第7話で亜矢(稲垣来泉)を誘拐したリカ(高岡早紀)。
隆雄(大谷亮平)は亜矢を取り戻すため、リカにマッチングアプリを使ってもう一度連絡を取ります。
話し合いをするため、家にリカを招いた隆雄。
「隆雄さんから連絡をくれるなんて嬉しい…。」
リカは話し合いに応じ、隆雄の自宅へやってきます。
隆雄のマンション前では刑事の菅原(藤岡正明)が待機し、リカを捕える作戦でしたが…。
衝撃的なラストを迎える『リカ』第8話(最終回)をネタバレありでレビューしていきたいと思います!
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目次
『リカ』第7話(第2部)相関図
『リカ』の第2部は、第1部終了から3年後が舞台となっています。
主演の雨宮リカを演じる高岡早紀さん、第1部で花山病院の受付嬢・千秋役の夏菜さん以外は主要キャストは総入れ替えとなっています。
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『リカ』前回第7話のあらすじと振り返り
隆雄と原田の会話で自分がストーカー扱いされていると知ったリカは、誤解を解くため隆雄の前に姿を現します。
必死に逃げる隆雄と、それをとんでもない脚力で追いかけるリカ。
YUKI
結局、隆雄の乗ったタクシーが高速に入るまで追いかけっこは続き、隆雄はリカの執念に怯えます。
一方、原田はリカから隆雄を守るため、毎晩隆雄のマンション前で張り込みを開始。
それを知ったリカは、邪魔者を排除すべく原田に襲い掛かるのでした!
翌日原田の“事故死”がニュースで報じられ、自分のしたことの重大さに怯えた千秋は行方をくらませます。
そんな中、隆雄の娘・亜矢が学校から戻らない!
隆雄はリカに電話し、亜矢を返してくれるように頼みますが、リカは「私の気持ちを分かってくれるまでもう連絡はしない」と一方的に電話を切ってしまうのでした…。
YUKI
【ネタバレ】『リカ』第8話(最終回)あらすじ・感想
ラブレターズでリカ(高岡早紀)に連絡を取ると…
菅原(藤岡正明)は花山病院でのリカ(高岡早紀)の経歴を調べ住所を突き止めましたが、そこにはリカは住んでいませんでした。
さらに「事件性が認められない」、といって警察は全然動いてくれる様子がありません。
そこで仕方なく、隆雄(大谷亮平)はマッチングアプリ“ラブレターズ”を使ってリカにメッセージを送ることに。
先ほどは失礼なことばかり言って、申し訳ありませんでした。
お互いの誤解を解くために、もう一度きちんと二人でお話がしたいです。
しばらく待つと、リカからメッセージが!!
たかおさん、メッセージどうもありがとう。
私の気持ちがやっと通じたようで、嬉しかったです。
こうしてメッセージを書いていると、なんだか出会ったばかりの頃のようですね。
リカが隆雄の自宅に来る約束になり、もう一度応援を呼びながら、マンションの前で待機すると言う菅原。
しかし、菅原の必死の依頼も空しく、証拠もないことを理由に応援は来ないようです。
菅原が電話を切り後ろを振り返ると…!リカがメスで襲い掛かります!
YUKI
リカがマンションに現れ、菅原とも連絡が取れない隆雄は、招き入れるしかなくなってしまいます。
リカ(高岡早紀)は隆雄(大谷亮平)のマンションにやってくる
ゴルフバッドをソファに隠し入れ、完全にシリアスモードの隆雄に対し、リカは初めての隆雄の家でウッキウキです。
一緒に暮らすようになったらカーテンを替え、キッチンのリフォームをしたいと嬉しそうに話すリカ。
「洗面所はどこ?毎回化粧水とかを持ってくるの面倒だから置いておきたいの」
YUKI
しかしウキウキしていますが、リカはきっちりしています。
隆雄が出したお茶を「隆雄さんのと交換してもいい?」と交換し、さらに「隆雄さんから飲んで」と笑います。
YUKI
そして「3年前、心から愛していた運命の相手を失ってしまった」と昌史の話を始めるリカ。
「彼は死んで世界は真っ暗闇になったわ。でも隆雄さんに出会えたお陰でやっと暗闇から抜け出すことができた。
もう二度と誰からも愛してもらえない。運命の相手なんていないんだって絶望していた。でも神様っているのね。本当の運命の相手と出会わせてくれたんだから。今度こそ失いたくない。あなたを」
隆雄は黙って聞いていましたが、とうとう我慢出来なくなって「俺は運命の相手じゃない!」と怒鳴ります。
「亜矢は無事なんですか!?」
「そう焦らなくてもいいじゃない?そんな怖い顔しないの」
たらまず菅原に電話した隆雄。
しかし、菅原の携帯の着信音はリカのバッグの中から聞こえます。
「マンションの下に怪しい男がいたの。花山病院がどうとか、私の名前まで知っていてすごく怖かった」
菅原がリカの餌食になったと知った隆雄は、とうとう孤立無援であることに気付き、リカを突き飛ばしゴルフバッドで脅します!
