妖怪の子供を見つけるなり、その子の魂を回収しようとするヘイゼルの行いを阻止するも、流行り病で死にかけている子供を見て、魂があればと一瞬願ってしまい、悟空は自分に苛立ちます。
人のために西からやって来たと言っていたヘイゼルが、妖怪を殲滅させるために来たのだと本音を口にし、ついに悟空・悟浄・八戒と対立。
その陰で、天竺でこの光景を見ていた你健一に動きが…！
目次
アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』第2話のあらすじと振り返り
死んだ人間に死んだ妖怪の魂を移し替えて生き返らせるヘイゼル＝グロース。彼の手で生き返った人たちが悟空・悟浄・八戒達を襲います。三蔵がそんな彼らに銃を向けると、町の人々は彼らに冷たい視線を向けます。害虫扱いされた三蔵一行は、悔いる気持ちを噛みしめながら町去ります。
次の村では、ヘイゼル司教様一行として妖怪達にさらわれた娘達を取り戻してほしいと言われて動き出す一行。妖怪達が人質を盾にしようとすると、ヘイゼルは人質事殺し、あとから妖怪の魂を人間に入れようとします。
これを受け入れられない一行はガトを止め、自分たちのやり方で妖怪達だけを殲滅させるのでした。
三蔵が妖怪3人と一緒に旅をすることが理解できないヘイゼル。外のことを知らなさすぎるとヘイゼルに言われる三蔵だが、そんな自分でも命は一つ二つと数えるものじゃないんだと彼に言い放つのでした。
【ネタバレあり】アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』第3話あらすじと感想
目の前に現れるは幼い妖怪。ヘイゼルの意向を無視し、八戒は車を走らせる
妖怪を対峙したことを報告するため、八戒、悟空、ヘイゼルの3人がジープで町へと戻ると、大いに感謝されお土産を渡されます。早々に三蔵たちの元へと引き返えします。
その途中、両手いっぱいにリンゴを抱えた妖怪の少年に遭遇。夜道は危ないから気を付けてと言って八戒はジープを出しますが、ヘイゼルは引き返して妖怪の子供を殺そうと考えます。
八戒はその意向を無視して車を止めず廃止り続けます。そして、子供を殺そうというならまず自分たちを相手にすることになると言われ、ヘイゼルは自分がガトから引き離されたわけを理解するのでした。
KAMUI
ガトの肉体に悟空の目がキラキラ！
一行が合流し、宿で賭け事をして盛り上がる夜、悟空は水浴びをするガトを追いかけて外へと出かけていきます。闘いの度に腕がくっついたり離れたりするガトの身体に興味を持った悟空。そして、筋肉隆々のガトの身体を見た悟空のテンションはダダ上がり。どんな風にしたらこんな体になるのかと目を輝かせるのでした。
既に死人であるガトは食事をとりません。お腹を空かせることもないので、何を食べたらそんな体になるのかという自分の質問に意味をなさないことを気づいた悟空。そして彼は、お腹がすき続けることも寂しいが、好かないのも寂しいなと、ガトに笑顔で言うのでした。
KAMUI
流行り病で死にかける子供を見た悟空は、魂があればと…
流行り病で1人の子供の病状が悪化。薬を取りに行く途中だったという母親は、脈がなくなりつつある子供を抱え、その子を失いたくないために「誰か！誰か！」と声を上げます。誰が見ても子供はもう助からない。そんな時、悟空はヘイゼルの方を見ます。
ヘイゼルの力をもってすれば蘇生をさせることは可能。しかし残念ながら、彼のペンダントの中に魂のストックはありませんでした。だからこそ妖怪の子供の魂を回収しようとしたと説明すると八戒は激怒。人の魂をなんだと言いたいところですが、ヘイゼルからは「したら、どなたか身代わりにならはりますか？」と言われ、誰も何も言い返すことはできませんでした。
なんでもいいから今妖怪が襲って来ないだろうか、そうすれば子供が助かるのではととっさに考えた悟空。冷静になればそんな考えはありえない。そんな自分に腹が立った悟空は、1人中庭で体を動かします。そんな悟空にガトは鍛錬に付き合おうと、悟空と共に体を動かし始めます。
