『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『スカイスクレイパー』そして『ランペイジ 巨獣大乱闘』と、2018年は「ロック様」ことドウェイン・ジョンソンの主演映画が大豊作でした!
その中でも、彼が主演・製作総指揮を務めた、動物たちが巨大化して人間を襲うパニック・アクション大作『ランペイジ 巨獣大乱闘』を簡単に解説します!
- ロック様とゴリラ!つまりゴリラ&ゴリラの体を張ったアクションが見もの。
- 巨獣たちが大暴れするシカゴの街!大迫力のパニック映画。
- 『ウォーキング・デッド』ファンよ喜べ!ニーガン役のジェフリーが登場するぞ!
それではさっそく『ランペイジ 巨獣大乱闘』の作品情報・キャラクター紹介・あらすじ・ネタバレ感想を書いていきたいと思います。
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『ランペイジ 巨獣大乱闘』作品情報
作品名 | ランペイジ 巨獣大乱闘 |
公開日 | 2018年5月18日 |
上映時間 | 107分 |
監督 | ブラッド・ペイトン |
脚本 | ライアン・イングル カールトン・キューズ ライアン・J・コンダル アダム・スティキエル |
出演者 | ドウェイン・ジョンソン ナオミ・ハリス マリン・アッカーマン ジェイク・レイシー ジェフリー・ディーン・モーガン |
音楽 | アンドリュー・ロッキングトン |
『ランペイジ 巨獣大乱闘』主要キャスト
ドゥエイン・ジョンソン / 役:デイビス・オコイエ
- 今作の主人公で霊長類学者で元特殊部隊員
- アルビノ(白い毛)のゴリラのジョージと仲良しで手話を使って会話をする。
- 巨大化するジョージを救うために解毒剤を求めて奔走する。
- 体長は1.96メートル、体重は118キロである。
ジェイソン・リーズ / 役:ジョージ
- 今作のもうひとりの主人公で、アルビノの「ニシゴリラ」。
- 故郷で母を密猟者に殺され、自分も捕らえられそうになったところをデイビスに助けられる。
- 現在はサンディエゴ野生動物保護区に引き取られ、他のゴリラたちのリーダー的存在である。
- 巨獣化した時の体重は、9.06トン、体長は12.1メートル。
ナオミ・ハリス / 役:ケイト・コードウェル博士
- ゲノム実験に失敗した「エナジン社」の元遺伝子研究者。
- エナジン社には、過去に弟を殺されたことで恨みを持っている。
ジェフリー・ディーン・モーガン / 役:ハーベイ・ラッセル
- 政府の特殊捜査官で、デイビスとケイト、ジョージを拘束する。
- 敵か味方かわからない雰囲気を漂わせるが、本当は間違ったことが嫌いな様子。
- デイビスとケイトに協力し、軍の爆撃作戦を阻止に回る。
ラルフ(ワイオミング州キャスパー出身のオオカミ)
- 体長26メートル、体重13.8トン
- 縄張りに落下した遺伝子サンプルに感染し巨大化&凶暴化。群れの仲間を皆殺しにした。
- 四肢の間にムササビやモモンガのような皮膜があり、背中にはヤマアラシの針がある。
リジー(フロリダ州エバーグレーズ国立公園出身のメスのアメリカワニ)
- 体長68.5メートル、体重150トン
- 沼に落ちていた遺伝子サンプルをまるごと飲み込んだため、三体の中で一番の巨体。
- 背中の鱗や皮膚が発達し、しっぽの先端に棘が生え、棍棒状の武器になっている。
【ネタバレ】『ランペイジ 巨獣大乱闘』あらすじ・感想
心配しながら鑑賞した『ランペイジ 巨獣大乱闘』
タイトルにある「ランペイジ」とは「大暴れ」という意味で、まさにこの作品にぴったりと言えるでしょう!
巨大化した動物たちとロック様ことドウェイン・ジョンソンが、スクリーンの中で所狭しと暴れまわる姿が楽しみで仕方がありませんでした。
マルコヤマモト
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の公開から間もなかったので、動物も登場するし、似た感じの作品になっていないかなど、不安もありながら鑑賞しました。
しかし、そんな不安をよそに『ランペイジ 巨獣大乱闘』は、大満足のモンスター映画でした。
マルコヤマモト
それでは、あらすじを交えつつ、作品を紹介していきます!
