3年D組の生徒たちは、鵜久森叶(芦田愛菜)の机に花を飾り、鵜久森の存在を忘れないようにしていました。
卒業式の日(令和6年3月10日)。吹き抜け廊下に向かった九条里奈(松岡茉優)は、自分の背中を押そうとする生徒の腕を掴み‥。
九条を突き落とそうとした生徒は、誰だったのでしょう。その生徒が、九条を突き落とした理由は?
最終話は、自分の運命を変えるため、生徒と真剣に向き合う九条の姿に注目です!
目次
ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』前回第9話のあらすじと振り返り
浜岡(青木柚)が鳳来高等学校に忍び込んだのは、西野美月(茅島みずき)に頼まれたからでした。
自分の立場を取り戻すため、浜岡の誘い乗った西野。
鵜久森叶(芦田愛菜)の弱みを握った西野は、立入禁止の新校舎に鵜久森を呼び出し‥。
九条は、教室に戻って来た西野、野辺桐子(田牧そら)、金澤優芽(田鍋梨々花)の3人に、「あの選択で、全てを終わらせようとしてはいけない。今後、あなた達が何を背負うことになっても」と言うのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』第10話(最終話)あらすじと感想
1周目とは違う人生を歩む九条里奈(松岡茉優)
3年D組の生徒たちは、鵜久森叶(芦田愛菜)の机に花を飾り、鵜久森の存在を忘れないようにしていました。
野辺桐子(田牧そら)と金澤優芽(田鍋梨々花)が復学し(10月18日)、保護観察処分になった西野美月(茅島みずき)も学校に戻って来て(11月20日)‥。
東風谷葵(當真あみ)は、大学に受かったことを鵜久森に報告しています(2月21日)。
卒業式まで残り2日(3月8日)。九条里奈(松岡茉優)は、鵜久森と同じような感覚を感じながら、その日を意識しすぎないようにしていました。
卒業式前日(3月9日)。教頭・我修院学(荒川良々)は、締めの漢字「刻」を発表します。
その後、九条、勝見夏穂(サーヤ)、早乙女智美(森田望智)の3人は、早乙女の居酒屋で5周年を祝っていました。
次の日、九条は、夫・蓮(松下洸平)が作った朝食のおにぎりを食べた後、「好きだよ」と蓮に言いました。
ミルトモ 編集部
九条里奈(松岡茉優)を突き落としたあの人
卒業式の日(令和6年3月10日)。吹き抜け廊下に向かった九条は、自分の背中を押そうとする生徒の腕を掴みました。
1周目の時、九条は、自分を突き落とした生徒が誰だか分かりませんでした。
何故なら、生徒の顔が見えなかったからです。
明確な殺意がなく、突き落とされたのではないかと考えた九条は、「自らの命も絶とうとしていませんか?」と星崎透(奥平大兼)に聞きました。
九条が吹き抜け廊下にやって来たのは、今日会わないと運命を変えられないと思ったからです。
吹き抜け廊下の下には、1周目にはなかった花壇があります。
九条は、「私を殺すのを止めて下さい。自分を殺すのも止めて下さい」と星崎に言いました。
ミルトモ 編集部
変わらないと諦めるあなたへ
小学生の時に、自分がおかしいと気づいた星崎。
それ以来、星崎は自分を殺し、空気を読んで生きてきました。
それに慣れると、周りが白黒の景色のように見えてきて‥。
しかし、今年の1年はいつもと違っていました。
浜岡(青木柚)に西野の話をしたのも、東風谷に浜岡の画像を見せたのも、変えたいという九条の力になり、誰かのために生きたかったからです。
しかし、星崎自身は変わることが出来ず‥。
九条は、変わらないと諦めている星崎に、「先ずは、自分だけが、自分の想いを信じてあげる。そうすればきっと、変えようと動けるはず」と言いました。
しかし星崎には、九条の言葉は届かなかったようで‥。
ミルトモ 編集部
九条里奈(松岡茉優)が生かされた理由
吹き抜け廊下から落ちそうになる星崎を、蓮が引き上げました。
3年D組の生徒たちもやって来て、飛び降りようとした星崎を叱ります。
九条は、吹き抜け廊下から落ちませんでしたが、浜岡に刺されてしまい‥。
薄れていく景色と生徒たちの大きな声を聞きながら、目を閉じる九条。
九条は、自分にとっての最高の教師は、生徒の方だったことに気づきます。
目を開けた九条の前には、九条が必死に変えてきた人生の全て(蓮と3年D組の生徒たち)が居ました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』第10話(最終話)まとめ
世界を変えるためには、先ず、自分自身が変わらなければならないと気づいた九条。
生徒と真剣に向き合う九条に、刺激を受けた生徒たちは、少しずつ変わっていきます。
3年D組には色々な生徒が居ましたが、その中でも、星崎を理解するのは難しかったです。
星崎をこのままにしていいのか‥。少し心配になりました。
蓮が離婚を切り出した理由も、離婚を止めた理由も、あまりよく分かりませんでしたが、蓮が居たおかげで星崎を救うことが出来ました。
自分を変えるために、2周目を精一杯生きていた鵜久森と九条。
“1年後、私は生徒に■された”は、“1年後、私は生徒に託された”であることも分かり‥。
生徒たちの悩みや生き様を通して、真剣に向き合うことの大切さを教えられました!