片目を撃たれ、錆で腕が崩れ落ちながらも黒革を追い詰めたビスコとミロ。溶鉱炉へ黒革を落として倒すも、ビスコは自らとどめを差すようミロに伝え、溶鉱炉に沈んでいきました。
まさかの主人公が退場するという衝撃的な展開を迎えた『錆食いビスコ』。ようやく平和になったかと思いきや、黒革の企みはまだ潰えていないようで……?相棒を失ったミロの成長も見所の第10話のあらすじを見てみましょう。
目次
アニメ『錆食いビスコ』第9話のあらすじと振り返り
パウーを救うべく、単身で黒革の待つ駐屯地に乗り込んだミロは、ジャビの助けにより錆の銃弾を受けたビスコとともに脱出します。黒革の部下から錆の矢を受けて負傷したミロは、ビスコが持っていた錆のアンプルによって治療されることに。
その翌日、ビスコは「錆を煮詰めて錆風を吹かせる」という黒革の野望を阻止するため、溶鉱炉へと向かいます。黒革はジャビにキノコ守りの集落に錆風を吹かせるという脅しをかけますが、ビスコの乱入により助けられます。
追い詰められた黒革から片目を撃たれ、錆が体を蝕むなか、ついに溶鉱炉へと黒革を道連れに飛び込んだビスコ。助太刀のためやってきたミロにとどめを差すように伝えるのでした。
【ネタバレ】アニメ『錆食いビスコ』第10話あらすじ・感想
ビスコはここにいる
黒革が倒された後も、煮詰めた錆を充填したガネーシャ砲の起動は止まりません。襲いかかってくるゴリラにジャビが苦戦する一方、パウーはゴリラを投げ飛ばし、ガネーシャ砲の起動を食い止めます。
田中泉
溶鉱炉にやってきたパウーは錆を煮詰めたマグマを浴びそうになりますが、ミロの放った矢がキノコを生やしたことで難を逃れます。ジャビからビスコの行方を聞かれたミロは、一言「ここにいるよ」と答えるのでした。
田中泉
溶鉱炉を解体しながら、パウーはビスコについて、ミロに「錆を綺麗に取って焼いてやろう」と話しかけます。それにミロは「キノコ守りは焼かない。風葬してくれって」と伝えます。
田中泉
復活したテツジン
そのとき、ミロたちは溶鉱炉の中から巨大なテツジンが立ち上がったことに気がつきます。唖然とするなか、テツジンはビームを撃って遠い場所を焼き払います。その方角は、筒蛇の生息する小泣き幽谷。錆食いをこの世から無くそうとしているのでした。
田中泉
爆破の余波を受け、砂漠に埋もれてしまったアクタガワ。ミロは「錆のアンプルを打っている自分でしかテツジンを止められない」と立ち向かうことを決意しますが、パウーに止められます。それでも「ひとりじゃないんだ!」と強い意志を持つミロの目を見て、パウーは送り出すのでした。
田中泉
ビスコの魂を受け継いだミロ
一方、霜吹駐屯地に商売のためやってきたチロルは戻ってきた黒革の部下から「知事と赤星が死んだ」と知らされます。その言葉が信じられないチロルでしたが、遠くに見えるテツジンの姿を見て、「ボサっとするな!」と叱責します。
田中泉
圧倒的な力で武力を制するテツジンに、ミロは「黒革」と呼びかけます。その呼びかけに反応するテツジンへ、ミロは矢を放ち続けるのでした。
田中泉
そのとき、アクタガワに乗ったジャビの助太刀もあり、キノコを生やし続けるミロ。しかしテツジンの攻撃を受け、崖からジャビとともに落下してしまうのでした。
『錆食いビスコ』第10話のまとめ
テツジンに立ち向かいながら、「コンマ2秒おせえ!」と不適に笑う様子も、ビスコそっくりだったミロ。このまま勝てるのでは?と思わせるものの、テツジンの驚異的な力を前に崖から落下してしまいました。
通常であればビスコとミロのデュエットであるエンディングテーマも、今回はミロのソロverでした。ますますビスコがいない現実を突きつけられる演出であり、実況ツイートも「悲しい」「またふたりの歌うエンディングを聴きたい」という声も見られました。
次回のタイトルは「おれがビスコだ!」。ミロは果たしてテツジンを打倒することはできるのでしょうか。またビスコが再び登場することはあるのでしょうか。いよいよクライマックスを迎えつつある『錆食いビスコ』から目が離せません!