「月刊コミックゼノン」で連載中の大人気同名作品を原作としたアニメの第2期『終末のワルキューレⅡ』。
遠い昔、シヴァは気楽な日々を送りながら、親友のルドラとともに喧嘩に明け暮れていました。
ある日、ルドラはインド神界の頂点を目指そうとシヴァを誘い、2柱は神々に戦いを挑み始めます。
早速、第8話「1116の天辺」をレビューしていきます。
目次
アニメ『終末のワルキューレⅡ』前回7話のあらすじと振り返り
まるで土俵のような闘技場で雷電と相対するは、破壊神のシヴァ。
史上最強の力士とインドの最強神が、序盤から小細工なしで互いの肉体を熱く激しくぶつけ合います。
血と汗にまみれた真っ向勝負の行方は……?
【ネタバレあり】アニメ『終末のワルキューレⅡ』第8話あらすじ・感想
インドの神々
インド神界、群雄割拠の時代……絶対神は存在していませんでした。
そんな中、のんびり気ままに暮らしていた踊り好きな破壊神・シヴァは、親友である暴風神・ルドラ(CV.阪口周平)に誘われ、インド神界の天辺に立つための旅に出ます。
戦って勝つことに興味がないシヴァでしたが、1116柱の頂点というルドラの夢を叶えるため、喧嘩に明け暮れるようになりました。
二人のことはすぐに噂になり、「インド神界の天辺に挑む2柱のバカ」と呼ばれるものの、二人は戦いに勝ち続けます。
いつしか嘲笑は尊敬に、侮蔑は期待に変わっていきました。
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やがて、それまでの敵とは比べ物にならない最後の相手――創造神と維持神に挑むこととなった二人は、2対2の勝負に打ち勝ち、伝説を残します。
その時、二人は”1115”柱の頂点にいました。
1116の頂点
インドの頂点にやって来たシヴァは、これまでの旅路を振り返り浮かれ気味です。
しかし、ルドラはそうでないことにどこかで気付いていました。
1115の神を倒し、その思いを背負ってここまで昇りつめた二人は最高のコンビであり、互いが最後の敵なのでした。
”1116”の天辺に立つのは、1柱のみ……。
ルドラはシヴァに戦いを挑みます。
いよいよ二人が戦い始めると、その音はインド全土に響き渡りました。
シヴァは全力で戦いながら、何度も倒れ、何度も立ち上がるルドラに対し、「もう立ち上がるな」と心の中で思うようになります。
ボロボロのルドラを見ていられず、自分が腰をついた時に負けを認めようとすると、ルドラに遮られてしまいました。
シヴァに勝てないことを悟っており、先に負けを認めたのです。
ルドラはやりきった笑顔で1116柱の思いをシヴァに託すと、感謝の言葉を告げ立ち去ります。
こうしてシヴァは最高の親友を失う代わりに、インド神界の頂に立ちました。
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シヴァの必殺舞踊
雷電を前にしたシヴァは、数千年前のあの旅のような熱さを感じていました。
1116の神々に見守られながら、ステップを踏み始めます。
試合を見ていたゼウスは、それが「シヴァの必殺舞踊」だと気付きました。
驚くアレスに、ヘルメス(CV.諏訪部順一)は「バラバラだったインド神界をまとめたシヴァのとっておき」だと補足します。
シヴァはステップに合わせてパンチの連打を繰り出し、雷電を圧倒していきました。
筋肉を強化し必死に抵抗する雷電の様子にご機嫌なシヴァは、ダンスの凄まじさで自らの身体に超燃焼を起こします。
そして、雷電の腹あたりから左顔面までをえぐり、焼いてしまいました。
人類側の客席が息をのむ展開ですが、攻撃を喰らった雷電自身は口角を上げ、笑ったのでした。
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アニメ『終末のワルキューレⅡ』第8話まとめ
いかがだったでしょうか。
シヴァの過去が明かされたところで、雷電との真っ向勝負にも勢いが増しています!
ますます予想ができない展開……どんな決着が待っているのでしょうか?
次回、第9話も楽しみです。