突然のテレビ出演のオファーに、三島(永山絢斗)の悪意を感じ、出演を迷う初音(門脇麦)ですが、市長(生瀬勝久)の勢いに負け、結局出演をOKすることに。
さらに、小野田(岡部たかし)から正式に玉響の団員になってほしいと言われ、初音はプロになる覚悟を問われることになります。
しかし、三島の会見を発端に初音の過去が明るみに出て、マイナスコメントを書く人も出てきました。それを心配した初音の両親は、姉妹の顔を見に家に帰ってきます。
そんな中、朝陽(田中圭)は初音をある食事会に誘い、初音は三島と対峙することになります。追い込まれた初音は、玉響メンバーとも衝突してしまい・・・。
目次
ドラマ『リバーサルオーケストラ』 前回振り返り
初音(門脇麦)の腕の調子も良くなり、次週予定されているバレンタインガラに向けてこれからという時に、玲緒(瀧内公美)が公演に出ないと言って練習に出てきません。
団員たちの間では、朝陽(田中圭)にフラれたからだと噂が立ちます。
玲緒は本当は音楽が一番なのに、それを隠すように恋愛至上主義を装っていました。しかし、それはもうやめることにして、音楽の道に突き進む事に決めました。
バレンタインガラコンサートは、本宮市議(津田健次郎)の邪魔をものともせず、無事成功させる事が出来ました。
しかし、三島(永山絢斗)も初音を挑発する行動に出ます。三島は、初音を生放送のテレビ番組に引っ張り出そうとしていました。
【ネタバレあり】ドラマ『リバーサルオーケストラ』第7話あらすじと感想
テレビ出演へ
三島彰一郎(永山絢斗)が、初音(門脇麦)と共演したいと生放送番組への出演をオファーしてきました。
三島の悪意を感じた初音は返事を迷いますが、「玉響の宣伝になる」と張り切る市長(生瀬勝久)の勢いに負け、結局出演OKすることに。
moyoko
そして、小野田(岡部たかし)からは、市役所を辞めて正式に玉響の団員にならないかと誘われます。
moyoko
世間では、三島の会見を発端に初音の過去が明るみになり、ネット上ではステージから逃亡したことを非難する声も聞かれました。
そのことを心配した両親が、田舎から谷岡家に帰ってきました。
久しぶりの姉妹との再会に両親は喜びますが、下宿中の蒼(坂東龍汰)の姿を見てビックリ!
moyoko
一方、朝陽(田中圭)は、定期演奏会の曲をヴェートーベンの『運命』に決定し、さっそく練習を始めますが、オーボエの穂刈(平田満)の演奏に納得がいきません。
地獄の食事会
練習後、朝陽は初音を食事に誘います。
2人きりだと一瞬期待した初音でしたが、そんなわけはなく、なんと高階建設の藍子(原日出子)と三島、三島の父で有名指揮者の光太郎(加藤雅也)も同席するという、まさに”地獄の食事会”だったのです。
初音はその食事会で、三島からイラ立ちをぶつけられてしまいます。
いまだに市役所の職員を兼務している初音は、腰掛けでオケに参加しているというのです。
そして、そのオケでも甘やかされていると三島は言います。
「ステージに立つ資格ないよ、お前には」
moyoko
定期演奏会の練習では、結局穂刈は第2奏者と主席を入れ替えることになりました。
気を遣う初音に、穂刈は「世代交代は当然の事」だと言います。
moyoko
穂刈の言葉で、初音は自分の覚悟のなさを痛感し、これ以上周りに甘えないよう、チャイコンの練習に打ち込みますが、これまで一度も上手く弾けていませんでした。
さらに三島の言葉やネットのマイナスコメントが頭から離れず、初音はどんどん追い詰められていってしまいます。
そして、初音を励まそうとする団員たちに、つい八つ当たりをしてしまいます。
「そんなだからぬるいオケとか言われちゃうんですよ!」
