『浪漫ドクター キム・サブ2』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想！大ヒットしたメディカルヒューマンドラマの続編！

前作が大ヒットとなった『浪漫ドクター キム・サブ』の続編となるシーズン2のご紹介です。
キム・サブ役のハン・ソッキュを始めキャストとストーリーの主軸は変わらず、前作に出演した若い医師がいなくなってからの話になっています。
前作で院長だった人物が、理事長となって登場します。
医療系のドラマなので難しい話しだったり、映像がグロいシーンもありますが、人間ドラマが上手く盛り込まれていてハマること間違いなしです！
それでは早速『浪漫ドクター キム・サブ2』をご紹介します。

『浪漫ドクター キム・サブ2』の主演・注目キャスト

【ハン・ソッキュ】(役:【キム・サブ（プ・ヨンジュ）】)

・トルダム病院の天才外科医で国内で唯一のトリプルボード（※1）
・元はコサン大学病院にいたが本名を隠してトルダム病院で働いている
・「患者を助ける」それだけが信念であり彼のルール
・気難しい雰囲気だが、実は思いやりのある優しい人物

【アン・ヒョソプ】(役:【ソ・ウジン】)

・コサン大学病院、一般外科のフェロー（※2）
・前に働いていた先輩の病院を内部告発してコサン大学病院に来た
・内部告発をしたせいでいじめにあった
・ウンジェとは大学時代犬猿の仲だった

【イ・ソンギョン】(役:【チャ・ウンジェ】)

・コサン大学病院、胸部外科のフェロー
・勉強が出来て記憶力と知識はバツグン
・手術室恐怖症で手術となるとパニック障害の発作がおきる

【キム・ジュホン】(役:【パク・ミングク】)

・コサン大学病院　優秀な外科医
・バスの事故に巻き込まれた際キム・サブに会ったことがある
・優秀ではあるが故にプライドが高い

※1:専門科の資格を3つ取得していること（キム・サブは一般外科・胸部外科・神経外科）
※2:若手医師のこと（海外では専門医のことをいう）

【ネタバレ】『浪漫ドクター キム・サブ2』あらすじ・感想

新たな若い医師がトルダム病院へ

キム・サブが本院に行った時に出会ったのが、ウジン（アン・ヒョソプ）とウンジェ（イ・ソンギョン）です。
まず内部告発を行ったことで仲間外れにされた上に、夜間にバイトをしていることが理由でクビになったウジンをキム・サブがスカウトします。
そしてウンジェは手術中に倒れてしまい、分院であるトルダム病院にとばされてしまいます。
そしてもう一人、本院のER（救命救急室）で出会ったユン・アルム（ソ・ユジョン）は自ら志願してトルダム病院にやってきました。

新人3人が来てから間もなくして前作で院長だったト・ユンワン（チェ・ジノ）が理事長となり、またトルダム病院に姿を現します。
数人の医師と看護師を伴って現れたト理事長。
その医療団の中にコサン病院で一番優秀な外科医の教授、パク・ミングク（キム・ジュホン）が含まれていました。
登場するなりキム・サブが手術した国防長官を横取りしたパク教授。

ト理事長はトルダム病院がある場所にお金持ちのための病院を含めた複合施設を建設する予定です。
それを実現するにはキム・サブが邪魔な存在でした。
パク教授を理事長の権限でトルダム病院の新しい院長とし、乗っ取るつもりなのです。

ウジンとウンジェの成長

借金を苦に両親が一家心中を計り、1人生き残ったものの借金に追われながら人間不信になったウジン、そして手術室恐怖症なうえに無駄にプライドが高いウンジェ。
問題児の2人の成長は目を見張るものがありました。
2人に与えたキム・サブの影響は大きいですが、お互いがお互いに与えた影響も大きかったです。

小さな子供からお年寄り、腹痛や銃創患者まで、多様な患者がやってくるトルダム病院で、お互いを気遣いながら成長し、恋心も芽生えます。
ぶつかり合いながらも時間と共に心を通わせた2人でしたが、ウジンが借金のせいでトルダム病院を去ると言い出します。
そんなウジンに素直に「行かないで」とウンジェが言いました。

キム・サブVSパク・ミングク

パク院長は着任するなりスタッフの賃上げをしました。
トルダム病院で絶対的な地位を確立しているキム・サブの存在自体を変えようとしたわけです。
しかし、それはなかなか上手くいきません。
毎週30〜40の外傷患者を受け入れているトルダム病院にも関わらず、外傷部門を縮小すると言い出したことから病院内には険悪な空気が流れます。
そんな時キム・サブが乗ったバスが事故にあってしまいました。
そこに居合わせたパク院長も救助を手伝いますが、2人の重傷者を目の前にして、どちらかしか助けられないと判断したパク院長にキム・サブは2人共助けると言い張り、それを実行しました。

更にVIP患者のために手術室を常に空けておきたいパク院長は、救急コールを全て断るよう看護師に指示します。
しかしキム・サブは独自にホットラインを設け救急患者を受け入れました。
パク院長VSキム・サブは終盤までもつれ込みますが、パク院長が大事なVIP患者の手術を危険だとわかっていながら強行し患者を死なせてしまいます。
これによりト理事長はトルダム病院を潰そうと本院から調査団をトルダムに送ります。

トルダム病院に手を出すなとキム・サブに言われたパク院長は本性を曝け出しました。
ただキム・サブの失敗する姿を見たかった、自分の変なプライドのためにです。
しかしパク・ミングクは最後には素直に負けを認めるしかありませんでした。

トルダム病院の未来

辞表を置いて消えたパク院長。
同時に本院に戻るよう言われるウンジェ。
「人生とは誰かと比べるものじゃなく、自分で選択するものだ」
引き止めてほしいウンジェにキム・サブはそう言って自分で決めるよう促します。
パク院長はというと、キム・サブが手の手術を受けるため3週間だけ執刀を代わってほしいと頼みトルダムに戻って来ました。

キム・サブの依頼を断り逃げるようにして去ろうとしたパク院長でしたが、珍しい症状の患者を目の前にして助ける決意をしました。
そしてパク院長はキム・サブと共に”外傷センター”を建てると言う夢に向かうことにします。
お互い決して好きではないはずなのに、尊敬している者同士手を組むことにしたんですね。
最後の最期、ト理事長が凝りもせずやって来ますが、この時すでにトルダム病院はコサン大学病院の分院ではなくなっていました。

パク院長という味方を増やし、トルダム病院は新たな道を進むことになります。
外傷センター設立はどうなるのか、シーズン3に続きます。

『浪漫ドクター キム・サブ2』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ここまで『浪漫ドクター キム・サブ2』をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
シーズン1を観ていなくても普通に観れてしまいますが、ぜひシーズン1から観てほしいですね。
プ・ヨンジェがなぜキム・サブと呼ばれているのか、天才外科医がなぜ田舎の病院にいるのか、ト理事長との確執はなぜ生まれたのかといった部分は、シーズン1でないとわからない内容です。
医療系のドラマは沢山ありますが、キム・サブは独特なキャラクターだと思います。
言葉がストレートなので時に厳しいことも言いますが、医者としてはもちろん人としても尊敬できる人格なので、韓国では”理想の上司”ともいわれました。
今作で若き医師を演じたのはアン・ヒョソプとイ・ソンギョンでしたが、この2人もまた演技力はハン・ソッキュに負けず劣らずでしたね。
命を扱う病院の話なので涙する場面も多く、考えさせられることもありました。
何回観ても魅入ってしまう作品なのでぜひじっくり観てほしいです！