ドラマ『リバーサルオーケストラ』 第8話 今度は穂刈の進退問題が勃発! 団員たちのそれぞれの愛のカタチとは?

出典:リバーサルオーケストラ公式ページ©Nippon Television Network Corporation

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初音(門脇麦)は穂刈(平田満)が事故に遭ったと聞き、蒼(坂東龍汰)と共に病院に駆けつけます。穂刈は軽傷だったものの、他に穂刈が抱える事情を知ることに。

玉響は穂刈が受けた穴をなかなか埋められず、朝陽(田中圭)たちはその存在の大きさを痛感します。

穂刈は家庭の事情から退団を考えているようで、「自分には何も出来ない」と落ち込む蒼。そんな蒼の優しさに触れ、初音は告白の返事をしようと決意します。

ドラマ『リバーサルオーケストラ』 前回振り返り

突然のテレビ出演のオファーに、三島(永山絢斗)の悪意を感じ、出演を迷う初音(門脇麦)ですが、市長(生瀬勝久)の勢いに負け、結局出演をOKすることに。

さらに、小野田(岡部たかし)から正式に玉響の団員になってほしいと言われ、初音はプロになる覚悟を問われることになります。追い込まれた初音は、玉響メンバーとも衝突してしまいます。

しかし、朝陽(田中圭)の「自分と仲間を信じろ」という言葉に背中を押され、無事生放送せ、チャイコンの演奏を成功させることができました。その後お互いをリスペクトした初音と三島は和解することが出来ました。

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【ネタバレあり】ドラマ『リバーサルオーケストラ』第8話あらすじと感想


穂刈の家庭の事情

「穂刈さんが、事故に遭いました」

朝陽(田中圭)から連絡を受けた初音(門脇麦)は、蒼(坂東龍汰)と共に病院に駆けつけます。
幸い、穂刈の怪我は足を痛めただけで大したことはありませんでしたが、外に出てしまった認知症の妻を追ううちに車と接触してしまったというのが、事故の原因でした。

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穂刈さんが最近練習に乗れていないのには、そういう理由があったのですね。

穂刈の力になりたいと考える蒼に朝陽は「家庭の事情に深入りするべきではない」と忠告します。

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しかし、初音も蒼と同じく、同僚として出来るだけのことはしたいと思っていました。

玉響は穂刈不在のまま定期演奏会の練習をしますが、その穴はなかなか埋められず、穂刈の存在の大きさを痛感することに。

揺れる心

次の日、初音は祖父の墓参りで地元に帰って来ていた三島(永山絢斗)から連絡を受け、ファミレスで会うことに。
そこで初音は三島から、朝陽が初音を大事にしていると思ったと聞かされます。
食事会の時、朝陽は初音を守ろうと先回りして三島をけん制していたというのです。

moyoko

朝陽は優しいですね。

でも、初音は朝陽から「コンマスとして大事だ」と言われています。
そのことを不満げに話す初音を見て、三島は初音の気持ちに気がつきます。

その帰り、2人で楽しく話している様子を偶然土井(前野朋哉)が目撃していました。

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次の日瞬く間に玉響内で噂が広がります。

次の日、穂刈は妻の冴子(宮崎美子)を娘に任せて練習に参加します。
すると、そこにひょっこり冴子が現れました。

moyoko

娘が目を離したすきに外に出てしまったのです。

穂刈にお弁当を届けに来たという冴子は、朝陽を見て目を輝かせます。
昔、よくこの練習場に顔を出していた冴子は、朝陽を若き日の穂刈だと思い込んでいるのです。

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今の穂刈さんのことは忘れてしまっていて、穂刈さんは寂しそうです。

穂刈は、妻の介護に専念したいと退団を考えていました。
しかし、娘は「そんなことをしてもお母さんは喜ばない」と退団に反対していました。
そして、冴子を施設に入れることを勧めます。

蒼は穂刈を心配して穂刈の家に手伝いに行っていましたが、自分の無力さに落ち込むばかり。

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優しく、一生懸命な蒼の姿を見て、初音は何か思うところがあるようです。

