アニメ『終末のワルキューレⅡ』第14話あらすじ・ネタバレ感想!冥界の異形・波旬に立ち向かう釈迦が取った行動とは?

©アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレⅡ製作委員会

©アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレⅡ製作委員会

「月刊コミックゼノン」で連載中の大人気同名作品を原作としたアニメの第2期『終末のワルキューレⅡ』。

新たに出現した、神々ですら存在を知らない異形の戦士。

確かなことは、この得体の知れない存在が途方もなく強いこと……。

そして恐るべきことに、釈迦の未来視が一切通用しないことでした。

早速、第14話「冥界の伝説」をレビューしていきます。

アニメ『終末のワルキューレⅡ』前回13話のあらすじと振り返り

とある国の王子だった釈迦は、生まれながらにして最高のものをすべて手にしていました。

しかし、ある日のこと、釈迦は富も身分も何もかもを投げ捨てて、ただ我が道を独りで歩み始めます。

悟りを開き、己のやり方で人々を幸福にしてきた釈迦は、やがて零福とも分かち合うことができましたが、零福は想像もしなかった危険な怪物へと変貌していまいました。

【ネタバレあり】アニメ『終末のワルキューレⅡ』第14話あらすじ・感想

第六天魔王・波旬

零福は、第六天魔王・波旬(CV.稲田徹)へと姿を変えてしまいました。

波旬のことは、釈迦も、ブリュンヒルデも、ヘルメスさえも知らないため、闘技場内は混乱に陥ります。

そんな中、神側の観覧席に現れたのは、冥界の王・ハデス(CV.置鮎龍太郎)でした。

弟のポセイドンが敗北したと聞いて足を運んだというハデスは、波旬のことを知っていました。

波旬は冥界ヘルヘイムの狂戦士で、王であるハデスを以てしても、初めて見るという伝説的な存在だそうです。

そんな未知の存在である波旬と相対する釈迦は、魂の揺らぎ――万物に宿る光の動きを見ることで、未来を視ているといいます。

しかし、波旬から何の光も感じられないと気付いたブリュンヒルデは、釈迦が未来視できていないことを正しく察していました。

urara

未来視を使えなくとも実力で対抗する釈迦! しかし、それも長くは続かず……。

釈迦vs波旬

未来視が無効となり、圧され気味の釈迦。

強大な一撃を咄嗟に盾で防ぎますが、盾は貫かれ、左目を抉られてしまいます。

左側が死角となったままで壮絶な打ち合いが続き、気付けば互角だった戦いは波旬優勢の状況になっていました。

観覧席のハデスは、波旬は大昔にヘルヘイムを半壊した過去を持つものの、その後は消滅して二度と現れなかったため、おとぎ話のような存在だと思っていたことを明かします。

しかし、こうして出現した以上、どんな神よりも凶悪だということを語りました。

一方で、波旬がなぜ俗世に身を置いていた零福に宿ったのかは謎であり、考えられることといえば、とある可能性が浮かび上がるといいます。

それは、消滅した波旬の残穢を何者かが入手し、その残穢を種子として零福へ植え付けることです。

そして、そんな力を持ち、こんな手間のかかる恐ろしい遊びをする人物は、一人しかいないと笑いました。

ヘルメスは気が付きます……ベルゼブブ(CV.浪川大輔)であると。

urara

新たに登場したベルゼブブ。 今後の展開にどう影響してくるのでしょうか?

天誅……そして

七福神、そして零福と同様に、「天誅」と口にしながら釈迦に迫る波旬。

波旬の中にまだ零福の意識があるのではないかと考えた釈迦は、「本当はそこにいるんじゃないの?……零福ちゃん」と語りかけます。

波旬は「とっくに喰らったわ」と不敵に笑い、零福を自身の養分したと豪語しました。

urara

卑しい表情で嘲笑う波旬は、零福を想う釈迦の怒りに火を点けます。

ついに釈迦は怒りを露わにし、かつて毒として捨てたはずの感情――憎悪に呼応して、六道棍が姿を変えます。

獅子のような像がついた巨大な刃へと変化した六道棍は、仏のものとは思えないほど禍々しい武器でした。

「豪滅輪廻!」と叫んだ釈迦の攻撃は、見事波旬の腕に命中します。

しかし、相討ちのように腹部が貫かれ、より多く血を流すことになったのは、釈迦のほうでした。

ほぼ瀕死の状態といっても過言ではない釈迦に対し、波旬は「言い残すことはあるか?」と尋ねます。

釈迦はボロボロの身体で一歩踏み出すと、改めて言い放ちました。

「神が救わぬなら、俺が救う。 邪魔する神は、俺が殺る!」

アニメ『終末のワルキューレⅡ』第14話まとめ

いかがだったでしょうか。

釈迦と波旬の熾烈な戦いに、息をのむ展開が続きます。

前回第13話ではオープニング曲がエンドロールに使用され、いよいよラストスパートといった演出が取られていましたが、それにふさわしい怒涛の第14話でした。

零福が波旬へと変貌するきっかけを作った新キャラクター・ベルゼブブの存在も明かされ、こんなマッドサイエンティストもラグナロクに関わっていると思うと恐ろしくなりますね。

一度は捨て去った憎悪を糧に、大きな力を得た釈迦……。

凶悪な波旬にどう立ち向かうのか、零福を救うことはできるのか、そして激しいバトルの行方は?

第2期の最終話を飾るのは、どちらの勝利なのでしょうか。

次回、第15話も楽しみです。

\\『終末のワルキューレⅡ』を見るならここ!!//

公式ホームページ