『ここは今から倫理です。』第2話あらすじ・ネタバレ感想!授業中に居眠りをする生徒と対話をしたい高柳は…

『ここは今から倫理です。』第2話

出典:『ここは今から倫理です。』公式ページ

「学校は眠い」と言って授業中に居眠りをし、夜は夜遊びに出かける間幸喜(渡邉蒼)。

倫理の授業も例外ではありません。

そんな彼と対話をしたいと思った高柳(山田裕貴)は、自身の電話番号を彼に渡します。

自由とは何か。自由は幸せなのか。

そして、間の心に触れた時、高柳は何を語るのでしょうか。

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『ここは今から倫理です。』前回第1話のあらすじと振り返り

倫理の授業を担当する高柳(山田裕貴)。

いち子(茅島みずき)が男子生徒と情事をしているところを目撃すれば「合意ですか?」と問います。

高柳を振り向かせたいと思うようになると、いち子は教養ある女性になるため必死に勉強をし始めます。

すっかり男子とつるむことをしなかったことで強姦に遭いかけるのですが、またも高柳に救われたことで、いち子はより彼を好きになります。

いじめっ子にも寄り添うことができる教師になることを望む谷口(池田優斗)にとって、高柳は理想の教師。

もっと話がしたい、自分のことを知ってもらいたいと思ったのですが、高柳が喫煙者ということで嫌いになります。

煙草なんてやめればいいのにと言うも、それでは救われない高柳。

人間誰しもが善人であったと考えなければ、いずれいじめっ子を自身がイジメてしまうことになると教えられたことで、谷口の固定概念は変えられるのでした。

【ネタバレ】『ここは今から倫理です。』第2話あらすじ・感想

いち子(茅島みずき)は今日も高柳(山田裕貴)を追いかける

ある日の倫理の授業の前。

男子学生に襲われそうになったところを高柳(山田裕貴)に報告してくれて、助けてくれた谷口(池田優斗)にお礼をするため、ポッキーを手渡すいち子(茅島みずき)。

女子から物をもらったことなんてなかった谷口は、緊張しながらこれを包んでいきます。

そして、いち子は綺麗にラッピングしたチョコ―レートを高柳にもあげようとしますが、「お気持ちだけで結構」と言って突っぱねられてしまうのでした。

KAMUI

ガンガン攻めるいち子に対して、塩対応の高柳。この関係はちょっと見ていて楽しいです。

「学校は眠い」授業中に突っ伏す間(渡邉蒼)

男子学生・間幸喜(渡邉蒼)は「学校は眠い」と言っては授業中に眠り、教師を怒らせていました。

怒られている間も眠気が彼を襲い、あまり話を聞いていません。

倫理の授業中も居眠りをしているのですが、高柳(山田裕貴)は彼を責めることはしません。

それどころか、ただじっと見つめるので、間としては何か言えよという気持ちになるのでした。

ある日、生徒達を円状に座らせ「自由は幸せか」という対話型ディベートをはじめる高柳。

これで眠りにくくさせているのだろうと思う間は、授業の残り時間を気にしつつ、いつの間にかに眠ってしまったのです。

目を覚ますと、隣には椅子に座った高柳がじっと間を見ています。

怒ってはいないが正直不快だと自身の想いを伝えるも、授業がつまらないからだと怒鳴り、間は教室から出て行ってしまうのでした。

夜遊びが原因で学校が眠い?間(渡邉蒼)と対話をしたい高柳(山田裕貴)は電話番号を渡す

間の家はシングルマザー。

家に帰っても母は働きに出ていておらず、お金だけが置かれています。

夜には友達とつるんで遅くまで遊び、そのせいで授業中は眠いのです。

友達とコンビニでたむろしているところを目撃した高柳は、翌日間の所へ行き「不快」と言い過ぎた発言を謝罪しつつ、対話がしたいと伝え、自身の携帯の番号を渡します。

KAMUI

コンビニにる間を目撃した時の高柳がカワイイ!いくつの先生がくるくるボ~ゼリーを食べてながら歩いているんですか!