愛の挨拶

穂刈夫妻は、学生時代、オーボエ奏者とピアノ伴奏者として一緒に過ごしてきました。
その思い出が今も冴子の心の中に生きていると感じた穂刈は、冴子を施設に入れることに決めました。

初音たちは入所の日に開かれる施設の音楽会で、カルテットとして演奏することになりました。

冴子の入所準備が進んだある日、初音と朝陽は不用品をリサイクルショップに運ぶのを手伝います。
朝陽は不用品の中にテープが残ったラジカセを見つけ、穂刈に渡します。

「全部手放さなくてもいいんじゃないですか?」

ラジカセの中には、穂刈夫妻が結婚式でも演奏した『愛の挨拶』の練習テープが残っていました。

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冴子さんは荷物を見て、穂刈さんと旅行に出かけると思い、パスポートを探し回っています。

穂刈は、妻に伝えたいことがたくさんあったのに、何も伝えられていないと悔やんでいました。
穂刈の思いを知った初音は、ある提案をします。

大切な人へ

入所の日。
冴子は施設の前までやってきたものの、中に入ろうとしません。音楽会の準備もあるので皆が困っていると、そこに朝陽が現れます。

「お待たせ、冴子さん。さぁ、行こう」

朝陽が手を差し伸べると、冴子は嬉しそうに手を取り施設の中へ入って行きました。

moyoko

朝陽、ナイス!

冴子は朝陽と手をつなぎながら、楽しそうに音楽に耳を傾けていました。
そして最後のプログラムになると、オーボエを持ち、正装をした穂刈が現れます。

moyoko

初音が提案したのはこのことだったんですね。

演奏の前に穂刈は冴子への感謝の気持ちを伝えます。

「思い出せないことが増えたとしても、私がずっと覚えています。心はずっと一緒です」

そして穂刈は『愛の挨拶』を演奏し始めます。
すると、冴子は朝陽の手を離し、自分の膝の上で指を動かし始めました。

moyoko

伴奏しているのですね。

音楽会終了後、初音は朝陽に「おかげで素敵な演奏が見られた」とお礼を言うと、朝陽は「確かに」と言って笑顔を見せます。

moyoko

この笑顔で、初音の気持ちが完全に決まりました。

熱愛スクープ

その夜、初音は自分の気持ちを蒼に伝えます。

「ごめん、私、好きな人がいる」

蒼は「ちゃんと振ってくれてありがとうございます」明るく努めて、部屋を出て行きますが、もちろん平気なわけではありません。

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落ち込む蒼を、奏奈(恒松祐里)が「今日は飲もう!」と笑顔で慰めてくれました。

翌日、ネット上に三島と初音の熱愛スクープが出回ります。
写真は、2人でファミレスに行った時のものでした。

朝陽に誤解をされたくない初音は、必死に弁解します。
しかし朝陽は「付き合ってもいいんじゃないですか?僕には関係ないです」と冷たくあしらいます。

その態度に頭に来た初音。

「私はよくないんですよ!私が好きなのは、あなたなので!」

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勢いで告白してしまいました!

その頃、土井は本宮市議(津田健次郎)と藍子(原日出子)と共にいました。
なんと、初音と三島の写真を流出させたのは、土井だったのです。
土井は玉響が解散後、高階フィルへの移籍を約束して、本宮市議に情報を流していました。

本宮は言います。

「常葉マエストロも近々高階フィルに来ますから」

その言葉に藍子も笑顔で頷いたのでした。

ドラマ『リバーサルオーケストラ』 第8話 感想&まとめ

今回は心温まる穂刈夫妻のお話でした。

穂刈さんの妻は今の夫の姿を忘れてしまって、朝陽を若き日の夫と思い込んでいましたが、結局は旦那さんのことが大好きだったということですよね。

音楽を通じて、2人の心は繋がっているということがわかり、良かったです。

最後のシーンでは、ヴァイオリンの土井が実は本宮市議のスパイだったことが発覚します。

またしても不穏な空気が流れています。朝陽が高階フィルに来るというのはどういうことでしょうか?玉響の運命やいかに!?

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