アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』第12話あらすじ/ネタバレ感想!衝撃の真実。烏哭三蔵の口から語られ、青い目の天使が目覚める

© 峰倉かずや・一迅社/最遊記RE PROJECT

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烏哭三蔵法師と衝突する三蔵一行。しかし、無天経文を持つ烏哭の前には歯が立ちません。無天経文ですべて消してしまえば解決だろうが、彼からすればこの場にいる誰もが研究材料としてとっておきの逸材なのです。

悟浄、悟空、八戒はもちろん、幾度も蘇生され生きるガト。そしてヘイゼルにも秘密が…

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アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』第11話のあらすじと振り返り

ついに玄奘三蔵の前に烏哭三蔵が現れます。本気で挑む玄奘三蔵に対し、烏哭三蔵は軽くあしらっていくため苦戦を強いられます。しかし、四肢を折られても立ち上がる玄奘三蔵。すると烏哭三蔵は彼の出生から光明の死の真実を口にして玄奘を揺さぶり、ついには無天経文で彼の存在を無へと返そうとします。

自分が最初から存在しなければ、ヘイゼルとガトが一緒にいるという事実もなくなる。玄奘三蔵が今まで積み上げてきた歴史、他者から自分の存在が消えること、そして自分自身がなにもなくなることに恐怖を覚え始めます。

間一髪のところで、悟空が玄奘三蔵の手を取り、無天経文の力の外へと追い出されたのですが、木に勢いよくぶつけられたことで首を骨折。八戒が投げろと言ったのが悪い、悟浄がキャッチしなかったのが悪いと、悟空は大騒ぎし、玄奘三蔵に怒鳴られます。

かっこ悪いところ見られたくなかったのにねぇと嘲笑う烏哭でしたが、一緒に旅してるんだから見るし見せることだってあると、悟空は真っ直ぐな瞳で返します。何も疑わない4人の目を見た烏哭三蔵は、またも光明との賭けを思い出すのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』第12話あらすじと感想

いきなり全力の一行!しかし烏哭三蔵は余裕のメタ発言。

ボロ雑巾と揶揄されるレベルに負傷した三蔵の代わりに、悟空と悟浄が烏哭三蔵に立ち向かいます。

KAMUI

悟空…自分を半殺しにした相手に対してニコニコなんですけど。ぶっ飛ばす気満々。いいですねぇ。

「お前の目的は何だ」というような、敵とのトークを広げないのかと烏哭は言いますが、どうせロクな理由じゃないだろうと言って、悟浄は錫杖を振います。

悟空と悟浄、2人がかりで攻撃を繰り出すも、無天経文の前では無意味。せっかく錫杖のチェーンで拘束しても、それは錆びて切れてしまいます。

「僧侶じゃなくてマジシャンだろ」と、悟浄がヘイトを吐き出すと、その手があったなぁと言って烏哭は手をポンと鳴らすのでした。

KAMUI

前回に引き続き、烏哭が強すぎる件…。というか、無天経文が強すぎるんですよね。マジシャンルートだったら世界は平和だったろうに…と思ってしまいそうです。

烏哭が知る、ヘイゼルの知らないヘイゼル

攻撃はかわすものの、玄奘三蔵のように悟空や悟浄を消すことなどしない烏哭三蔵。研究者である烏哭にとって、この状況は標本展示会にいるようなもの。出来ることならみんな研究室にお持ち帰りしたいとまで言い出します。

妖怪と人間の混血、禁忌と呼ばれる遺伝子を持つ・沙悟浄

人間から妖怪へと体組織そのものを変貌させた者・猪八戒

人間でもなく妖怪でもない、エネルギー体として独立した魂を持つ伝説の精霊・孫悟空

他者の魂を受け蘇生した死人・ガティー・ネネホーク(ガト)

モンスターの魂を共存させることで特殊な蘇生能力を操る呪術師・ヘイゼル=グロース

烏哭の最期の言葉を聞き、ヘイゼル自身が戸惑い始めます。

KAMUI

今なんて言いったよ…って思うの当然ですよね。あれだけモンスターを憎み、妖怪なんてみんないなくなればいいのにって言ってた人の中にモンスターが宿ってるというのですから。

