『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』声優・あらすじ・ネタバレ感想! 舞踏会の最中に、突然婚約者から理不尽な婚約破棄を告げられた侯爵令嬢スカーレット。幼少期からの嫌がらせに耐え続けていたが、ついに我慢の限界に!麗しきスカーレットは“拳”を握り舞い踊る!

©鳳ナナ・アルファポリス/最ひと製作委員会

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幼い頃より決められた婚約者である第二王子カイルから、スカーレットは幼少時より様々な嫌がらせを受けていた。けれども一度もやり返すことも無く、ただただ静かに過ごしていたスカーレット。しかしある日、舞踏会の最中に突然カイルより婚約破棄を一方的に告げられ、さらには新しい婚約者がいると告げられ、ありもしない罪まで着せられてしまう。そしてついに我慢の限界に達したスカーレットはゆっくりと口を開く。
「私の最後のお願いです。このクソアマをブッ飛ばしてもよろしいですか?」と…

ポイント
・よくある悪役令嬢断罪の話かと思いきや、初めからいい意味で裏切られます。
・見目麗しいスカーレットの容姿でゴリゴリの武闘派なのがかっこいいし爽快感が凄い。
・我が道をゆくスカーレットに負けず劣らずマイペースなジュリアスとのやりとりが面白い。
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『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』声優・キャラクター紹介

©鳳ナナ・アルファポリス/最ひと製作委員会

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スカーレット・エル・ヴァンディミオン/声優:瀬戸麻沙美

・ヴァンディミオン家の侯爵令嬢。時の神クロノワの加護をもつ。
・血の気が多く、粛清対象を「お肉」と称し嬉しそうにブッ飛ばす。
・狂犬姫、鮮血姫、撲殺姫、銀髪の悪魔などなど数多くの二つ名あり。

ジュリアス・フォン・パリスタン/声優:加藤渉

・パリスタン王国の第一王子。
・優秀な王位継承者で、眉目秀麗な容姿をもち女性からも絶大な人気を誇る。
・一見完璧な王子様だが、スカーレットをからかって遊ぶのが好きな腹黒い性格。

レオナルド・エル・ヴァンディミオン/声優:石毛翔弥

・ヴァンディミオン家の長子で、スカーレットの兄。
・王宮秘密調査室室長。スカーレットの無茶に常に胃薬が手放せない苦労人。
・狩猟の女神ヒステリアの加護をもち、千里眼を使える。

ナナカ/声優:富田美憂

・獣人族と呼ばれる種族の少年。
・メイドに扮しヴァンディミオン侯爵家に潜入していた。
・「ゴドウィンを倒す」という共通の目的の為にスカーレットに付き従うようになる。

テレネッツァ・ホプキンス/声優:加隅亜衣

・スカーレットの婚約者であったカイルの新しい婚約者。
・庇護欲をそそる可愛らしい雰囲気を持つ男爵令嬢。
・魅了の力をもち、世界を支配しようと画策する。

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『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』あらすじ・感想


婚約破棄されたスカーレット

©鳳ナナ・アルファポリス/最ひと製作委員会

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見目麗しい侯爵令嬢であるスカーレットは、舞踏会の最中に婚約者である第二王子カイルから婚約破棄を告げられる。新たな婚約者も登場した上、ありもしない濡れ衣を着せられ“悪役令嬢”と罵られるスカーレット。

しかし、彼女はただ断罪されるだけの悪役令嬢ではなかった。
静かにカイルと隣に立つ新たな婚約者テレネッツァを見つめたスカーレットは、「私の最後のお願いです。
このクソアマをブッ飛ばしてもよろしいでしょうか?」と告げる。

次の瞬間にはスカーレットの握った拳は思いっきりテレネッツァの頬へと吸い込まれ、体ごとぶっ飛んで行ったのだった。会場内が騒然とするなか、スカーレットは舞い踊るように周囲に群がる悪徳貴族たちを瞬く間に拳一つで沈めていった。

