『スカーレット』第13週(第78話)あらすじ・ネタバレ感想!ジョージ富士川からアートの自由さを教わる

朝ドラ『スカーレット』第13週(第78話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『スカーレット』公式Twitter

八郎(松下洸平)と照子(大島優子)に誘導されるまま川原工房に行くと、目の前に現れたジョージ富士川(西川貴教)に驚いて慌てる喜美子(戸田恵梨香)。

喜美子のために特別講座を開いてもらえることになり、喜美子や八郎は富士川の感性に感化されるのでした。

富士川の影響を受けた八郎はついに金賞を獲り、喜美子もついに作品作りを開始。

しかし、いざ作り始めるとこみ上げてくるものがあり、喜美子を苦しめるのでした。

『スカーレット』前回第13週77話のあらすじと振り返り

東京からやっと帰って来た直子(桜庭ななみ)は、恋人の鮫島(正門良規)と共に会社を辞め、大阪で一旗揚げると宣言し、川原家から自由になることを告げました。

父・常治(北村一輝)の死は、直子にとって自由を得たも同じだと言われ、喜美子(戸田恵梨香)は内心ショックを受けるのでした。

そして、待ちに待ったジョージ富士川(西川貴教)のイベント当日。

武志(又野暁仁)が風邪を引いたことで喜美子(戸田恵梨香)は参加を断念したのですが、八郎と照子(大島優子)の計らいにより、川原工房に富士川登場!

言葉を失った喜美子は…さぁ、ココからが本題ですよ。

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【ネタバレ】『スカーレット』第13週(第78話)あらすじと感想

芸術の自由さを体現する男の影響力がスゴイ

工房にジョージ富士川(西川貴教)がやって来たことにより、喜美子(戸田恵梨香)は言葉を失い、急いで外へと出ていきました。

「ジョージ富士川がいる!ジョージ富士川がいる!」と慌てる喜美子は、八郎(松下洸平)と照子(大島優子)に背中を押され、再び富士川の前へ!

緊張しながらも、喜美子は過去に自分が富士川が講師をする予定だった大学へ入学しようと思ったこと、そして断念したこと告げると、富士川はさっそく川原家の庭で体験会を始めます。

参加するのは喜美子や武志(又野暁仁)、照子の子供たちと富士川。

大きな紙と色鮮やかな絵具が用意されると、好きに描いていいと言います。

しかし、喜美子は何を描こうか悩み続けます。

「大人は発想が固くなるからなぁ。自由と言われても不自由や」

そんな言葉を喜美子に伝えた富士川は、自らも絵を描き始めるのですがそれだけではありません。

絵具の桶に足をツッコミ、それで紙の上をベタベタと歩きます。

すると、これを見た子供たちは楽しくなったのでしょう。

洋服を汚しながらも紙に色を付けていきます。

KAMUI

親からすれば汚さないでーと言わんばかりの状況ですが、この現場で大事なのは子供たちの笑顔です。

そして富士川自身もとても楽しそう。不自由さの欠片もないでしょう。そんな富士川や子供たちの姿を見ていると、喜美子も八郎も、そして私も自然と笑顔になっていきます。

富士川(西川貴教)の影響により、八郎(松下洸平)がついに金賞を受賞

自由にやっていいということを体現してくれた富士川の影響により、八郎は新しい作品を作りだすと、見事に金賞を受賞!

すると、あらゆる人たちがその作品を自分のところに置きたいと揉めます。

結局、八郎は自分の作品と金賞のタテを川原工房に置くことを決めるのでした。

KAMUI

丸熊陶業はもちろんのこと、窯業研究所に美術商、誰もが八郎の作品を求めたわけですが、なんでこう子供のような喧嘩を…。結局、工房に置くというのはとても正しいです。

八郎の作品、武志の作品、そして川原家全員で作った常治(北村一輝)のための思い出の皿。ここにいつか喜美子の作品も並ぶと考えると、とても豪華な美術展じゃないかと思えてしまいます。

ついに作品を作り始める喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)の腕の中で泣く

富士川の影響を受けたのは、八郎だけではなく喜美子もでした。

ついに作品作りを始めるため、土をこね始めた喜美子。

しかし、途中からなんだか辛そうなのです。

それを察した八郎は喜美子に歩み寄り、泣きそうな顔をする彼女をそっと抱きしめました。

常治が亡くなってからというもの、川原家の長女として泣かないように頑張っていた喜美子。

陶芸と向き合うときには、常治のことがどうしても思い浮かびます。

KAMUI

百合子(福田麻由子)やマツ(富田靖子)、直子(桜庭ななみ)よりも先に泣くわけには行かないとぐっとこらえたんですよね。我慢は喜美子の代名詞かなぁなんて思えるほどで、それでも涙が堪えられなかったってことは限界だったのでしょう。そんな喜美子を優しく受け止めてくれた八郎、ええ夫です。

常治を亡くした悲しみを背負いながらも、喜美子は土をこねて皿を作り上げました。

KAMUI

この皿が誰かの心を動かすことができるのか楽しみです。

『スカーレット』第13週(第78話)まとめ

令和元年を締めくくった第13週、喜美子は新しい一歩を踏み出したとよくわかる瞬間です。

ここから陶芸家・川原喜美子の活躍が見られると思うと楽しみですね。

ジョージ富士川もまたぜひ出てきてほしいと思えました。

非常に楽しそうで、見ているだけで私も何かを作りたくなってしまいました。

2020年から始まる第14週も楽しみです。

※『スカーレット』次回第79話も続けて読みたい方はこちら

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