『クワイエット・プレイス』あらすじ・ネタバレ感想！音を立てたら即死ーーあなたは静寂に耐えられるか？

「音を立てたら即死。」

インパクトのあるキャッチコピーで、ホラー映画史上で記録的な大ヒットを記録した『クワイエット・プレイス』。

ポイント

音を立てたら即死という新しいジャンルを確立したホラー
家族の感動ストーリーでもある
2018年、全米大ヒット作品！

それでは、さっそくレビューしていきたいと思います。

1.『クワイエット・プレイス』作品情報
2.『クワイエット・プレイス』あらすじ
3.『クワイエット・プレイス』みどころ
4.『クワイエット・プレイス』を視聴できる動画配信サービス
5.【ネタバレ】『クワイエット・プレイス』感想レビュー
6.『クワイエット・プレイス』まとめ
7.『クワイエット・プレイス』を視聴できるVODは？

『クワイエット・プレイス』作品情報

出典:映画.com

作品名	クワイエット・プレイス
公開日	2018年9月28日
上映時間	90分
監督	ジョン・クラシンスキー
脚本	ブライアン・ウッズスコット・ベックジョン・クラシンスキー
出演者	エミリー・ブラントジョン・クラシンスキーミリセント・シモンズノア・ジュープ
音楽	マルコ・ベルトラミ

『クワイエット・プレイス』あらすじ

音に反応して襲撃してくる何かによって、人類は滅亡の危機にさらされていた。

リー（ジョン・クラシンスキー）とエヴリン（エミリー・ブラント）の夫婦は、聴覚障害の娘ら3人の子供と決して音を立てないというルールを固く守ることで生き延びていた。

手話を用い、裸足で歩くなどして、静寂を保ちながら暮らしていたが、エヴリンの胎内には新しい命が宿っていた。
出典:シネマトゥデイ

『クワイエット・プレイス』みどころ

『ボーダーライン』『ガール・オン・ザ・トレイン』などのエミリー・ブラントらが出演したホラー。

音に反応し人間を襲う何かが潜む世界で、音を立てずに生き延びようとする一家を映す。

ドラマシリーズ「ザ・オフィス」などのジョン・クラシンスキーが監督と出演を兼ね、『ワンダーストラック』などのミリセント・シモンズ、『サバービコン　仮面を被った街』などのノア・ジュープらが共演する。

生活音が未曽有の恐怖を生み出し、一家に次々と危機が訪れる。
出典:シネマトゥデイ

『クワイエット・プレイス』を視聴できる動画配信サービス

『クワイエット・プレイス』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

注意点

動画の配信情報は2019年5月8日時点のモノです。
動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

無料期間中の解約も可能ですので、本作が少しでも気になっている方は、ぜひ無料期間を上手にご利用ください。（※他にも面白いコンテンツが豊富で、ほとんどの方がご継続されるほど満足度の高いサービスです！）

