに来たんだから失望するでしょ、くらいに思ったことでしょう。

最初は大丈夫かこの姉妹って思いましたが、どんな時でも笑えという常治(北村一輝)が一番大事にしていた教えに従ったまでなんですよね。

その後はマツと4人、縁側で昔話にふけるわけですが、直子は楽しいことなんてなんも覚えていないと。

紙芝居を作って見せてもらったことは覚えておらず、借金取りにゆで卵を食べられたことは覚えているそうで…。

そして、改めて直子には喜美子からお金を貸すこととなりました。

KAMUI

ここを普通の家と同じに考えてはいけなかったです。

従業員に空き巣に入られても追いかけてどうにかしようとしなかった常治。どんなことがあっても娘が大好きな常治。そういえばあの人も、喜美子を大阪から帰らせるためにマツが倒れたと嘘もつきましたね。

そんなことも笑って過ごせる川原家。常治亡き今も、それは受け継がれているということがよくわかりました。

そして、どうやら鮫島は直子との結婚も考えている様子。

声が戻りつつあるマツは「認めません」と言った後に「今はね」と告げ、鮫島にチャンスを与えるのでした。

東京の下見に同行しようとしていた三津(黒島結菜)。その発言は明らかに喜美子(戸田恵梨香)ルート!

喜美子たちが縁側で話をしている間、八郎は工房に戻って作品の設計図を描くのですが、そのとき三津(黒島結菜)は東京行きの切符や宿の話を持ち出します。

5泊もするならあちこち行けますね。

私はあっちも行きたいなどと言い出す三津。

「なんで一緒に行こうとしてんの?」

そう、三津は東京を案内すると言って、八郎に同行しようとしていたのです。

弟子なのに連れて行ってくれないのかと言うと「男と女や」と返す八郎。

「私のこと、女として見てくれていたんですか?」とさらに返す三津。

極めつけは、「名前で呼んでほしい」「5泊も一緒にいたら、先生のこと襲っちゃうかも」です。

KAMUI

お茶の前の株を大暴落させていく松永三津。私は好きになっちゃいけない立場なんですけど、先生が私を好きになっちゃたらしょうがないですよね?的な雰囲気に感じてきました。そのための作戦というか、何気ないアプローチみたいな…なかなか難しいんですが。

しかも、名前で呼んでって…その流れは完全に喜美子と八郎が結ばれたときのルート!あの時と同じだと思って間違っても心が動かないように。

不倫は周りからの信用を失うんですからね!八郎さんの場合は信楽の人たちと陶芸業界、そしてお茶の間の視聴者だ!

次世代展は落選。そこからまた綴られ始める夫婦ノート

夜遅くに次世代展の結果が柴田(中村育二)から電話で伝えられたわけですが、結果は落選。

喜美子自身は入るはずがないと言うのですが、これを聞いた直子も百合子も、そして八郎もガッカリします。

春のお皿が帰ってくると、喜美子はこれを工房の自分の作品コーナーに。

そして、今まで自分が作った作品たちを見て、何か決心した顔を見せるのでした。

八郎が東京へと行く前日。

喜美子は夫婦ノートを持ち出し、また続きを書いて行こうと八郎に提案。

これに同意した八郎は、東京から帰って来た時に喜美子がどんな未来を望むのかを見るのが楽しみだと言って、単身で出かけて行ったのでした。

KAMUI

三津の介入があったことでだいぶ不安な気持ちもありましたが、この夫婦ノートの存在がかなり生きていると感じさせられます。

三津のアプローチを断り続ける八郎。喜美子に優しい笑みを見せる八郎。やっと向ける表情が通常運転になったと安堵しました。このまま浮気せず、喜美子の隣にいてくれよと切に願います。

『スカーレット』第15週(第90話)まとめ

だいたい週の最後は、来週に繋がる問題を残して終わるのですが、今回は比較的スッキリとした気分です。

喜美子の隣がしんどいとか、三津には笑顔なのに喜美子には笑顔を向けないとか、八郎このやろーと思うこともありましたが、最終的には三津はあくまでも弟子だし子ども扱い。

喜美子が一番大事と思えるシーンで落ちいて良かったです。

が、三津は三津でこれで終わるわけはないんですよねぇ~。

喜美子と八郎の絆がこれからも続いてほしいと願うばかりです。

今回思ったのは、八郎が不倫をして離婚をすることになっても、喜美子は笑おうとするんだろうなと…それは本当に悲しすぎます。

次週は何やら穴窯を作るとか?それは良いんですけど、三津がまた八郎に近い!

三津さー、考えろよーと来週も不満爆発でお送りすると思います。

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