三蔵たちと離れ、果物を探していた孫悟空は、空腹で行倒れているている1人の妖怪と遭遇。かつてその男は、三蔵、悟浄、八戒と対峙したことのあり、ついたあだ名は…
そして『最遊記RELOAD』で毎週おまけコーナーとして放送されていた「うら最」が復活!
今回は、原作ストーリーとはかけ離れつつ、原作にあった小ネタのアニメーション化!
今回出番がないと思っていたあのキャラも登場し、ファンは楽しくて仕方がない回となりました。
目次
アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』第4話のあらすじと振り返り
道士・蒼真の聖なる力によって守られ、妖怪の侵入を許さない村へとたどり着いた三蔵一行。
しかしそれはフェイク。蒼真は妖怪に物資を提供し、村の人々の安寧を保証する代わり、旅人を贄として差し出し続けていました。
次なる贄となった三蔵は、悟空・悟浄・八戒と別れ、妖怪達が巣食う地下へと落とされてしまいます。
一度は眠らされ、牢に閉じ込められた悟空たちが自力で脱出し、三蔵を探そうとするも蒼真の兵に囲まれます。
これを潜り抜けると、蒼真の嘘を知りながら、村の安寧を選んだ村人たちに囲まれてしまうのでした。
自分たちの平和のため、旅人を差し出し、蒼真を人柱にする村人。妖怪達の猛攻を潜り抜け、悟空たちの元へと戻って来た三蔵は、死を選んだ過去を思い出しながら、自分らしく生き抜くため、彼らと共に村を去っていくのでした。
その頃、烏哭三蔵との再会を喜ぶヘイゼルは、彼の口から「斉天大聖」というとんでもない妖怪の存在を聞かされます。金目の妖怪と聞いたヘイゼルは、確かめることがあると言い、ガトと共にまた行動を起こし始めるのでした。
【ネタバレあり】アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』第5話あらすじと感想
雀呂と孫悟空
果物を求め、森の中を彷徨っていた孫悟空。そんなとき、行倒れている妖怪の青年を発見します。水を寄越せと襲ってきますが、まるで力はありません。悟空が果物を分け与えると、彼が人探しをしていることを聞かされます。
自分達を次々と死に至らしめる極悪非道の連中を探しているという彼の名前は雀呂。一度闘いを挑み、一網打尽にしようとしたところ、あと一歩のところで逃げられてしまい、仕留めるために探していると彼は話します。
KAMUI
劇団ひとりと呼ばれた妖怪の末路(笑)
森をな縄張りにしている妖怪に目を付けられた悟空と雀呂。果物を分けてもらった恩を返すため、雀呂は彼らの前に立ちふさがります。自分の目を直視させた雀呂は妖怪達を幻術の世界へ。すると、雀呂の目を一緒に見ていた悟空もこの世界へと入り込んでしまい大騒ぎ。
武器がドロドロにとけたと雀呂が言えば、妖怪達の武器が溶け、火が燃え移るぞと言えば、妖怪達は炎に包まれ、叫びながら転げまわるのですが、悟空も同じ被害に…。
KAMUI
悟空の手に武器が戻ると、彼らは妖怪めがけて一直線。自分たちの前には楼壁のバリアがあると暗示をかける妖怪達でしたが、そんなものはぶっ壊すと一振り。そして雀呂が断崖絶壁に堕ちるよう暗示をかけ、この状況を潜り抜けるのでした。
悟空を探しにきた三蔵たちは、雀呂は三蔵一行に寝返ったと嘘をつき、彼を妖怪の裏切り者に仕立て上げてしまします。雀呂も「劇団ひとり」と呼ぶ悟空は、くだらないと大爆笑するのでした。
KAMUI
復活!うら最
KAMUI
映画館へとやって来た三蔵一行。ブザーが鳴るとスクリーンには「八戒のマナー講座」が映し出されます。
KAMUI
悟浄が携帯で喋り、悟空がポッポコーンを食べながら、立ち上がって騒ぎだすと、背後から三蔵が容赦なくハリセンを浴びせます。また、悟浄が映像を録画しようとすれば、真正面から三蔵が銃をぶっぱなし、三蔵が煙草を吸おうとすれば、今度は悟空と悟浄が背後からバケツ一杯の水をかけ、劇場でのマナーを教えてくれます。
KAMUI
劇場版最遊記RELOAD-ZEROIN-六芒星館殺人事件
劇場でのマナー講座が終り、いよいよ映画がスタート?
全桃源郷が泣いた
それは運命か、それとも呪いか
桃源郷映画最多10部門受賞
これらの文字が出てくるその映画のタイトルは
『最遊記RELOAD ZEROIN 六芒星館殺人事件』
KAMUI
荒磯高校野鳥の会の会長八戒と、彼に騙されて部員となった三蔵・悟空・悟浄の3人は、雨宿りのために六芒星館へと足を運びました。
KAMUI
館の執事・待覚に連れられ、屋敷の次期領主であるヘイゼル=グロースに挨拶を済ませると、この館の主は代々呪われるという話を聞かされます。
すると、メイドの八百鼡は、領主であるゴーダイ=グロースが死亡したことを報告。毒により死亡したと、専属医師の你健一から聞かされる三蔵一行。そして領主夫人・マダム玉面公主より、この館には呪いの経文があることを聞かされます。
そして、何者かによってつり橋は落とされ陸の孤島と化した館に閉じ込められた一行。
次々と殺人事件が起こり、使用人の紅孩児とヘイゼルが血を分けた兄弟であることが判明、暖炉の奥に階段が見つかったと思えば、真相に迫った悟浄が殺され、次々と死者が…。
「めんどくせぇ…ホシは貴様に決まってるだろうが」
そして死んだ悟浄達がゾンビとなり三蔵たちに襲い掛かり、命がけのサバイバルゲームが始まり、というとんでもない劇場予告が始まるのでした。
KAMUI
アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』の次回に期待するもの
原作8巻のお前シナリオから来週の予告まで話を繋ぐとんでもシナリオを放送してくれました。30分通して面白すぎます。
雀呂の話に至っては、アニメシリーズだけ見ている人にはどういうこと?となること請け合いです。原作を読んでいるから余裕でついていけますが、アニメだけ見ている人からすれば置いてけぼりになってしまうところもあるかもしれません。
ワンピースのようにずっと全編を放送し続けて今に至っているわけではないので難しいかもしれません。過去は数話だけ原作の内容で、他は全部オリジナルという時もありましたからなお難しい。
だからこそ声を大にして言いたいのは、原作を是非読んでほしいのです。つなげてすべて見れば作品の面白さや深さがよりわかります。そこに声や曲、色が吹きこまれてこのアニメーションがあると思うと、新しい面白味を感じることが出来ます。
さて、今回はしっかりコメディー回になったのですが、これはウエハースのようなもの。一度ここで軽い感じを作って、次回からはどっしり重たい内容が続きます!その模様もじっくり見届けていきます。