宿の中では1人煙草をふかす三蔵。そんな彼の元にはヘイゼルがやってきます。「うちと手ぇ組んでくれはりますか？」と交渉を持ち掛けられると、三蔵は秒でこれを拒否。執拗にまで自分に目を付けるのはどうしてかと聞くとヘイゼルは自身の過去を話し始めるのでした。
ヘイゼルの育ての親は、妖怪（モンスター）の手で亡き者に。それも自分を庇って……。妖怪を憎むヘイゼルは、自分と三蔵の力を合わせれば妖怪を殲滅できるだろうと言いますが、三蔵からすれば興味のないこと。
あなたは人間じゃないかと言われれるも、「それに何の価値がある」と、三蔵は言葉を吐き捨てて去っていくのでした。
KAMUI
妖怪を一掃し、人間だけの世界を作ろうとするヘイゼルに異議を唱える
三蔵のことは「三蔵はん」と呼び、悟空、悟浄、八戒のことは名前で呼ぶことをしないヘイゼル。これに気づいた悟浄と八戒は、ヘイゼルは自分達を妖怪だと気づいていると察します。
そして翌日、食事中に昨晩道で出会った妖怪の子供が飛び込んできました。食べるものに困っている子供は、盗み食いして逃げこんできたところ、悟浄達が見ていないと言って匿います。
子供が部屋から去っていくと、食事を終えたヘイゼルが追いかけようとします。まだ妖怪の子供を殺そうとしていることに納得できない3人はヘイゼルと対峙。人間を救うためと言っていたものの、妖怪を殲滅させて人間だけの世界を作ればいいというヘイゼルの考えに納得できない八戒達は、だったら自分たちを殺して魂3つ回収してみろというのでした。
その頃西域天竺では、この様子を見ていた你健一は、「出遅れたな」と言いながら自身が持つうさぎのぬいぐるみの首を引き裂きます。なかからは天地開元経文が一つ転がり落ちてくるのでした。
KAMUI
ヘイゼルと悟空、どちらが先に…
ついに対峙するヘイゼル・ガトと悟空・悟浄・八戒。この戦いを傍観する三蔵だったが、妖怪の子供が自分のことで求めていると気づくなり、ヘイゼルに説明をしてやれと言います。
病気の子供を救うため、君の魂をもらいたいとヘイゼルが説明すると、妖怪の子供は「いいよ」と言います。両親もおらず、食べるものにずっと困っている妖怪の子供は、生きていても良いことがないしといってヘイゼルの申し出を受け入れます。しかし、震える理由を三蔵に聞かれ、死ぬことが怖いと泣き叫ぶと、ヘイゼルはその妖怪の子を殺すことをためらい、手を引くのでした。
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妖怪が人間を襲うのは、牛魔王蘇生の影響で出ているマイナスの波動によるものだと豪語する三蔵一行。そこで悟空は、ヘイゼル達が妖怪を殲滅させるのが先か、自分達が蘇生実験を阻止して波動を食い止めるのが先か勝負をしようと提案します。悟空の真っ直ぐな目の申し出にヘイゼルはニッコリ。これを受け入れ、ヘイゼルとガトは三蔵一行の元から姿を消すのでした。
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三蔵一行と離れ、森の中を進むヘイゼルとガト。そんな彼らの前に現れたのは、黒い法衣を来た男でした。
KAMUI
アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』の次回に期待するもの
悟空たちとヘイゼルが別れたところでEDになったわけですが、そこで終わらずに最後にちょろっとだけおまけのように出てきた你健一ならぬ烏哭三蔵！ここまでしっかり1話の中に入れてくれるとは…よくわかってますねぇ！という気持ちになりました。これが次の週のアバン部分に来るのとでは違うものですから！
ここでいったん、三蔵一行とヘイゼルコンビは一緒に行動することはなくなるわけですが、ほんの少しの間って感じなんですよね。この後の展開がまだまだ！と、続きのことも話したいのですが、それはまた次回に致します。