ドラマ『リバーサルオーケストラ』 第10話(最終話) 最初で最後のこけら落とし公演! ポンコツオケよ、永遠に!

出典:リバーサルオーケストラ公式ページ©Nippon Television Network Corporation

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高階フィルとの対決に向けて、練習に熱が入る玉響。オケのムードもどんどん高まって来ています。

そんな中、初音(門脇麦)朝陽(田中圭)が高階フィルへ移籍するという噂を耳にして、胸がザワザワ・・・。

いよいよこけら落とし公演。たった4ヶ月前はバラバラだったポンコツオケと、ステージに立てなかった天才ヴァイオリニストが日本一のオケと戦うまでになりました。

果たしてコンペの結果は!?

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ドラマ『リバーサルオーケストラ』 前回振り返り

定期演奏会を満席に出来ないと解散させられてしまう玉響は、練習の傍らチケット完売作戦に動き出します。初音(門脇麦)たち団員はもちろん、事務方の小野田(岡部たかし)も宣伝に奔走。

玉響は、定期演奏会のチケットを完売させることが出来ましたが、満員にすることは出来ませんでした。しかし、他の議員から解散を反対され、解散を免れることが出来ました。

しかし、その裏で朝陽は高階フィルとある約束をしていたのです。

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【ネタバレあり】ドラマ『リバーサルオーケストラ』第10話(最終話)あらすじと感想


朝陽の移籍

解散を免れ、こけら落とし公演に出演できることになった玉響。
朝陽(田中圭)の熱い指導に、団員たちは食らいついていきます。

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演奏はどんどん良くなっていき、オケのムードは高まります。

全体練習の後も、コンマスの初音(門脇麦)は朝陽とマンツーマンで演奏について打ち合わせを重ねる日々。

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初音は朝陽と2人きりになれて嬉しそうです。

そんな中、初音は朝陽が高階フィルに移籍するのではという噂を聞いてしまい、モヤモヤしてしまいます。
高階フィルの三島(ながやま)にも真相を確かめてみますが、三島はそのことを知りませんでした。

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やはり、ただの噂なのでしょうか?

その夜、市長(生瀬勝久)は朝陽から衝撃の事実を聞かされ、「信じられない」とショックを受けていました。

「絶対後悔するぞ!」

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噂は本当のようです。

練習中の笑顔

公演前日。
朝陽は「良いと思います」と、練習中初めて笑顔を見せました。

朝陽は玉響が演奏する“チャイ5”は、運命と戦い、輝かしい未来を手に入れるシンフォニーだと説明します。

「明日は堂々と誇りを持って玉響の音楽を届けましょう」

オケは、足踏みでその言葉に応えます。

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オケはこれまで以上に良い雰囲気です!

西さいたま市シンフォニーホールのこけら落とし公演の日がやってきました。
開演時間が迫り、先に演奏する初音と団員たちは緊張の面持ちです。

ところが、開演直前になっても朝陽の姿が見当たりません。会場に来た形跡もないとのこと。
団員たちが不安に思っていると、市長が控室にやってきました。

「今日、朝陽は来ません」

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なんと!

マエストロ不在のオケ

実は、玉響の解散が撤回されたのは、高階藍子(原日出子)に朝陽が高階フィルの常任指揮者になり、こけら落とし公演では指揮台に立たないという条件を申し出たからだったのです。
朝陽が練習後、初音に熱心に指導していたのは、コンマスの初音に指揮をさせるためだったのです。

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確かに、指揮者がいないオケもあるにはあるのですが・・・。

朝陽は、団員たちにずっと玉響で音楽を続けて欲しいという思いから出た行動でした。
しかし、初音は納得がいきません。

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団員たちはコンマスの初音に従うと言います。

初音はすぐに高階フィルのマエストロ・三島光太郎(加藤雅也)に交渉し、出番の変更を了承してもらいます。
そして、自宅にいるという朝陽を連れ戻しに会場を飛び出しました。

