アニメ『終末のワルキューレⅡ』第11話あらすじ・ネタバレ感想!天上天下唯我独尊!釈迦に相対するは……?

©アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレⅡ製作委員会

©アジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレⅡ製作委員会

「月刊コミックゼノン」で連載中の大人気同名作品を原作としたアニメの第2期『終末のワルキューレⅡ』。

2023年7月12日よりNetflixにて待望の後編(11~15話)の配信がスタートしました。

第11話では、ここまでの戦績がほぼ互角となった人類と神々による紙一重の激しい死闘に、新たな動きが……。

次なる戦いに向けて姿を現した釈迦は、果たして人類と神、どちらのために戦うのでしょうか?

早速、第11話「第6回戦」をレビューしていきます。

アニメ『終末のワルキューレⅡ』後編の主要な登場人物・キャスト

ブリュンヒルデ/CV.沢城みゆき

・半神半人の戦乙女<ワルキューレ>13姉妹長姉
・神々の下した人類滅亡の審判に異を唱え、神VS人類最終闘争<ラグナロク>を提案する
・神々も恐れぬ物言いをする聡明で気丈な性格だが、人知れず涙を流す一面もある

ゲル/CV.黒沢ともよ

・半神半人の戦乙女<ワルキューレ>13姉妹末妹
・ブリュンヒルデを「ヒルデ姉さま」と呼び慕いながらも、彼女の真意を図りかねている
・素直で性格で、傷付く姉たちの姿に涙しつつも、戦いの行く末を見届ける

釈迦/CV.中村悠一

・天上天下唯我独尊を地で行く、天界一自由な男
・家や身分を捨て、運命に抗い、たった1人で心理に辿り着き、悟りへと至った
・神側闘士としてエントリーされていたが、第6回戦のフィールド上で人類側から出場すると宣言した

零福/CV.村瀬歩

・七福神が合体して一つになった伝説の凶神
・降臨すると「天絶え、福消え、大いなる災いをもたらす」と言われている
・過去の出来事から釈迦のことを強く憎んでいる

波旬/CV.稲田徹

・第六天魔王
・古より冥界ヘルヘイムに伝わりし、伝説の狂戦士
・その存在はブリュンヒルデやゼウスすらも知らない

アニメ『終末のワルキューレⅡ』前回10話のあらすじと振り返り

シヴァと雷電、両者の命を削るような肉弾戦は決着の時を迎え、闘技場は涙に濡れていきます。

ゼウスはこれまでの戦いから人間の強さを認め、神々の勝利を盤石なものとするべく動き出し、釈迦に声を掛けましたが……。

【ネタバレあり】アニメ『終末のワルキューレⅡ』第11話あらすじ・感想

釈迦の謀反

神と人類が互角の死闘を繰り広げる中、迎えた第6回戦。

神側闘士として名前を呼ばれたのは、人の王子として生まれ仏として散った「人類史上最強のドラ息子」――釈迦でした。

釈迦は神側のゲートから入場し、そのまま真っ直ぐに人類側のフィールドへ進むと、「人類側から出る」と宣言します。

自由奔放な釈迦に対し、闘技場内は非難轟々。

しかし、釈迦は「神が救わぬなら俺が救う」「邪魔する神なら俺が殺る」と告げました。

その様子に驚愕するゲルは、驚いていない様子のブリュンヒルデを見て、釈迦の謀反も彼女の策なのかと問います。

するとブリュンヒルデは、天上天下唯我独尊を地でいく釈迦は、誰かの意志で動くような人物ではないと答えました。

――第6回戦開始前。

ブリュンヒルデのもとへやって来た釈迦は、人類側から出場する旨を伝えます。

そして、表情も変えずに一つ返事で了承したブリュンヒルデに対し、これも思惑通りかと尋ねました。

ブリュンヒルデが釈迦を訪れ、一蓮托生のことを教わりに来たのは、ラグナロクが開催されるずっと前であり、釈迦の謀反を促すものだったのではと考えていたのです。

彼女はそれを認めないはしないものの、「あなた様(釈迦)ほどの神嫌いはおりませんから」と返します。

釈迦はブリュンヒルデの煩悩まみれの目――目的を果たすためなら善も悪も関係ないという考えを気に入り、「そういうの放っておけないんだわ」と笑い、去っていきました。

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平静を装っていたブリュンヒルデですが、最後の一言を掛けられた時には動揺が見えましたね……釈迦様、恐ろしい御仁!

波乱の予感

人類側に寝返った釈迦への怒号が止まらない闘技場。

ゼウスをはじめ神々も怒りを露わにしますが、釈迦は変わらず飄々とした様子で堂々と立っています。

善も悪も、神も人間も、すべて関係ない……「この宇宙で俺はただ、俺だから」と。

そんな釈迦の対戦相手にゼウスが呼び出したのは、七福神一柱・毘沙門天でした。

しかし、入場してきたのは毘沙門天だけでなく、七福神全員……。

なんと、七福神は七柱ではなく、元々は一つだといいます。

毘沙門天の掛け声で合体した七福神は、本来の姿である伝説の凶神・零福(CV.村瀬歩)へと姿を変え、闘技場を混乱の渦に巻き込みました。

そして、零福は登場するなり、「殺戮してえ」と物騒なことを呟くのでした。

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釈迦を前に「相変わらずだな、人間野郎」と呟いた零福は、元より釈迦のことを知っている様子。 二人の間に一体何が?

第6回戦開始!

神々も驚くほど禍々しい気配を漂わせる零福。

その姿を見たヘルメスは、「禍転じて福と為す……第6回戦は因縁のカードになりましたね」と不敵な笑みを浮かべます。

こうして、第6回戦――人類側闘士・釈迦と神側闘士・零福の熾烈な戦いが幕を上げました。

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降臨すると「天絶え、福消え、大いなる災いをもたらす」という言い伝えがある零福を相手にしても、決して動じない釈迦。 波乱の予感が止まりません!

七福神の合体という、もはや反則のような行為に混乱するゲル。

ブリュンヒルデは、零福が本来は周囲に福を零す善の神であったことを教えます。

そして、悲しみが零福を変えてしまったということも……。

アニメ『終末のワルキューレⅡ』第11話まとめ

いかがだったでしょうか。

ついに始まった第2期後編!

釈迦の謀反だけでなく、七福神の合体という反則すれすれのような行為が巻き起こり、試合が始まる前から予想外の展開が続く第6回戦となりました。

伝説の凶神・零福は、元より釈迦を知っているような発言を残していますが……?

次回、第12話も楽しみです。

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