今回の『キラッとプリ☆チャン』はだいあ回!
謎が多すぎる虹ノ咲だいあとだいあ。
すべては一冊の絵本から始まったみたいです。
この回は明らかに、これからの『キラッとプリ☆チャン』の新たな展開に繋がりそう…そんな回でした。
目次
『キラッとプリ☆チャン』第76話あらすじ
おばあちゃんと二人で暮らす虹ノ咲さんのもとへ、外国で暮らす両親から、久しぶりに手紙が届いた。
「今も寂しい?」という問いかけに、小さい時より全然寂しくないと心の中で答える虹ノ咲さん。
手紙を読みながら、プリ☆チャンを知ったきっかけ、そして、だいあと出会った過去を思い出していた。
【ネタバレ】『キラッとプリ☆チャン』第76話の感想
友達のいない虹ノ咲だいあはひとりぼっちだった
キラ宿の本屋さんのお手伝いをするだいあは、どんな本でも見つけることができると評判の女の子。
内気な性格ですし、相変わらず目は前髪で隠れていますが、みらいやりんか、えもたちと一緒にいる時間が増えたことで、少しずつ明るい子の印象もついてきました。
そんなだいあは、小さい頃から友達を作ることに悩んでいました。
両親は海外を回っているので、おばあちゃんとふたりで暮らしているだいあ。
ときどき手紙やプレゼントが届くので寂しくはないと言いますが、本当は寂しいです。
しかし、友達の作り方なんてわかりません。
そんなだいあが足しげく通っていたのは図書館。
本を読むことで、寂しさを紛らわせていたみたいです。
図書館でであった一冊の本『ジュエルのくにのおひめさま』
色々な本を読みながら、友達ってどうやって作ったらいいんだろうと考えていただいあ。
そんな彼女が見つけた一冊の本が、すべての始まりでした。
その名も『ジュエルのくにのおひめさま』。
洋服を作るのが得意なダイアモンドの国のお姫様は、服を作っては他のジュエルの国のお姫様にプレゼントします。
そのお姫様に合ったドレスをプレゼントするので、みんな喜んでくれます。
そうして喜ばれるのが嬉しいので、ダイアモンドの国のお姫様はどんどんドレスを作っていくのですが、いつの間にかお姫様にはたくさんの友達ができていたというのです。
最後まで読みたかったのですが、遠くで女の子がこの本を探していたので、だいあは本を返して逃げるように去っていきました。
また今度続きを読もうと思ったのですが、来る日も来る日も読めず、最終的には図書館が閉まってしまい、だいあは続きを読むことができなくなってしまったのです。…残念。
気になったのはこの本、作者の名前が書かれていないのです。他の本には書かれているのに。
これは何かあるのかなぁと思うのです。というのももうひとつ、絵本の中に出てくるサファイアの国のお姫様。
どう見ても、プリティーリズムシリーズに登場した「りんね」という女の子に似ているのです。
この「りんね」という子は、次元異動をできる女の子で、プリズムショーの輝きを伝えるために現れます。
今のディアクラウンの店長、なるのベースとなった彩瀬なるとも出会っています。
その彼女がここにいるということは、この絵本はプリティーリズムと何かつながりがある本?なんて思いました。
友達作りのために始めた洋服づくり。子供の作ったものとは思えないクオリティーなのに…
本の続きを読むことができなくなってしまいはしたものの、だいあは洋服を作ることで友達を作ることができるのではないかと考えました。
おばあちゃんからお裁縫を習っただいあはメキメキと腕をあげ、手持ちの人形たちに素敵な洋服を作って着せていきました。
もうそれがとてつもなく可愛い!子供とは思えないクオリティーの高さです。
もちろんデザインもできる虹ノ咲だいあ。
幼稚園でデザインを考えていたら、1人の女の子が話しかけてきました。
「ドレスつくれるの?」
「うん、作ったらプレゼントするよ」
これで友達が作れると思ったのでしょうが…
「うん、いらない。お洋服はママが買ってくれるし」
作ったドレスより買った洋服のほうが良いよね。そうだよね…と落ち込む虹ノ咲だいあ。
じゃあ、どうやって友達を作ったらいいのだろうと逆戻りです。
驚くことに、虹ノ咲がいたところに、明らかにみらいとえもがいるんですよね。
しかも、ふたりはすでに仲良しでした。
ずっと一緒だったのに気づかれなかった…という感じでしょうかね。余計に辛いです!