「いつでもかけてきてくれていい。しかし、イタズラ電話をしてきた時には二度と出ない」と言うのです。

誰がかけるか!と言いつつ、電話番号が書かれた紙を受け取った間。

途中、いち子に番号の紙を取られかけますが、結局そのメモは間のポケットの中に…。

その日の夜、メモの話を友達にすると、間は抑えられた上に携帯を取り上げられ、勝手に電話をされてしまうのでした。

何度もやめろと言ってもやめてくれない友達。

翌日、高柳とすれ違うも、何事もなかったかのようにスルーされる間。

見限られてしまったと思い、彼の中には罪悪感が生まれるのでした。

KAMUI

イタズラ電話をしたくなかった間。学校は眠いけど、どうでもいいわけじゃないんでしょうね。

「不安は自由のめまい」 高柳(山田裕貴)に言われて『雨に唄えば』を見た間(渡邉蒼)が変わっていく

学校で話しかけられなかったことを悔やんだ間は、その日の夜、遊びに出かけることはせず、家でもう一度高柳に電話をしてみようかどうかを悩みます。

しかし、本当に出てもらえなかったらどうしよう…でも…という問答を続けて2時間が経過した時、間は玄関に座り込み、電話をかけてみました。

すると、高柳は出てくれたのです。

すでに12時を回ろうとしている時、高柳に何をしているのかを聞くと、彼は『ローマの休日』を見ていると答えます。

それが終わったら寝るというと「まだ12時じゃん」と言う間。

「夜は眠いんです。間君はこれから夜遊びですか?」

間は何も返すことができません。

間が言葉に詰まていることに気づいた高柳は「映画を見ましょう」と言い出します。

母親の所有するDVDの中から『雨に唄えば』を見つけると、高柳はそれを見ましょうと薦め、それを見終わったら夜遊びに行ってもいいと言うのです。

「2時間ある映画を見てからは怠い」と間が言うと「それが狙いです」と高柳は静かに答えました。

今の間は不安なのだと語る高柳。

「キルケゴールの言葉『不安は自由のめまい』があります。間は自由、夜の町を好きに歩くことも出たくない授業に出ないこともできる。しかし、何もそこに自分を引きとめるものがなく、どこまでも高く飛べる自由さがある今の間は、あまりにもどこまでもいけすぎて不安というめまいを起こしているのだ」と話します。

自由の生活が不安。そうでなければ彼は自分に電話などしてこなかったと考察する高柳は、彼を2時間映画に縛り、自由と不安を奪い、ただ単純に楽しい時間がやってくると間に教えるのでした。

間もなくして母親が帰宅してくると、息子が自分の愛する映画を見ていることに感激し、一緒になって映画を見始めます。

見たいシーンがあるからと巻き戻され、結局最後まで見ることができなかった間。

その朝、間は久しぶりに「行ってきます」と言って学校へ。

学校で高柳に会うと事情を話し、高柳に明日まで待ってほしいと告げるのでした。

「はい。ではまた、倫理の時間に会いましょう」

『ここは今から倫理です。』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

「不安は自由はめまい」

パッと聞いただけでは何を言っているのだろうと思いがちですが、高柳の説明を聞けばなるほどと思えます。

何もないってことは自由ですが、同時に不安。

選択の自由がありすぎてどうしたらいいかわからない、そんな瞬間が時々訪れるからわかる気がします。

忙しすぎるのも問題ですが、自由過ぎるのも問題。

しかし、どっちがいいものなのでしょうね。

高柳と対話をしたことで、間は明らかに変わったとわかります。

倫理とは、いついかなる時でも役に立つんですよね…本当に楽しい学問だと思います。

改めて、『ここは今から倫理です。』はとっても楽しいです。次回もまた楽しみです。

このドラマを見ながら、自分の生き方についてじっくり向き合っていきたいものですね。

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