ドラマ『サムライカアサン』 第9話 たけしとこずえの卒業式に、こずえの母親が!

出典:サムライカアサン公式ページ

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たけし(大西風雅)とこずえ(井頭愛海)が卒業式を迎え、よい子(城島茂)は大号泣。

式の直後、こずえの前に、こずえと弟・ケンジ(石坂大志)を捨て家を出て行った母・花江(東風万智子)が現れます。

こずえは激しく拒絶しますが、ケンジは母親を選びます。

「人生って何やろう」こずえの感情はごちゃ混ぜになってしまいました。

何も出来ないながらも寄り添おうとするたけし。

よい子はそんなこずえとたけし、さらには花江とケンジまでも大きく包み込みます。

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ドラマ『サムライカアサン』 前回振り返り

街で見かけたかんたろう(リョウ)を連れ帰ってきたよい子(城島茂)。

その時、たけし(大西風雅)は漫才コンテストのネタづくりに大苦戦中。

「人生は自信と思い込みでなんとかなる」というよい子の言葉に励まされ、たけしはかんたろうにコンビ結成を願い出ます。

たけしとかんたろうの「青春ライスボール」の初舞台は緊張したかんたろうのせいで散々なものでした。

「ちゃんと漫才がしたかった」と怒るたけしでしたが、よい子から「おもんないことしなや」と言われ、たけしはかんたろうと漫才を続けることにしました。

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【ネタバレ】ドラマ『サムライカアサン』第8話あらすじ・感想


もう一つの卒業式

いよいよたけし(大西風雅)とこずえ(井頭愛海)の卒業式。

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もちろん、よい子(城島茂)は大号泣です。その頃、ケンジ(石坂大志)の前に謎の女性の姿が・・・。

式の後、よい子はこずえとたけしと一緒に家でお祝いしようと話していると、野球の試合に行ったはずのケンジが現れました。

「お母さんと来た!」

なんと、ケンジは、姉と自分を捨て家を出て行った母・花江(東風万智子)と一緒にいました。

「卒業おめでとう」

成長したこずえを嬉しそうに見つめる花江でしたが、こずえは目を逸らします。

「ウチに母親はいてません!」

こずえは、自分達姉弟が心の準備をする前に出て行ってしまった母親が許せないのでした。

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こずえはそれ以来、母親が出て行く前に出してくれた大好きなハンバーグが大嫌いになってしまいました。

お母さんと一緒にいたい

こずえはケンジを連れてその場を去ろうとします。
しかしケンジは姉の手を振り払い「お母さんと一緒にいたい」と言います。

「勝手にすれば!」

たけしは、走って行ったこずえを追いかけます。
こずえは、頭では納得していたつもりだったものの、いざ母親を目の前にして混乱してしまったようでした。

「ひどいこと言うてしもた・・・」

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ケンジは赤ちゃんだったので覚えていませんが、こずえには辛い記憶があるのです。仕方ないですよね。

花江は、8年も放っておいたのだから、恨まれて当然だと言いました。
しかしよい子はこずえは恨んでいるのではなく、8年ぶりの反抗期だと言います。

「受け止めましょう、我々親は」

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反抗するということは、甘えられる相手でもあるということです。

人生って何?

こずえは、「人生って何?」「幸せって何?」と、しんどい思いをしていました。

たけしは、そんなこずえに対して何を言っていいのかわからないでいましたが、たけしなりにこずえに寄り添おうとしています。

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たけしはよい子がカラスに頭を蹴られた話などをして一生懸命和まそうとしています。

そこへ、よい子がケーキを持ってたけしの部屋に入ってきました。
そして、人生とは起きた出来事だけではなく、辛い事が壁になった時にそれをどう乗り越えられるかが人生だと語りました。

「その壁に向き合う強さを、幸せと呼ぶんと違うかしら」

「おかん・・・」

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たけしは感激している?のかと思いきや・・・。

「お前いつから立ち聞きしてたんや!」

よい子は無茶な言い訳をしてボケまくり、たけしはそれにいちいちツッコみます。

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親子漫才が始まりました。

2人の掛け合いを見て、こずえは思わず笑いだします。
すごく辛いはずだったのに、笑えるのかと思ったら、なんだかどうでも良くなってきました。

ケンジからの電話

そこへケンジから電話がかかってきました。
ケンジはよい子に、お姉ちゃんよりお母さんが良かったわけではないと言います。

よい子は直接こずえに言いなさいと、こずえに代わります。

「姉ちゃんごめんな。僕、“お母さん”と呼んだことなかったから、呼んでみたかってん」

ケンジは、一番好きなのはお姉ちゃんだと言いました。

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ケンジの思い、泣けますね。

ケンジは、お母さんはこずえを怒らせてしまったから、帰った後はもう来ないと話していると言います。

「ほんま勝手や!いつになったら許せるんやろ・・・」

そう涙を浮かべるこずえに、よい子は「許したいなら壁にぶつからないとあかんな」と言います。

「お母さんに真正面からぶつかって、それから考えた方がええよ」

でも、こずえは壁を越えられるか少し不安でした。

「責任は取る!」

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ドーンと受け止めてくれるよい子。こずえはよい子に出会えてよかったですね。

こずえの気持ち

こずえは、帰ろうとする花江を呼び止め、自分の気持ちを話し始めました。

この8年間、母親のことや自分の人生を恨むこともあったけど、今の自分には大好きな人たちがいて、こんな私にも優しくしてくれて、好きでいてくれる。
それは、この人生だから出会えたのだと。

「だから、産んでくれてありがとう。お母さん!」

花江は、泣きながらこずえを抱きしめました。
ケンジは、そんな2人を一緒に抱きしめました。

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こずえは母親のことを8年ぶりに「お母さん」と呼ぶことができました。

花江は現在1人でスナックを営んでいるとのこと。店の名前は『スナック こずえ』。

「勝手に名前使わんとって欲しいわ!」

花江と別れたこずえは、笑顔になっていました。

幸せのハンバーグ

会いたい気持ちと会いたくない気持ちがごちゃ混ぜになったこずえは、ちゃんと壁を乗り越え辛い気持ちにケリをつけることが出来ました。

よい子は、そんなこずえとケンジを、混ぜご飯を作って待っていました。

「他に何食べたい?」

こずえは、8年ぶりにハンバーグが食べたいとリクエストしました。

「本当は大好きやってん!」

ドラマ『サムライカアサン』 第9話 感想&まとめ

たけしの卒業式だということで、よい子は号泣必至だろうと思っていましたが、見ているこちらも号泣でした。

8年振りに自分を捨てた母親を目の前にして、素直になれなかったこずえ。
だけど、よい子とたけしが優しく包み込んでくれたおかげで、こずえは壁を乗り越えることが出来ました。
「産んでくれてありがとう」と言えるなんてすごいですね!

さて、次回はいよいよ最終回。たけしが家を出ていきます。涙なしでは見られなそうです!

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