【ネタバレ】『クワイエット・プレイス』感想レビュー

音を立ててはいけない世界とは？

舞台は2020年。

音を立てるだけで異形の何者かに殺されてしまい、人類のほとんどが全滅した世界という設定です。

「音を立てただけで即死。」

今まであるようでなかった構想のホラー映画。

静かな中で突然何者かが襲ってくるシーンは、抜群のホラー効果を生んでいます。

監督はジョン・クラシンスキー。

劇中ではエミリー・ブラント扮するエブリンの夫役も演じています。

そして驚くことに、このジョン・クラシンスキーはエミリー・ブラントの実の夫でもあるのです。

インタビューで、なぜ妻をキャスティングしたのか質問された彼は「実の妻でなければうまく演出できないようなシーンがあったため」だそうです。

確かに、夫婦ならでは阿吽の呼吸みたいな感じが見ていてわかったような気がします。

最初に家族の中の末っ子が、音を出すおもちゃによって異形の者に気づかれ殺されてしまうシーンは衝撃的でした。

とにかく異形の者の動きが早くて鎌のような手をしているので、あれで一撃にしてやられてしまうのはおもわず目を覆ってしまいました。

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エミリー・ブラントの演技と長女リーガンのキャラの濃さ

ホラー映画で本当に重要なのは、ヒロインの怖がる姿と相場が決まっていますよね。

『サイコ』のジャネット・リーしかり、『シャイニング』のシェリー・デヴァル、『13日の金曜日』の叫ぶヒロインたち…。

本作でも、ヒロインであるエブリンの怖がる演技は天下一品です。

音を立てずに暮らしていたエブリンのお腹には新しい命が宿っていました。

この厳しい世界でも希望を持って生きることの大切さを感じられました。

そのエブリンが、出産間近で陣痛の痛みに耐えながら食物を収穫しに行った家族を家で待っているときに、異形の者に出会ってしまいます。

音を立てまいとバスタブの中で隠れているときに陣痛が始まり、ついには破水してきてしまいます。

ずっと声を出さずに耐えていたエブリンでしたが、ついに新しい命が産まれる瞬間、大声を出してしまいます。

絶体絶命のピンチかと思いきや、外でどでかい花火が打ち上げられ声がかき消されます！

このシーンは本当によくできているなと思いました。

エブリンを演じるエミリーも上手いのですが、娘のリーガンを演じるミリセント・シモンズのキャラクターも良かったです。

聴覚障害がある長女を演じており、手話で家族とコミュ二ケーションを取り、ラストの化け物を倒す時の切り札的な役割で、映画に深みを与えていました。

パート2の出演も決定しており、今後が気になる役者さんだと思いました。

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そして化け物と最後の戦いへ

エブリンを助けた家族は化け物に居場所を知られてしまったため、最後の死闘へ入っていきます。

子供たち二人は穀物の倉庫のようなところに身を潜めていたのですが、穀物に埋もれそうになってしまい音を出してしまいます。

化け物に見つかり、またしても絶体絶命のピンチかと思いきや、そこへ父親のリーが駆け付けます。

子供たちに「ずっとお前たちを愛してる」と手話で伝えるシーンは涙なしでは見れません。

そのあと、リーは精一杯に振り絞った声で化け物を引き付け殺されてしまいます。

なぜかはわかりませんが、手話にすることで一段とグっとくるものがありました。

リーが死んで、どうやって家族3人と赤ちゃんで倒すのか疑問でしたが、リーガンのつけている補聴器の音波に敵が反応していることを知ります。

そうです、この化け物は耳が良すぎたのです！

リーガンは補聴器をマイクに向け大音量で音波を流すと怪物はヘナヘナと弱っていきます。

そして弱った化け物の頭をイブリンが銃でぶっ放すラストシーンは爽快です！

銃声を聞きつけイブリンたちのいる山荘へと向かってくる怪物たちを横目に、笑みを込めながら銃をリロードするラストシーンはかっこいいのでおすすめです。

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こんな世界で、なぜ子供を産もうと思ったのか？

音を立てたら即死してしまう世界で、なぜ子供を産もうと思ったのか？考察してみました。

私たちが生きている現実でもやはり似ていると思いました。

言いたいことも言えずに生きていて色んな苦悩がある私たち。

ですが希望持って生きていこうよ！未来を見据えて生きて生きたいよ！ということだったんだと思います。

人は希望を捨てては生きてはいけないのですよね。

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『クワイエット・プレイス』まとめ

当初エミリーは、自分の友達がエヴリン役に適しているのではないかと、夫・ジョン・クラシンスキーに話していたそう💡

エミリー「脚本を読んでいるうちに『あんなこと言ったけど、この役は私がやらなきゃ』って。ホラー映画という枠を越えて、この物語の深みと美しさに惹かれた」#音を立てたら即死 pic.twitter.com/oIlrgjikqj

— 『クワイエット・プレイス』公式 (@Quietplace_JP) 2018年10月2日