『錆食いビスコ』第5話あらすじ・ネタバレ感想！ビスコとミロがたどり着いた、子供たちだけの街。

食料と水が尽きたビスコとミロは、食料を求めて武装した子供たちだけの街にたどり着きます。一方、ふたりを追うパウーが道中で出会ったのは、不思議な夫婦で……？

ますます物語が加速していく『錆食いビスコ』第5話のあらすじを見てみましょう。

アニメ『錆食いビスコ』第4話のあらすじと振り返り

出典:錆食いビスコ公式ページ

忌浜を出て、霊薬“錆食い”を手に入れるため秋田に急ぐビスコとミロ。ミロはビスコが3人目の仲間として呼び出した巨大蟹のアクタガワに乗る練習をしますが、翻弄されるばかりでなかなか上手に乗れません。

道中、夜を明かそうとふたりが寄った古びた寺院には、忌浜で黒革知事に雇われていた女商人、チロルがいました。会って早々チロルの様子がおかしいことに気づいたミロが応急処置をすると、チロルは逃げ出さないよう黒革から蚕を食べさせられていたことが発覚。命の恩人として、チロルはビスコとミロに商売を始めます。

その夜、チロルのミスから寺に偽装していた動物兵器が動き出し、ふたりが進もうとしていたルートに激突しようとしてしまいます。ミロとアクタガワの奮闘によりなんとか動きを止めたと思いきや、無情にもルートは爆発されるのでした。

【ネタバレ】アニメ『錆食いビスコ』第5話あらすじ・感想

大人のいない、寂れた街

出典:錆食いビスコ公式ページ

食料が尽きたことから、スイカを持っていた少年をつかまえて横取りしようとしたビスコ。そこに、武装した子供たちが銃を突きつけて放すように求めます。食料をもらおうと交渉するビスコでしたが、子供たちは「黒革の部下に決まっている」「そんな身なりのやつが金を持っているわけがない」と聞く耳を持ちません。

しびれを切らしたビスコは、自分に80万の懸賞金がかかっていることを明かし、子供たちから拘束される形で街の中に入ります。

「役人に突き出すまで」という条件で街の中に入ったビスコとミロは、街が巨大な「テツジン」をくり抜いて作られたことを知ります。

パウーが出会った夫婦

出典:錆食いビスコ公式ページ

一方、ビスコとミロを追うパウーは、その道中でバイクがパンクしてしまい、困っていました。通りかかった団地で死んでいる人を目の当たりにしたパウーは、団地の屋上で巨大なクモが夫婦に襲いかかっているのを目撃します。即座に退治したパウーは、夫婦からすぐ近くの自宅でバイクを修理したらいいと言われるのでした。

街を襲うのはトビフク？

出典:錆食いビスコ公式ページ

ビスコとミロはそれぞれ別のところに連れられます。ミロを監視する少女は、手錠をされたまま食事をするミロを見かねて、こっそり拘束を外してくれます。

ミロは少女から、冬に街をトビフグたちが襲うこと、今年の冬が越せるのかわからないことを知らされます。また、手に鱗のようなものを見つけたミロは、それが錆ではなく、別の病気であることを見抜き、全員を治そうと決意するのでした。

キノコ守りが壊した日常

出典:錆食いビスコ公式ページ

パウーが夫婦に招かれたのは、団地のすぐそばにあるアミューズメント施設でした。そこでお茶を飲みながら、かつては団地には人がたくさんいたこと、突然やってきたキノコ守りが錆を治していたものの、突然人々が錆に侵されて死んでいったことを聞きます。

そんな状況でも、夫婦は団地に再び活気が戻るよう、外で拾ったものを修理しながら生活していると話します。

夕方、借りた工具でなんとかバイクを修理したパウーは、建物の中で夫婦が死体をおもちゃのように遊んでいたことを知ります。そしてパウーもまた、毒入りのお茶で獲物にされようとしていたのでした。

包丁を手に襲いかかってきた夫婦を蹴散らし、建物の外に出たパウー。夫婦は入り口まで追ってきますが、「この中でふたりだけで暮らす」と言い残し、建物ごと爆破するのでした。

トビフグの群れに応戦するビスコ

出典:錆食いビスコ公式ページ

牢に入れられながらも、食料のおかわりを要求するビスコ。リーダーの少年が呆れていると、街に住む子供たちがミロによって手の病気を治してもらったことを知ります。

ビスコの見張りを頼まれた少年は、地下鉄が記された地図を眺めていました。ビスコの旅の話を目を輝かせながら聞いた少年は、東北地方の地下鉄の地図を譲ってくれます。その背景には、少年の父がかつてキノコ守りに命を救われたこと、そしていつか恩返しをしたいと話していたことがありました。

ミロは特効薬の調剤方法のメモを少女に渡し、「礼として何か欲しいものはあるか？」と聞くリーダーの少年にビスコを解放するよう求めます。しかし、少年はトビフグと戦うための武器を買うためには、ビスコの懸賞金が必要だと認めません。

そんな矢先、突如としてトビフグの群れが襲いかかってきます。異常気象によりエサを求めてやってきたトビフグに、ビスコは飾ってあったモリと弓で応戦します。その見返りは、漢字の読めないビスコに東北地方の駅名を教えることでした。

そのままアクタガワに飛び乗って去ろうとするビスコにミロも続こうとしますが、少女に「ここにいて」とお願いされます。しかし、ミロは「この街に必要なのは、僕じゃなくて君だよ」と断ります。

リーダーの少年からモリを譲り受けたビスコは、ミロと再び旅を続けるのでした。

『錆食いビスコ』第5話のネタバレ・感想まとめ

クライマックスで、ビスコとミロが旅立った後、ジャビが黒革知事の部下として変装していたことがバレてしまっていました。一刻も早く錆食いを手に入れ、ジャビとパウーを助けることはできるのでしょうか。来週も目が離せません。