ところが、本宮市議(津田健次郎)は出演時間の変更を拒否。
出番に間に合わなければ、棄権とみなすと突っぱねます。

すると、そこに三島彰一郎が現れ、「コンペが失敗したら市民からの信頼を失うのでは?」と助け舟を出してくれました。

本宮市議は引き下がり、高階フィルは一番手で登場。
これまで自信を持つことが出来なかった彰一郎は、迷いのない演奏をすることが出来、父親の光太郎もそれを感じ取り、最高の演奏をすることが出来ました。

朝陽の責任

朝陽は自宅ではなく、いつもの練習場にいました。
初音は朝陽の腕を掴み、会場に連れて行こうとしますが、朝陽は玉響を守りたいと頑なに拒否します。

「谷岡さん、君が振ってください。玉響の未来のため・・・お願いします」

頭を下げる朝陽に対し、初音は「せめて近くで見守っていて欲しい」と条件を出しました。

「あなたにはその責任があると思います!」

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朝陽と初音は会場まで走り出しました。玉響の人たちは走ってばかりですね!

ところが、会場に着いた途端朝陽を残して団員たちは控室に籠城してしまいます。
朝陽が出ないなら、自分たちも出ないと言い張る団員たち。
毒舌で悪魔のような指揮者でも、大きな愛で玉響を引っ張って来てくれた朝陽。

明日死ぬかも知れない、これが人生最後のステージかもしれない・・・その瞬間に、朝陽がステージにいてもらわなくては困るのです。

「一人で抱えないで。私たちは、オーケストラです」

皆の思いに胸を打たれた朝陽は、藍子に出演の許可を得てステージに立ちます。

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玉響の演奏を聴いたことがない藍子も、玉響にどんどん興味が湧いてきたのです。

ポンコツオケの逆襲

朝陽を加えたフルメンバーで“チャイ5”を演奏する玉響は、聴衆を圧倒します。

やがて最高潮の盛り上がりで演奏が終わると、会場内はスタンディングオベーション!
割れんばかりの拍手が会場を包みます。

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7分間に及ぶ演奏シーンはみどころです!

いよいよ、審査結果の発表の時間がやってきました。
審査員票は、2:2の同票です。

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勝敗は観客票で決まります!

高階 1002票
玉響 1007票

なんと、わずか5票の差で玉響が見事勝利しました。
初音たちは大喜び。三島も笑顔で拍手を送ります。

公演が終わり、ロビーで祝福される玲緒(瀧内公美)やみどり(濱田マリ)ら団員たち。皆嬉しそうです。
蒼(坂東龍汰)と奏奈(恒松祐里)は、何やら春の予感・・・。

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蒼くんは失恋から立ち直れそうで、良かったです!

藍子は常任指揮者の件は、「彼が振りたいと思った時に来てもらいたい」と、無期限の移籍延長を市長に伝えました。

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その裏で、本宮市議はまだまだ市長の座を諦めていません。そうこなくっちゃ(笑)

高階への移籍がなくなった朝陽は、初音に握手を求めます。

「玉響をここまで連れて来たのは、谷岡さんです。僕一人ではなしえなかった。ありがとう。」

初音も、「自分を音楽の道へ連れ戻してくれてありがとうございます」と、その手を離しません。

こけら落とし公演が終わったら、ドイツへ戻るつもりだった朝陽。でも、それはまだまだ先のことになりそうです。

初音が離さないその手を、朝陽は諦めたのか、握り返しました。
そして、手をつないだまま、2人は明日に向かって歩き出しました。

ドラマ『リバーサルオーケストラ』 第10話(最終話) 感想&まとめ

まさに大団円といった雰囲気でエンディングを迎えた『リバーサルオーケストラ』。

演奏シーンは、役者の方が混ざっているとは思えない素晴らしいものでした。

そして皆が笑顔になって終わり、温かい気持ちになりました。

初音の恋も実ったようで良かったです!

ポンコツオケよ、永遠なれ!3ヶ月間お疲れ様でした!

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