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アニメ『錆食いビスコ』第6話のあらすじと振り返り
錆食いを求めて北に向かうビスコとミロは、凍えながら雪深い霜吹県を進みます。またしても出会ったチロルの手助けもあり、うち捨てられていた列車を動かすことができました。さらに商人からもらった書物により、筒蛇という生き物に錆食いが生えているという有益な情報も得られます。
タコの襲撃を受けながらも、お互いに背中を預ける形で退けたふたりが目にしたのは、小泣き幽谷を覆い尽くすほど巨大な筒蛇の姿でした。さらに圧倒されるふたりの前に、バイクに乗ったパウーが姿を現します。
【ネタバレ】アニメ『錆食いビスコ』第7話あらすじ・感想
パウーとの再バトルと、筒蛇の退治
巨大な筒蛇から錆食いを手に入れるのに苦戦するなか、突如現れたパウー。「ミロが勝手についてきた」というビスコに、「流言で弟の純真を惑わせた」と思い込んでいるパウーは攻撃をしかけます。
「弟離れをしろ」と説いたかと思いきや、「老け顔だから親だと思った」と煽るビスコ。パウーは案の定怒り出します。
田中泉
そんなビスコとパウーの前に、筒蛇が襲いかかってきます。ビスコはパウーにバイクを捨てて逃げろと伝えますが、筒蛇に掴まれてしまうパウー。それを見たミロは、アクタガワに乗ったまま高く飛び上がり、筒蛇を攻撃します。
田中泉
振り落とされたパウーをビスコがキャッチするも、筒蛇の舌がアクタガワのハサミを捉えたために今度はミロが窮地に陥ります。アクタガワに「僕を信じてくれる?」と言ったミロは、ハサミを切り落として脱出をはかります。
田中泉
その瞬間、パウーのバイクを足場に子どもから譲られたモリを投げたビスコ。筒蛇はビスコとミロを食べたかと思われましたが、口の中から無数の巨大なキノコが生え、退治に成功するのでした。
田中泉
ビスコの血が覚醒させた錆食い
筒蛇に生えていたキノコを確認するビスコでしたが、その辺の松茸と味が変わらない平凡なキノコであることから錆食いではないと断言します。「せっかくここまで来たのに」と話すミロは、キノコがビスコの血に触れることで淡く光り出す様子を目の当たりにします。
輸血が済んだ後にあらためて血をもらおうとするミロはビスコに血液型を聞きますが、ビスコは自分の血液型も知りません。
田中泉
ビスコの血を垂らしたキノコの切れ端が光り出したのを見て、ミロは「キノコ守りの血に反応して初めて錆食いが覚醒する」と推測します。
怪我人でありながら安静にしていないビスコにミロが怒る様子を、パウーは穏やかな顔で見守ります。それと同時に、これまでのキノコ守りへの印象が大きく変わるのをパウーは実感していました。その反面、ここに来るまでに出会った夫婦が「キノコ守りが実験のために人々に錆を振りまいた」という話に疑問を抱くパウー。調剤をふたりに任せ、バイクの整備に行こうとしたパウーは、飛行船に乗った黒革知事がやってきたことに気がつきます。
田中泉
放送を聞きつけてやってきたビスコが攻撃しますが、何重にも抗菌加工された飛行船にはキノコが生えません。それどころか錆に侵される銃弾でビスコに攻撃し、筒蛇を強奪していくのでした。
田中泉
ついに解けたパウーの誤解
翌日、バイクの方がジャビのもとに早くたどり着けるということから、パウーが錆食いから作られたアンプルを手に忌浜へ向かいます。「キノコ守りの血がないと反応しない」という事実を知らない黒革の前に、錆が治ったパウーが現れるのはリスクが高いという理由から、パウーは自分のことは後回しでいいと話します。
さらにパウーは、2本のアンプルのうち、1本をビスコに託します。それはミロを守るためにビスコを信じた結果でした。
田中泉
そのまま駐屯地で情報を得てから忌浜に帰ろうとしたパウーは、自分の部下が黒革によって見境なく相手を襲う状態にされたのを目の当たりにします。そして黒革によってジャビが人質にとられたことを知ったパウーは、手出しができないのでした。
その頃、療養をしていたビスコとミロ。絶対安静のはずのビスコが外出しているなか、夕食を作っていたミロは黒革知事の放送により、パウーとジャビが捕まったことを知ります。
自分ひとりで助けに行こうと夕食にネムリダケを忍ばせたミロでしたが、尋常ではない様子にビスコに見破られます。「絶対に行かせない」と弓を引くミロは、ビスコがパウーやジャビ以上にボロボロになっていることを知っていました。
田中泉
ふたりは殴り合いになるも、ビスコは一瞬見せた隙をつかれて眠らされます。そのままミロは「ふたりを助ける」と覚悟を決めるのでした。
『錆食いビスコ』第7話のネタバレ・感想まとめ
ついに錆食いを手に入れ、パウーの誤解も解けた矢先に黒革によってピンチに陥ったビスコとミロ。果たしてふたりは黒革のもとからパウーとジャビを助けることはできるのでしょうか。