「亜矢は生きてるんだろうな!!」
「生きてるわよ!本当よ信じて…!あの子を殺すわけない。だって亜矢ちゃんは私と隆雄さんの大事な娘なんだから。隆雄さんと私は家族になるんだから」
どんな努力だってする、だから嫌わないで欲しいというリカの願い。
そんな願いは、隆雄によりいよいよ打ち砕かれます。
「あんたの気持ちには答えられない。自分の命よりも大切な家族がいる」と、それはも~ハッキリとリカを振る隆雄。
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そして、「自分の愛の大きさを隆雄に分かってもらいたい」その一心で次なる作戦は…。
「あなたの手も足も全部もらう…。目も口も全部リカのものよ。」
そう言うと注射器でブスリ!
どうやら、隆雄の身体を自分で不自由にさせて面倒を見るつもりみたいです…。
「下のお世話だってちゃんとする。一生面倒を見てあげる。そうすればリカの愛は本物だってわかるでしょ」
隆雄(大谷亮平)、バラバラになる!?
隆雄をグルグルに縛り付けたリカは「すぐに楽にしてあげるから」といてメスを持ちます。
YUKI
隆雄の目に麻酔を打とうとした瞬間、菅原が警察と部屋に入ってきます!
メスで警察に切りかかるリカは拳銃で撃たれます!
「たかおさん!たかおさん?た、た、たかおさぁーーーん!!!!」
と、泣き叫びながら警察に連行されるリカ。
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非通知の逆探知にも成功し、リカの住所が判明。亜矢を保護しに捜査員が向かっていると言う菅原。
ベストを着ていたので、命は助かったようです!
YUKI
警察で隆雄と葉子と再会した亜矢。
真実を知った亜矢ですが、何か腑に落ちないようですね。
亜矢にはリカは優しいお姉さんだったんですね~。
リカ(高岡早紀)逮捕!奇跡のハッピーエンド!?
やっと逮捕されたリカですが、亜矢のことだけは本当に大切と思っていたようです。
亜矢が同級生にいじめられているのを目撃したリカはいじめっ子を撃退し、家に連れて来たのでした。
同級生からのいじめは、葉子と一緒に実家へ帰ってから始まったと言う亜矢。
「離れて暮らしていてもパパはちゃんと亜矢ちゃんを想っているからね」そういって優しく亜矢を慰めるリカ。
リカのこの気持ちに嘘はなく、亜矢のことを本当に大切に想っているのがなんかちょっと切なくなった瞬間でした。
さらに、リカの痣のことも…。
亜矢がリカに「その痣どうしたの?」と聞くシーンがありました。
リカは「幼い頃に母親から虐待された時の傷よ」と言います。「ごめんね、気持ち悪かった?」
亜矢は、いつも隆雄がしてくれるように、リカの手首の痣に手を当てて、「これがほんとの“手当”なんだって」と言います。
菅原刑事の調べでは、リカの両親は不審死を遂げていて、リカはその後親戚の家を転々として過ごしたそう。
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ひねくれることなくストレートに突き進んだ、「誰かを愛したい」「素晴らしい家庭を築きたい」という“狂気”が生んだリカというモンスター。
だけど、この想い自体は誰もが持っていて当たり前で、むしろ持っていた方が素敵な人なような気がしますよね。
出会う人が違えば、リカは素敵な人生を誰かと過ごしたんでしょうか…?
それとも、相手が誰であれこの“純愛モンスター”は生まれたんでしょうか?
千秋も無事だったようで、「リカの裁判では包み隠さず全てを話します」といって隆雄に謝ります。
隆雄は「千秋さんも被害者のようなものですよ」と言って千秋を許してくれます。
リカの逮捕から一週間…。
隆雄は普段の生活を取り戻し、リカに出会って気付けた自分よりも大切な家族と再出発します。
その日は、葉子と亜矢がマンションに引っ越してくる日。
「もうすぐ着くよ」という亜矢の電話。
直後、チャイムが鳴り玄関の扉をあけてふたりを迎え入れようとした隆雄。
しかし、そこにいたのは…。
「ただいま」
そこには、嬉しそうに微笑むリカが!
リビングにつけっぱなしのTVには緊急ニュース速報が流れます。
“雨宮リカ容疑者、看護師を殺害し逃走。”
『リカ』第8話(最終回)まとめ
最後の最後に騙されましたね~!
リカの逮捕で、全ての悲劇が終わっりハッピーエンドで終わったかと思いましたが…。
この後、隆雄とリカがどうなるかはドラマ版では視聴者の想像にゆだねる形でラストを迎えます。
リカってどうやったら成敗できるワケ!?(笑)
ちなみに原作のラストでは、隆雄はリカが言っていたように、目や舌、鼻を切り取られ、生きたまま家に“持ち帰られた”というエンド。
YUKI
たぶん、切った目や舌や鼻はハーバリウム漬けにされるんだろうなぁ…。
というワケで、全8話でレビューしてきたドラマ『リカ』は最終回を迎えました!
YUKI
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