失敗したゲノム実験。巨大化する動物たち
ロック様演じる主人公のデイビスは、アメリカのサンディエゴ国立公園で働く霊長類学者です。彼の担当はゴリラ。
マルコヤマモト
中でもアルビノと言って毛の白い珍しいゴリラのジョージとは大の仲良しでした。
幼いジョージを密猟者から救ったのが、他ならぬデイビスだったのです…。というほっこりエピソードも盛り込まれています。
デイビスとジョージは、手話で会話ができるなど、ゴリラの賢さも描かれています。
マルコヤマモト
その頃、「エナジン社」が宇宙で行っていたゲノム編集実験が失敗。
実験によって宇宙船内で巨大化した実験用のネズミが、クルーを襲うという事故が発生していました。
エナジン社の社長であるクレア(マリン・アッカーマン)は、残ったクルーにサンプルを何が何でも持ち帰るように命令しました。
命と引き替えにするようなことを命令するなんて、きっとろくな女じゃないでしょう。
マルコヤマモト
しかし、脱出用の宇宙船もラットに襲われた被害で、ガラス面に傷がつき、脱出直後に爆発してしまったのです。
爆発した宇宙船から、サンプルが地球上に落下しました。
- ひとつはワイオミング州のオオカミの群れの中に。
- ひとつはフロリダ州エバーグレーズ国立公園の川の中に。
- もうひとつはサンディエゴ国立公園のジョージの前に…。
遺伝子サンプルのケースから出たガスのようなものを吸うと(ワニのリジーに至っては丸呑み)、動物たちに異変が起こり始めたのです!
エナジン社は自分たちの研究が世間に知られることを恐れ、極秘に民間の軍事会社を使って、サンプルの回収のためにワイオミング州へ向かわせました。
しかし、そこに居たのは群れを皆殺しにした巨大化したオオカミ「ラルフ」だったのです。
ラルフは軍事会社のメンバーをひとり残らず食いちぎりました…。
マルコヤマモト
この軍事会社の人たち、結構ワルそうで…後々も活躍するのかなと思ったのですが、もう全員食われちゃったってよぉ…早いよ!と思いました。
こんな感じで、意外とサクサク進んでいきます!
『ウォーキング・デッド』ファン歓喜のジェフリー・ディーン・モーガン登場!
動物たちの異変が始まり、それはジョージにも訪れました。
なんと、ジョージはクマのエリアに入り込み、凶暴なハイイロクマを殺してしまったのです…。
普通ゴリラが熊を殺すなんてありえませんし、ジョージも自分がやったことが恐ろしく怯えています。
マルコヤマモト
ひとまず匿われたジョージ…だんだんと巨大化しているのです。
身体が大きくなればお腹も減る…お腹も減ればイライラしてくると、ジョージはなかなかご飯をもらえないことにだんだんとイライラしていました。
そんな中、タイミング悪くやってきたのがナオミ・ハリス演じるケイト・コールドウェル博士。
ケイトは以前エナジン社で働き、遺伝子研究をしていました。
今回のジョージの件も、すぐにエナジン社の仕業だということがわかり、サンプルが落ちたというサンディエゴにやってきたのです。
しかし、お腹を空かせたジョージはもう限界を突破!
ついにケージをぶち壊し、外に飛び出てしまいました。
警察が駆けつけ、ジョージを撃とうとしますが、デイビスの静止もありとどまります。
しかし、そんな話を全然聞いていないヘリコプター部隊がやってきて、ジョージに麻酔銃を打ち込んだのです。
マルコヤマモト
そして、ジョージの存在を隠していたとして、デイビスとケイトは政府機関のラッセルによって拘束され、ジョージも捕獲されてしまいます。
このハーベイ・ラッセル、最初はシルエットからの登場なのですが、声を聞いて一発でわかりました!
マルコヤマモト
ジェフリー…もう一生こんな役しかできないんじゃ…?と心配になるくらい、スーツ姿のラッセル役も似合っています。
同じ頃、ワイデン姉弟はサンプルを何が何でも回収するために、巨獣たちが反応するレベルの低周波を使い、シカゴへ呼び寄せようとしていました。
拘束された飛行機の中で、ジョージは麻酔によりおとなしく眠っていたのですが、低周波を感じると目覚め暴れ出しました!
デイビス、ラッセルが応戦しますが敵わず、飛行機は墜落します。
デイビス、ケイト、ジョージの攻撃で気を失ったラッセルはデイビスに助けられ、パラシュートを装着し、三人は命を取り留めました。
墜落した現場からはジョージの遺体は見つからず、どこかへ逃げた跡が見つかります。
同じく、オオカミのラルフ、ワニのリジーは、低周波を察知しシカゴへ向かっていました。
三人は、無線により救出しに来たアメリカ軍と合流しました。
デイビスの反対を押し切り、アメリカ軍のブレイク大佐はジョージとラルフを攻撃しますが失敗に終わります。
ラッセルは、このことからデイビスに借りがひとつできたようで、二人に協力するようになり、軍のヘリを二人に奪わせるのでした。
なんとかジョージを助けることができたデイビスは、ケイトとともに凶暴化を取り除く解毒剤を求めてエナジン社へ向かいました。
いよいよ、シカゴで巨獣大乱闘!
