はじまりは、どこかおかしな街で起きた
女子高生三矢ユキ（菊池日菜子）の失踪・殺害事件。
容疑者は捕まるも…本当の犯人は別にいた！！
玲奈（河井優実）＆佐藤（坂東龍汰）の探偵コンビは、
真犯人を徹底マークします。
この哀しき殺人事件のすべてが丸裸になる最終話。
探偵コンビが真犯人を追い詰める中、2人の男が刺されてしまう！？
瞬きを忘れるほどのシーン満載。
そして、胸がキュッとなるラストへ…
余韻が堪らない第10話がはじまります。
目次
ドラマ『RoOT/ルート』前回第9話のあらすじと振り返り
アイドルデビューが決まっていた女子高生・三矢ユキ（菊池日菜子）が殺され、
容疑者はすでに逮捕。
探偵の玲奈（河井優実）は、真犯人の存在に気づきます。
その人物は、ユキが消えたことで“三矢ユキのニセモノ”の座を手に入れた子で…！
和田垣さくら（小林桃子）は、自分を捨てた父に会いたくて東京へ来ました。
母の言動から察するに、さくらの父は落語家の笑風亭 呑楽（松尾貴史）。
アイドルになって呑楽に会うのを夢見るも…
オーディションの結果は、不合格。
そんな中、和田垣は、自分が呑楽の娘・ユキの次点だったことを知ります。
ユキがいたせいで、アイドルになれませんでした。
「どげん手使ってでも夢叶えんと！」
母の言葉を胸に、和田垣さくらは…
自分から何もかも奪った三矢ユキを衝動的に殺害しました。
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第10話（最終話）では、探偵コンビが…
野放しの彼女を追い詰めます！
【ネタバレあり】ドラマ『RoOT/ルート』第10話（最終話）あらすじと感想
大物落語家の隠し子疑惑の真実！
笑風亭落語会に変なメールが何通も届いているらしい。
最初に届いたのは、自分は呑楽の娘（18歳の隠し子）だと主張する旨の長文メール。
終いには、止め名を襲名する大事な公演を潰すよとの脅迫メールが！
「お父さん、会って…無視するなら公演台無しにするよ？」
笑風亭 呑楽（松尾貴史）は、指宿探偵事務所へ相談に訪れます。
「身に覚えは？」
探偵の玲奈（河井優実）に聞かれ、呑楽は…。
「カミさん以外との子どもは1人。男でとっくに成人してんだよね。」
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衝撃告白がなされる中、
Bialystocks「近頃」が小粋に流れはじめます。
メールの差出人へ、位置情報を添えて呑楽が返信をします。
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黒猫少女と視覚失認と診断されたタクシー運転手。
和田垣さくら（小林桃子）のアパートに警察官が訪問。
「どうしてこうなっちゃうかな…私悪くないよね？」
スッと隠れたさくらが、ため息まじりに野良猫に向かって呟きます。
因みに、さくらが野良猫に与えていた餌を解析したら…
農薬がたっぷり混ざっていたらしい。
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謎だらけの和田垣。
入院中のタクシー運転手の小戸川（篠原篤）。
病室へ、話を聞きに玲奈がやってきます。
「10月4日は、ミステリーキッスの黒猫を乗せた。」
人の顔が一致しない小戸川から、玲奈はこの証言を得ました。
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三矢ユキを殺した犯人を乗せた小戸川は、唯一の目撃者…
命が狙われる危険あり。
お金と命を救ってくれた小戸川に恩義を感じている今井（稲葉友）。
今井が、恩返しにボディガードをつけることを提案するも却下されます。
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殺人の実行犯は他にいる！
逮捕された二階堂ルイ（中村麗乃 乃木坂46）は、殺害への関与は否認中！！
「ユキを殺した犯人…殺人の実行犯は他にいる！」
集めた証拠を手に、玲奈と後輩探偵の佐藤（坂東龍汰）は刑事の元へ。
「偉そうに推理してんの？」
刑事から証拠は足りていると言われてしまいます。
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呑楽に変装していた指宿所長（黒田大輔）へ、
和田垣さくらが「呑楽さん（お父さん）は？」とたずねます。