月日は経ち、虹ノ咲だいあはみらいたちの活躍に心踊る
中学生になった虹ノ咲は、相変わらずひとりぼっちで友達がいませんでした。
しかし、みらいやえもがプリチャンアイドルになると校内で宣言した時、プリチャンに興味を持ったのです。
家に帰ってパソコンで配信されたライブを見ると、かわいいコーデを着て歌って踊るみらいたちの姿に、だいあは胸が高鳴りました。
コーデなら、自分の作ったドレスを着てくれるかもしれない。
友達が作れるかもしれないと、だいあの気持ちはまた静かに燃え上がります。
きっとずっと裁縫はやっていたんでしょうね。
みらいたちがライブで着ていたドレスを再現したドレスがトルソーにかかっています!
しかもミシンなどなく、すべて手縫い!
とんでもない技術を持った子になっていました。
キラッチュに背中を押された虹ノ咲だいあ、ついにだいあと出会う
プリチャンに興味を持っただいあですが、ライブをやるのはやっぱり無理です。
ですが、自分が得意とするドレスを見てほしい、着てほしいという気持ちは尽きません。
そこでだいあは、「新人デザイナーコンテスト」に応募しようと思うのですが…なかなか送信ボタンが押せません。
私なんて、私なんて…という後ろ向きな気持ちが邪魔をするのです。
すると、パソコンの上に置いてあったキラッチュのマスコットがマウスの左部分に落下し、送信完了…となりました。
事故!明らかに事故!
しかし見方を変えれば、キラッチュが背中を押してくれたのです。
応募して正解ですよ。だいあのデザインは見事に大賞を獲り、家には商品が送られてきちゃいました。
それがデザインパレットだったのです。
どうりでデザインパレットの回が多いなと思ったら、ここに繋がるんですね。
私はてっきり商品があまり売れていないからプロモーションとして話を作ったのかと…。
デザインパレットの中でアシスタントをしてくれるキャラクターを設定する虹ノ咲だいあ。
そこで生まれたのが、今やバーチャルプリチャンアイドルとして人気のだいあ。
その姿は、幼い時に見た『ジュエルのくにのおひめさま』の主人公、ダイアモンドの国のお姫様にそっくりです。
そして今に至るというわけなのですが、今やだいあはデザインパレットから飛び出してとっても自由なんですよね。
それもパレットの仕掛けなのでしょうか?みらいのパレットのキラッチュも喋りますし…ここのところはまだ謎ですね。
しかし、バーチャルアイドルのだいあは言います。
「だいあも、みんなと同じステージに立つんだもん!」
そろそろ、虹ノ咲だいあデビューということです。
『キラッとプリ☆チャン』第76話まとめ
友達がずっと欲しかっただいあは、そのためにデザインを考えたり洋服を作ったりしてきました。
それしか友達の作り方を知らなかったと言うべきでしょうか。
みらいたちと一緒にいる時間が増えても、だいあはまだ自分はみらいたちの友達になれていないと心のどこかで思っているみたいです。
近くなればなるほど、友達になりたくて胸が苦しくなる…って、片思いの女子のような想いを抱いているだいあ。
その気持ち、なんだか痛いほどわかってしまいました。
- ひとりぼっちだっただいあは、一冊の絵本に出会ってドレスづくりを始める
- ドレスを作ってあげることしかできないだいあの孤独は続くが、みらいのプリチャンデビューで心踊る
- 新人デザイナーグランプリ入賞でだいあと出会う虹ノ咲だいあ。そろそろプリチャンデビューの兆し
次回は謎の新人プリチャンアイドル登場で大騒ぎらしいです!
それっておそらくだいあだと思うのですが、プリズムストーンからデビューとかじゃないんですね。
どんな展開になっていくのか楽しみです。
第2シーズンもそろそろ後半戦。
オープニング・エンディングもリニューアルの時期かと思うので、新曲が楽しみで仕方がありません!
▼次回第77話も続けて読む▼