全てが終わった後、その場に立っていたのはスカーレットと高みの見物をしていた第一王子ジュリアス、そして妹の所業に胃を痛めたスカーレットの兄レオナルドだけだった。

Mai

話の始まりは王子に断罪されるシーンから。そこまではありがちな展開でしたが、その後が全く予想外の展開となり掴みは最高でした。まさか、断罪される側の美しき令嬢が拳で語りだすとは思わなかったのですが、ひたすらに悪を拳で断罪していく姿は爽快感があり、見ていてとても気持ちいいシーンです。見た目が可愛い女の子であっても悪と断じれば一切の躊躇がないスカーレットの姿に、憧れを抱くこと間違いなしです。そんな妹の無茶を見てしまう兄レオナルドが多少可哀そうではありますが。

完璧な第一王子ジュリアス

©鳳ナナ・アルファポリス/最ひと製作委員会

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国の正当な後継者であり、国民にも支持されているジュリアス。立ち振る舞いもそつがなく、容姿も整っている一見完璧なジュリアスだが、唯一スカーレットに対しては常にからかいの姿勢を崩さない。

スカーレットが戦う姿をとても楽しそうに見つめており、ときには共闘することもあるジュリアスの実力は十分で、潜入捜査にも率先して参加する。

しかし、スカーレットに対する想いは本物で、常にスカーレットが自由に戦うことをサポートする一面も。ただ、スカーレットにはクソ王子と呼ばれるほど常日頃から飄々とからかい続けており、真剣さはあまり表にだしていない。

挙句の果てにはスカーレットから想いの言葉を引き出すために、自ら魅了の魔法にかかるなどスカーレット以上に無茶をやらかす場面も。

Mai

見た目も能力も完璧な王子がスカーレットに対してだけはからかいの姿勢を貫いてくる。一見すると一途なのかもしれませんが、スカーレット側からすればただただクソ王子となるだけなんですよね。しかし、その後スカーレットの心境に変化が起こることで、ようやくジュリアスも報われるのか?と思っていましたが、最終話付近でのジュリアスのやり口には私自身もあきれてしまうほどでした。ある意味スカーレットを信じていたからとも見えますが、勝算がなければ魅了に自らかかるという無謀な策はとらないでしょ、とも思えます。
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苦労性の兄と従者ナナカ

スカーレットの兄レオナルドは第一王子ジュリアスと行動を共にすることが多く、王宮秘密調査室の室長という優秀な肩書をもつ。しかしその懐には常に胃薬が常備されている。

幼い頃からスカーレットの心配をし続けており、純粋に妹が無茶をしないことを祈っているがスカーレットは常に「殴り甲斐のあるお肉」を求めており、その想いはあまり届いていない。

スカーレットの従者として働くナナカは、元はヴァンディミオン侯爵家に潜入していた獣人族だったが、スカーレットに正体を見破られた後共通の敵を倒す為に手を組み、そのままスカーレットに付き従うようになる。

最初こそスカーレットの強さに引いていたナナカだったが、共に過ごすうちにスカーレットの性格をきちんと把握し始め時には意見するまでになる。

獣人族として小さな獣の姿にもなることが出来、潜入時に変身することもある。スカーレットの膝の上がお気に入り。

Mai

レオナルドに関してはただただ不憫だなという感想が付いて回ります。おそらく純粋に妹に無茶をして怪我をしてほしくないが為に色々と嘆いているのだと思いますが、肝心のスカーレットには全く響いていないところがひたすらに不憫で面白くもあります。ただ、スカーレットもそんな兄への甘えの部分もありそうなので、決して一方通行に見えないところもいい表現がされていると感じます。

Mai

一方のナナカはまだまだ幼い少年で、獣の姿はとっても可愛らしい子です。しかしスカーレットと一緒にいることで徐々に精神が育っていき、物事に動じなくなっていく姿に頼もしさを覚えてきます。獣姿でスカーレットの膝でリラックスしている姿はひたすらに癒されます。

