いよいよ『レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星 シーズン1』最終話となりました!
妊娠していることが分かったマザーの出産は、最悪シーズン2に持ち越しなのかな、と怪しんでいましたが、きっちりシーズン1のラストで出産してくれました~。
そして妊娠したマザーに嫉妬や怒りの感情が沸き上がり微妙な態度だったファーザーも、やってくれましたね!
蛇の穴、動物…全てとはいきませんがシーズン1で謎だったことも少し解明し、納得と感動のシーズンフィナーレでした。
Father must reevaluate the situation… pic.twitter.com/4RfHi74OzC
— Raised by Wolves on HBO Max (@RaisedWolvesMAX) October 26, 2020
- 謎の物凄い身のこなしの男現る!惑星ケプラー22bの歴史にまつわる驚愕の事実が発覚
- 身の毛もよだつ…マザーの超驚愕出産シーン!!
- マザーとファーザーの決断に涙、涙のラスト。
それでは『レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星 シーズン1』第9話のおさらいと第10話のレビューをしていきたいと思います!
目次
『レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星 シーズン1』キャラクター相関図
『レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星』前回第9話のあらすじと振り返り
- テンペストを妊娠させた死刑囚のオーソを捕らえ、お腹の子供の養分にするマザー
- ハンターによってファーザーのプログラムは再起動され、元に戻る
- マザーの体液が逆流してきたオーソは、超人になりテンペストに襲い掛かるが、檻係のアンドロイドと離れすぎたせいで頭部が爆発して死亡
- マザーのもとにファーザーとハンターが合流。マザーが妊娠したと聞いて様子がおかしいファーザー
- マーカスがミトラ教徒になりすましていたこと発覚。ルシウスはマーカスを半殺しにしてマザーの目を食べさせる
いろいろ分からないところはあるものの、第9話では、ルシウスの行動が一番謎過ぎました。
なぜ、マーカスにマザーの目を食べさせたんでしょう?
「あんなヤバいもの食べたら当然死ぬだろう」という考えでやったんでしょうか?
ラストシーンではマーカスはピンク色の血のようなものを口から吐いていましたが、これって人間の血液の赤とマザーの体液の白が混ざったピンクなのかな、と思うとやっぱりマザーのパワーをマーカスは得てしまったんじゃないでしょうか。
あんなヤバい人がヤバい力を持ったら…。
YUKI
あとはやっぱり、マザーが創造主キャンピオンと子供を造ったせいでファーザーの自尊心メッタ刺しの件ですね。
こういう気持ちの面を見ると、汎用型アンドロイドのファーザーの方が人間らしい気がします。
YUKI
【ネタバレ】『レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星 シーズン1』第10話(最終回)あらすじ・感想
ファーザーの嫉妬と怒りの感情の置き所
マザーから創造主キャンピオンとの子供を授かったことを直接聞いたファーザーの顔…。
それでもマザーからしてみれば、ファーザーの感情は理解できない様子です。
創造主キャンピオンから言われた時はあんなに否定していた“第一世代は練習だった説”も今では理解していて、これから生まれてくる自分の子供のために全勢力を注ぐつもりらしい…。
YUKI
悲しみに暮れたファーザーはみんなのもとを去り、ハンターに再びプログラムを再インストールしてもらおうと考えます。
つまりこれまでの記憶の全てを消して、同じ目的をインストールするということですね。
YUKI
謎の身のこなしの男がマザーに襲い掛かる!
一旦はマザーのもとを去ったファーザーですが、怪しい人影を見つけてマザーの元に戻ります。
怪しい人影は、以前ミトラ教徒たちが一瞬見かけた恐ろしくすばしっこい人のようなもの。
YUKI
マザーに襲い掛かったところを瞬殺されたこの人物のマスクを取ると、およそ人とは呼べない異形の生き物の顔でした。
どこか動物に似ている面影を不思議に思ったマザーとファーザーがその生き物の持ち物を調べると、ネアンデルタール人の頭蓋骨が現れます。
そしてふたりはこの惑星ケプラー22bでは、生き物は進化ではなく退化している、という結論に至ります。
人→マザーに襲い掛かった生き物→動物と退化している、ということですね。
YUKI
思い返すと、序盤に動物が初登場した時、誰かが「動物は12年ぶりに見た」というようなことを言っていました。
その時、動物は確かにレアだったんです。
しかし、だんだん普通に動物は登場し始め…最終話では動物の群れなんかも登場します。
惑星ケプラー22bにいる動物は、恐らく驚異的なスピードで増えていっています。
そして、マザーとファーザーのこの会話から、動物は元人間。
惑星ケプラー22bに箱舟でやってきた人間たちが、次々と動物になっていっているという事なのでしょうか。
この人が動物に退化していく過程で、人だった頃の記憶がある程度でも残っているのだとしたら、マザーを攻撃したあの生き物は誰でなんでマザーを狙ったんでしょうか?
