ジャッキー・チェンが主演を努め、過去に4作が公開された『ポリス・ストーリー』シリーズ。
前作『ファイナル・プロジェクト』公開から22年の時が経った2018年、まさかのシリーズ復活!
しかし、今作はジャッキー・チェンが主演という以外は、全てがREBORN(=再生)していたのです…。
- ジャッキー・チェンはまだまだ現役!「アクション封印宣言」はどこへ?
- どこかアメコミのようなジャッキー映画。
- 今作は本当に『ポリス・ストーリー』なのか?
どのあたりがREBORNしたのかなどを交えつつ、ジャッキー・チェンファン待望の作品となった『ポリス・ストーリー REBORN』をネタバレありで解説していきます!
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目次
『ポリス・ストーリー REBORN』作品情報
作品名 | ポリス・ストーリー REBORN |
公開日 | 2018年11月23日 |
上映時間 | 109分 |
監督 | レオ・チャン |
脚本 | レオ・チャン エリカ・シアホウ ツイ・シウェイ |
出演者 | ジャッキー・チェン ショウ・ルオ オーヤン・ナナ エリカ・シアホウ カラン・マルヴェイ テス・ハウブリック |
音楽 | ポン・フェイ |
【ネタバレ】『ポリス・ストーリー REBORN』あらすじ・感想
『ポリス・ストーリー』シリーズとは?
『ポリス・ストーリー』シリーズはスピンオフ作品を含めると10作品あり、2018年に公開された『ポリス・ストーリー REBORN』はその10作目、最新作にあたります。
初作の『ポリス・ストーリー/香港国際警察』が製作されたのが1985年で、シリーズ自体の歴史は30年以上に及ぶ壮大なスケールの作品です!
しかし『ポリス・ストーリー REBORN』は、1作目とは全く別の設定・世界観の作品です。
日本公開時に『ポリス・ストーリー』というタイトルが付けられたため、『ポリス・ストーリー ユニバース』の一つに加えられたと言っても良いでしょう。(◯◯ユニバース好きやな!)
原題は『机器之血』(Bleeding Steel)といい、訳すると「機械の血」という意味になります。
原題を知ると「なるほど!」と思うことがあるかもしれません。私は実際に今なるほどと思っています。
とはいえ、今作は『ポリス・ストーリー』のシリーズ関係なしに単体としてもずいぶん見ごたえがある作品でした!
おなじみのジャッキーアクションも健在で安心です★
ジャッキー・チェンについて
『ポリス・ストーリー REBORN』で主演を務めるジャッキー・チェンは現在65歳!
年齢関係なく、今作も体当たりでアクションに挑んでいく姿がとてもかっこいいです!
そんなジャッキー・チェンは、今の若者たちのお父さんお母さん、いや、おじいちゃんおばあちゃんが若いときの憧れの存在だったかもしれません(笑)
コミカルなアクションと素敵な笑顔に、当時誰もが虜になったことでしょう!
もし興味があったら聞いてみてください!
ジャッキー・チェンは若い頃はスタントマンとして活躍し、ブルース・リーとも共演しました。
その頃、暗い復讐劇が多かったカンフー映画界にコメディの要素を取り入れ、明るく楽しいカンフー映画を送り込んで、アジア圏で一躍スターに!
その後も人気は衰えることなく、ハリウッド作品にまで進出しました。
また、日本のお笑い芸人ウッチャンナンチャンの内村光良とも親交があることで有名です。
内村さん、よく見るとジャッキー・チェンにそっくりですよね!
出川哲朗さんが内村さんのことを「チェン」というあだ名で呼ぶのも、ジャッキー・チェンに似ているからだそうです。
最近はもっとそっくりなジャッキーチャンという芸人が『ザ・フォーリナー/復讐者』のプロモーションに参加したことでも話題になりました。
2018年『ポリス・ストーリー 』シリーズが甦った!
2018年に蘇った『ポリス・ストーリー』シリーズ。
タイトルに「REBORN」とあるように、内容が全て生まれ変わっていました…。
今回のジャッキーの敵は人造人間!
ここらへんからすでにREBORN!
前までは刑事モノとして描かれていた作品のジャンルが、今作では「SFサスペンス」…。
まさにREBORNですよね!ジャンルまで生まれ変わってしまいました。
内容は確かにSF!人造人間に機械の心臓、クインジェットにダフト・パンクみたいな装備の人造人間軍団の登場…!
などなど、舞台も香港からオーストラリアのシドニーに移ったり、ワールドワイドなジャッキーの活躍も見ることができて大満足できるでしょう。
きっとジャッキーの胸に「POLICE」と書いてあるから『ポリス・ストーリー』になっているだけなんだな!…と、この手の作品は深いことを考えずに観るのが一番楽しいです。
家具を使ったアクションなど、ジャッキーおなじみの演出もあるのでお楽しみに!
今作の吹き替えは、ジャッキー・チェンをずーーっと努めている石丸博也さんです!
根っからのファンも安心して観ることが可能です★
『ポリス・ストーリー REBORN』の気になる結末
ある意味、新境地のジャッキー作品でした!
SFに加えて、最近流行りのアメコミ要素も含まれている内容でした。
というか、人工心臓の造形がまんま『アイアンマン』の「アーク・リアクター」でした。
原題にある「機械の血」ですが、この秘密はジャッキー演じるリン捜査官の娘・シーシーにありました。
シーシーは、幼い頃に病気で命を落としかけるのですが、そんな彼女を救ったのが、今作の敵である人造人間を作ったジェームズ博士でした。
博士はシーシーに自分が作った人工心臓と血液、博士の全てを注入し蘇らせていたのです。
その代わり、シーシーは今までの記憶を失うこととなり、父親であるリンのもとを離れ、オーストラリアの施設で育てられていたのでした。
序盤の戦闘でリンに思わぬ怪我をさせられた人造人間のアンドレは、自身の体の復活のためにシーシーの居所を掴み、彼女の体の中のものを狙っていたのでした。
シーシーはアンドレ一味にさらわれ、ジェットでアンドレの体に血を移していきました。
ナンシーは自力で輸血のための装置から脱出し、助けに来たリンたちとの闘いが始まります。
墜落しかけるジェットでリンはアンドレの人工心臓を取り出し、闘いを終わらせるのでした。
記憶を取り戻すことができたシーシーは、リンと念願であった遊園地で楽しく遊びました…。
エンドロールはおなじみのアレ!
ジャッキー・チェン出演作のエンドロールといえば、アレですよね!
ファンの方はわかると思いますが、映画の撮影の様子やNGシーン映像がエンドロールとともに流れるのです。
これはジャッキー・チェン作品にはおなじみの演出で「よっ!待ってました!」というファンも多いはずでしょう。
もちろん『ポリス・ストーリー REBORN』もお宝映像盛りだくさんでした!
「エンドロールは退屈…」
という最後まで我慢できない人にも優しいジャッキーなりの気遣いが伺えます!
ジャッキーはエンドロール内の映像で「次回作も作りましょう!」的な発言をしていましたが、大丈夫なのでしょうか(苦笑)
また舞台裏映像は、アクション映画の製作についても知ることができるので、これまたファンにはたまらない演出です★
『ポリス・ストーリー REBORN』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
以上、ここまで『ポリス・ストーリー REBORN』について紹介させていただきました。
- 作品がSFになってもジャッキー・チェンのアクションは健在だった!
- かつてない世界観の『ポリス・ストーリー』
- やっぱりジャッキー・チェンの笑顔には癒やされる!
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