真の悪役テレネッツァ

第二王子カイルの新しい婚約者として初登場したテレネッツァ。その後スカーレットによって一発殴られブッ飛ばされますが、その後もスカーレットの行く先々で現れる。

悪の宰相ゴドウィンはテレネッツァが異世界から転生してきた人間だと告げるが、その時のスカーレットはその言葉の意味が全く理解できていなかった。

その後も聖女であるディアナの聖地巡礼の旅の途中に襲撃を受け、対立するパルミア教の仕業だと知る。そして、一行を待ち受けていたのかパリスタン王国の“真の聖女”を名乗る宿敵テレネッツァだった。

世界の均衡を保つ大聖石の破壊を企むテレネッツァを止める為、スカーレットは最後の戦いに挑んでいく。
神の依り代としての肉体に別の世界型の精神を憑依させた存在のテレネッツァは、スカーレットこそがこの世界の悪役令嬢なのだと豪語し存在を消そうと攻撃をしかける。

知らぬ間にテレネッツァの魅了にかかっていたジュリアスを操り、スカーレットと戦わせようとする。が、容赦なくジュリアスを殴り飛ばすスカーレットや、ジュリアス自身の明かされていなかった秘密の加護の力により敗北し、存在が消滅していくのだった。

Mai

こういう時の新しい婚約者側の女の子にはピンク髪の子が多いような気がします(偏見?)。予想通りのラスボスとして君臨してくれたテレネッツァですが、その正体は神の依り代で作られた体に別世界の意識を憑依したものという、驚きの真相が明らかになりました。神のやる事なので、人間の思考を当てはめても意味はないと思いつつも、世界を壊す為だけにはた迷惑なものを作ってくれたなと思ってしまいますね。しかし、そんな悪のテレネッツァでも、スカーレットが一切の躊躇なくジュリアスを殴った事に戸惑っていたのが面白いです。その辺りの意識はやはり一般人の転生者の意識が強かったのでしょうか。
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スカーレットとジュリアス

テレネッツァの魅了によって操られてしまったジュリアス。しかし会話をする様子はいつもと同じでスカーレットを困惑させた。

躊躇なく攻撃を行うスカーレットとジュリアスに、テレネッツァの方が困惑してしまうほど二人のやりとりはいつも通り、からかうジュリアスとキレるスカーレットのままだった。

仕方なくテレネッツァはジュリアスの命を盾にスカーレットに降伏を迫る。しかしその時、ジュリアスのもつ加護の秘密が明かされた。

その加護の発動条件は“相思相愛であること”。愛する者が危機に陥った時に無限の力を発動する特別な加護だった。その加護の力により、あっという間に魅了を解いたジュリアスは一気にテレネッツァへ攻撃を仕掛けていく。

そんなチートのような力を目の当たりにしたスカーレットは呆れるが、二人の力でテレネッツァにとどめをさしたのだった。

しかしその後、スカーレットは気づいてしまう。ジュリアスの加護の発動条件が相思相愛であることならば、自身を危険に晒すことで、スカーレットから気持ちを直接聞き出そうとしたのではないか、と・・・。
そんな思いに気づいてしまったスカーレットは再び拳を握りしめるのであった。

Mai

テレネッツァとの最終決戦。まさかのジュリアス敵展開でしたが、そこはさすがのスカーレット節で迷いなく殴りにかかっていて物凄く納得してしまいました。それでこそスカーレット、と。ただ、その後のジュリアスのチート加護だったり、最後の最後までジュリアスに振り回されるスカーレットだったりとあっという間に普段の日常に戻るシーンがあり、終わり方がとても良かったです。是非続きをまたアニメでやってほしいですね。
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『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』キャラ/声優・あらすじ・ネタバレ感想まとめ

要点まとめ<br />
・スカーレットの戦闘シーンがひたすらに優雅で爽快感を味わえる。加護との相性抜群。
・圧倒的強者のジュリアスの最後までぶれない性格が面白い。
・スピーディーな戦闘シーンと、加護による魔方陣や特殊空間の演出に見ごたえあり。

タイトルからは想像できないほどアクション性の強い作品ですが、スカーレットのひたすらに優雅な戦い方や、見目麗しいキャラクター達を見ることのできるグラフィックがとても綺麗な作品です。恋愛要素も入っているので、キュンと出来るシーンも楽しめる、属性盛りだくさんな作品となっていますので、皆さん是非ご覧ください!

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