YUKI
超・閲覧注意!マザーの出産シーン
マザー出産の時。
YUKI
はち切れそうだったマザーのお腹は急に凹み、なんとマザーは口から出産…!
生まれた赤ん坊は、蛇とナマズを足して2で割ったような見た目で、腹の部分に鮫のような大きな口と無数の牙。
すぐに養分を求め始めた赤ん坊は、マザーの腹に喰いつき、ものすごいスピードでマザーの体液を吸い始めます。
YUKI
マザーとファーザーの涙の決断
マザーの身体中の体液を吸い尽くした後、子供は血を求め始めるはずと、マザーはランダーに乗り子供を道ずれに蛇の穴に入ることを決めます。
「子供だけを蛇の穴に落としたらどうか?」と聞くファーザーに、「この子は空を飛べる」と悲しく笑うマザー。
しっかりマザーの能力は子へ受け継がれていました。
今にも停止寸前のマザーでは一人でランダーの操縦ができないと、ファーザーはランダーの操縦を買って出ます。
YUKI
そしてマザーとファーザーはランダーに乗り、子供を連れて蛇の穴へ落ちていきます…。
YUKI
“蛇の穴”の謎、“あっち側”とは?
これまでも“蛇の穴”の謎についてはたびたび話題にしてきましたが、タリーやマウス君など、蛇の穴に落ちた生き物はただ死なずに存在している可能性がありました。
そして今回マザー、ファーザー、マザーの産んだ子供が蛇の穴に落ちた訳ですが…。
まず、蛇の穴は惑星ケプラー22bに無数にあり、全ての穴が最奥で一つに繋がっていたことが分かりました。
そして中は…溶岩噴き出すマグマ!!
そう言われてみれば、蛇の穴の周りはなぜか暖かく、夜になると極寒になる惑星ケプラー22bでは蛇の穴の付近で暖を取るシーンが何度か描かれていました。
蛇の穴の周りが暖かい理由は、最下層がマグマになっていたからだったんですね~。
そして別のシーンですが、ポールがソルの声を聞き「この星の“あっち側”には行っちゃダメなんだ」と言っていました。
あっち側とは、みんなが行きたがる暖かい熱帯がある場所の方を指しているようなんですが、マザーたちが行ったのは、あっち側ということでしょうか?
YUKI
マザーの体液を吸い尽くした子供は墜落後、ランダーを突き破って空を飛び始めます。
YUKI
マザーの目を食べたマーカスはどうなった?
さて、第9話で正体がバレてルシウスから半殺しにされたうえ、マザーの目を食べさせられたマーカス。
YUKI
幻覚と話しながら、見つけたのは黒い服を着たグループ。
新たな箱舟が惑星ケプラー22bに辿り着いたようです。
『レイズド・バイ・ウルブス / 神なき惑星 シーズン1』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
Our next mission is chartered. #RaisedByWolvesMax will return for Season 2. pic.twitter.com/C2gvC0WPfm
— Raised by Wolves on HBO Max (@RaisedWolvesMAX) September 17, 2020
ここまで『レイズド・バイ・ウルブス/ 神なき惑星 シーズン1』最終話をネタバレありでご紹介しました。
記念すべき日本初上陸を果たしたHBOmaxオリジナルドラマ第1作目でしたが、最終話かなり良かったです。
YUKI
謎は謎で残しておきながら、考察できるヒントはたくさん落とされていて…シーズン2の展開を予想するだけでワクワクします!
シーズン1がかなり大風呂敷が広がった感じで終わったので、シーズン2、3では終わらなさそうな大作の予感。
全米公開から約2週間でシーズン2の更新が決定しています。
シーズン2の日本公開を楽しみに待ちたいと思います!