シカゴの街にはジョージとラルフが到着。
破壊の限りを尽くし、街は大変なパニックに陥ります。
さらに川からワニのリジーが現れ、事態は最悪の状態に!
さらに最悪なことに、リジーの合流によりアメリカ軍が空爆を決定したのです。
ラッセルからの連絡でそのことを知ったデイビスは、いち早くエナジン社へ乗り込みました。
ケイトの協力で3つの解毒剤を入手しますが、ワイデン姉弟に見つかってしまい、クレアによってデイビスは腹部を撃たれてしまいます。
ワイデン姉弟の姉クレアは、ケイトを人質に取り、低周波に集まってくる巨獣たちから逃れるために屋上へ向かいます。
銃で撃たれたものの、急所を外れていたため無事だったデイビスも屋上へ向かい、ケイトを救出します。
マルコヤマモト
意外と元気なことにびっくりしましたが…。普通の人なら急所を外れていても無理です。
ケイトはなんとか解毒剤をひとつ持ち出していたので、クレアのバックに解毒剤を忍ばせ、クレアごとジョージに食べさせることに成功したのです!!
マルコヤマモト
解毒剤を飲んだことで、凶暴性が失われたジョージはデイビスのことを思い出しました。
そして、正気に戻ったジョージはデイビスとともに、ラルフ、リジーと対決することになります。
しかし、巨獣といっても、ジョージの体格は他の二体と比べてもとても小さいです。
果たして、人間とゴリラのバディは巨獣たちに勝つことができるのでしょうか!?
マルコヤマモト
デイビスとジョージは共闘してラルフをリジーに食べさせ、倒すことに成功します。
ケイトとラッセルは空爆を阻止しました。
他の二体より身体の小さいジョージが戦うことも心配ですが、生身の人間で、先程腹部を撃たれたロック様の戦闘も非常に気になるところでした。
しかし、心配しなくても良いのは、ロック様だから…なぜか安心感があります。
マルコヤマモト
ですが、戦いの末、ジョージはリジーの攻撃を受け瀕死の状態に陥っていました。
そして、デイビスに看取られながら、ジョージは息を引き取ります…。
マルコヤマモト
デイビスはジョージのブラックジョークに一度は怒りますが、なによりジョージが生きていたことに喜びました。
そして、ジョージ、デイビス、ケイト、ラッセルは、瓦礫の山となったシカゴの街を去り、物語は終わります…。
『ランペイジ 巨獣大乱闘』次回作の可能性
「自分の親友が理性を失ったら?」
自分はどこまでできるか…と、自分に問いかけられているような気がしました。
今作でのデイビスとジョージの間には、ただの動物への愛情ではなく、確かに友情があるように感じました。
マルコヤマモト
それと同時に、とてもわかりやすい内容の映画でした。
よく言うなにも考えずに観ることができるという部類の作品です!
マルコヤマモト
動物たちが街を破壊する場面でストレス発散…なんてこともできるかも。気分転換にも良い映画だと思います。
しかし、依然謎が多いまま終わってしまった今作ですが、続編の可能性が考えられているようです!
その理由として、
- ラッセルがラットを持っていること
- 落ちたサンプルが本当に3つだけだったのか
- ジョージが巨大化したまま終わっている
が挙げられます。
ラッセルがワイデン姉弟から奪ったラットを誰かに悪用される可能性もありますし、巨大化したままのジョージが正義のゴリラとして戦う可能性もあるわけです!
次回作を制作するにあたっても、色々な展開が期待できそうな作品ですね。
『ランペイジ 巨獣大乱闘』まとめ
今年の年間ベストには確実に入る『ランペイジ 巨獣大乱闘』をまた見たけど、やっぱり巨大化した白ゴリラと手足の付いた戦車ことロック様がタッグを組んで他の怪獣動物に殴り込むの本当に最高オブ最高。ふたりはプリキュアならぬふたりはゴリラ pic.twitter.com/EGv888mvVP
— 共食いゾンビ (@MOGUMOGU_shark) 2018年12月11日
ゴリラの共演(?)に興奮すること間違いなし!
- ロック様とゴリラのバディ・ムービーとしても楽しめる、意外性のある作品だった。
- 友人のために命を投げ出せる主人公デイビスの男気に、胸が熱くなった。
- 巨獣たちが大乱闘!街は破壊されるが、観終わった後はスッキリできる映画!
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