玲奈が「呑楽の娘はユキ1人だけ」と、真実を告げるも信じません。
「私はどんな手を使ってでも夢かなえなきゃだから！」
話しが通じず、さくらは怒った様子で歩き出します。
「だからって、人を殺すのは平気なの？」と、核心をつく玲奈。
黒猫、壊れる…後輩探偵（坂東龍汰）刺される！
「だって、お母さんがそう言ったもん。邪魔しないで！」
和田垣はなんの躊躇なく、ナイフを振りおろします。
玲奈をかばい、佐藤が刺されました…！！
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右肩に深く突き刺さった刃…
「もう忘れたん？出てったあんたのお父さんが呑楽に憧れちょっただけやろ。」
電話で報告したら返ってきたのは耳を疑う母の言葉。
変な笑いがこみあげるさくら。
「アンタに私の夢託したのに…お母さんガッカリしたわ！」
母はこう言って、電話を切ってしまいました。
「あのとき乗ったタクシー見つけたの…どげん手使ってでも、夢かなえてみせるけん。」
電話が切れた後、何事もなかったように
さくらはひとりで喋り続けていました…。
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かなしくてくるしい勘違い。
あの男（政修二郎）が、ヒーローに！？
小戸川の友人・柿花（政修二郎）が、交通整理のバイト中に借金取立人と遭遇！
隙を見て、ダッシュで逃げる柿花。
時を同じくして、小戸川のタクシーに和田垣が乗車。
大騒ぎされると思っていた和田垣は、自分を覚えていない小戸川に少々驚きます。
「どちらまで？」「ここでいい。」
ヤバさを感じた小戸川がランプを“SOS”の文字に変更。
「私ってさ、運だけはいいんだ…運対決だね。」
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偶然にも怖い人から追われていた柿花が助けを求めて、小戸川のタクシーの中へ！
咄嗟に、小戸川をかばう柿花！！
背中をザックリ刺されました…。
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彼は警察に表彰された（後日談）。
探偵女子（河井優実）、最後の仕事。
和田垣が捕まり、事務所を去ることに決めた玲奈。
最後に報酬を支払うためになんでも屋・赤道（紗羅マリー）の所へ。
「亡くなった女子高生のスマホの中身、ちゃんと見た？」
赤道に促され、玲奈は三矢ユキ（菊池日菜子）のスマホデータを確認しました。
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すべてに責任を感じた呑楽は、止め名襲名をやめることにしたらしい。
「これを見てからお考えになっても遅くはない」
玲奈は、ユキのスマホデータを渡しながらいいます。
その夜、呑楽はデータの中からユキの配信録画映像を見つけます。
生前のユキが、自分の両親（家族）について語っている回でした。
「曲がり道もあったみたいだけど…偉大なお父さんが、更にすごい景色を私たち家族に見せてくれたらうれしいです。」
愛娘の思いを受け、呑楽は笑風亭 狒楽を襲名しました。
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もう会えないんでしょうか？
「もう会えないんでしょうか？」
辞めていく玲奈に、寂しそうに佐藤がたずねます。
すると、「落語、興味ある？」と聞く玲奈。
玲奈は、佐藤を笑風亭 狒楽の襲名披露公演に誘いました。
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当日にそれを知った佐藤はガッカリします。
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試験終了後、会場を出た玲奈がふいに歩みをとめます…
目の前に笑顔の三矢ユキがいました。
ぴょんと軽やかに飛んでみせて、ユキは消えました。
ニコッと笑いながら玲奈が再び歩き出します。
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ドラマ『RoOT/ルート』のまとめ
たくさんの種類の感情が味わえる最終話でした。
「オッドタクシー」の絶妙に居心地の悪い、最高に魅力的な“あの世界”へ。
まるであのおかしな街の住人になった感覚で、スルスルとひきこまれました。
間違いなく“見て損なし”でした！！