堕天使「ヴラハル」

フィルバート司教が殺されたあと、烏哭は個人的に調査を続けていた結果、司教は凶悪なモンスターに殺され、それがヘイゼルと融合していることを知ります。しかし、当の本人はそのことを知らず、司教が殺された夜のことを思い出して混乱し始めます。

間もなくしてヘイゼルは正気を取り戻したかのように見えたのですが、言葉遣いが変わってしまいます。

「ヘイゼルちゃうわボケ、ワシの名は『ヴラハル』や、よう憶えとき兄ちゃん達」

ヘイゼルの中に巣食うモンスター・ヴラハルが顔を出すのでした。

KAMUI

モンスターも関西弁なんですね。

人間は精神の自己防衛のため、辛い記憶は遮蔽するようにできていることから、ヘイゼルはヴラハルの存在、司教が殺された日の夜の記憶を失っていたのです。時折、人の身体で汚い言葉を言うなとヘイゼルの人格が顔を出します。呑み込まれるなとガトが声をかけますが、ヴラハルはそれを押しのけ、悟空たちへの攻撃を始めるのでした。

自身の手を止めようと抗うヘイゼルですが、人間のためと聖人ぶって魂を入れていたのは誰の力のおかげかと言われてしまいます。

ヴラハルと話しているうちに、ヘイゼルは過去の記憶を取り戻し始めます。

人間を食べるモンスター・ヴラハルに手も足も出ない幼きヘイゼルは、フィルバート司教ならばなんとかしてくれると思って彼の元に向かうも、大事な司教は目の前で殺されてしまった過去。自分も司教の力になると言ったのに、逃げるよう言われたり、安全なところに押し込められて何もできなかった末、フィルバート司教と刺し違えて死んだと思われたヴラハルが自分の身体に入り込んだことを…。

フィルバート司教が死んだのはモンスターのせいではなく、ヘイゼル自身のせいだと言われたことで彼の精神は崩壊。ヘイゼルの背中には大きな悪魔の羽が生えだします。

「ほらね、やっぱり天使ちゃんだ」と笑う烏哭。

KAMUI

西では悪魔を“堕天使”と呼ぶからだと烏哭は言いました。青い目の天使…個々に繋がるのかよっていうとんでもない話ですよ!

玄奘三蔵が嘲笑する先は…

羽の威力は木々を切り倒すほどに強力。空を飛ぶ力はまだなくとも「自由や」とヴラハルは高笑いし始めます。ヴラハルを止めたくても、体はヘイゼルであることからガトは手も足も出ず、闘うべき相手は烏哭なのにと悟空も戸惑います。

そんな中、「黙って聞いてりゃつくづく醜い野郎だな」と、玄奘三蔵が笑いだします。彼が笑ったのはヴラハルではなく、押し込められたヘイゼル=グロースに充てられたものでした。

「命を扱う重さは理解していると言ったな。笑わせやがる。そんな下衆妖怪に多少痛いところを突かれたぐらいで臆するような、てめェの『覚悟』はその程度か。」

「その程度かって聞いてんだよ。答えてみろ!ヘイゼル=グロース」

ヘイゼルを挑発し、奮い立たせようとする三蔵の言葉を聞き、ヴラハルが苛立ち更なる攻撃を繰り出すのでした。

KAMUI

三蔵様こういうところう上手いんですよねぇ。ホント

アニメ『最遊記RELOAD―ZEROIN―』の次回に期待するもの

ここまで来たらもう佳境も佳境ですよ!ヘイゼル編のこのラストスパートでまさか妖怪がヘイゼルの中に入っていましたという展開。確か、『最遊記RELOAD GUNROCK』のラストもヘイゼル二重人格設定で終わっていた気はするのですが、そとはちょっと違うラストですね。

先に言っておくと、物語がこれで完結したわけではありません。これは2019年にTVアニメ化された『最遊記RELOAD BLAST』に続く物語。烏哭と三蔵一行がどんなラストを迎えるのか、最後まで是非ご一緒してください。

あと、テレビ放送だと出版社である一迅社の原作CMが最高に素敵なのでご紹介したいです。

【最遊記25周年記念】最遊記RELOAD/原作PV【最遊記FESTA2022/開催決定記念】 – YouTube


『最遊記RELOAD-ZEROIN-』の放送が始まって、毎週違うCMが流れるのでもうワクワクもので、原作を知る者達が大絶賛する出来です。
音も映像の感じも最高なので是非見てほしいです!
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