売り言葉に買い言葉で衝突してしまった初音と団員たち。
初音は、「自分を甘やかすな」と練習場を飛び出しました。
moyoko
プロの資格
朝陽は、1人でふさぎ込んでいる初音の部屋に押し入り、「何故練習しないのか」と詰め寄ります。
「誰に何を言われようが、音楽と生きて行く覚悟があるんですか?」
すると、初音は「自分はプロになる資格はない」と拗ねた発言をします。
朝陽は「君と君を信じる人に失礼だ」と激怒します。
「何故、自分と仲間を信じようとしないんですか!」
moyoko
朝陽は「いつまでも立ち止まっているなら、今すぐやめたらいい」と言い放って、部屋を出ていきました。
朝陽の言葉に突き動かされ、さらに母が作ってくれた“がんばれご飯”によって、初音はようやく奮起します。
緊張のテレビ出演
翌日、テレビ出演を前に緊張する初音の前に、小野田がタブレットで動画を見せてくれました。
それは、チャイコンのソロ練習に使えるようにと、朝陽の指揮で団員たちが演奏している映像でした。
動画の最後には、笑顔で初音コールをする団員たち。
moyoko
生放送が始まると、三島は「彼女は僕と比べ物にならないぐらい天才なんです」と、チャイコフスキーを弾くように促してきました。
怖くなり、しばしフリーズしてしまう初音。でも、側では小野田が見守ってくれています。
朝陽の言葉や初音を励ます団員たちの顔も浮かびます。
初音は意を決して三島からヴァイオリンを受け取り、これまで一度も弾けなかったチャイコンを見事に演奏してみせました。
moyoko
放送後、三島はこれまで煽るようなことをしていたことを謝ります。
初音の才能への嫉妬もあり、憧れの父との共演の機会がありながら、そのステージから逃げ出した初音のことが許せなかったのです。
初音が復帰したと聞いて、三島は初音の本気度を試すために、色々と仕掛けていたのでした。
しかし、初音の演奏を聴いた時、本当は初音に戻ってきてほしかったのだと自分の気持ちに気がついたという三島。
moyoko
「復帰おめでとう」
2人は笑顔で握手を交わしました。
伝えるこということ
実は、朝陽が初音の家を訪ねたのは、小野田や団員たちに「心配だと素直に伝えた方がいいと」言われて、撮影したばかりの動画を初音に渡すためでした。
「伝えるって難しいですね・・・」
そう朝陽が反省しているところへ、笑顔の初音がやってきます。
初音は動画のお礼を言い、正式に団員になると宣言しました。
朝陽は驚きながらも、笑顔を見せます。
moyoko
初音の復活を見届けた両親は安心し、蒼に姉妹を託して田舎へ帰って行きました。
初音は市役所に退職届を出し、正式に団員になりました。玉響は再び一致団結します。
ところが、そんな玉響にまたしても試練が訪れます。
次の定期演奏会で満席に出来なければ、玉響への補助金をカットすると本宮市議が提案したのです。
moyoko
もし補助金が下りなければ、4月のこけら落としコンペを前に玉響は解散を余儀なくされます。
moyoko
その夜。初音が満席にするためのプランを考えていると、朝陽から連絡が入ります。
「穂刈さんが倒れました」
初音たちの前に、次々とトラブルが襲う中、本宮市議は満足げにほくそ笑んでいたのでした。
ドラマ『リバーサルオーケストラ』 第7話 感想&まとめ
初音をライバル視し、あおり続けていた三島ですが、復活した初音を見て感激し、心を入れ替えてくれました。良かったですね!
それにしても、本宮市議、しつこいですね~!決まってしまった以上は、なんとか満席にするしかありませんが、そこに穂刈さんが倒れるというまさかの知らせが。
穂刈さんに一体何が!?玉響は一体どうなるのでしょうか?次回も見逃せません!