『歌舞伎町シャーロック』第6話あらすじ・ネタバレ感想!遊撃隊リーダーのヨシオの行動が大きな事件へ

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第6話ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

人情味が溢れまくりで人気急上昇中のアニメ『歌舞伎町シャーロック』第6話は、元ヤクザな探偵・小林寅太郎の過去が描かれます。

兼古組にいた寅太郎が破門された理由や、遊撃隊メンバーの夢などが次々と明かされます。

「バカなくせに優しすぎる!」

寅太郎の超絶に優しくアツいストーリーは必見です。

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『歌舞伎町シャーロック』第6話「漢 小林、やるっす」あらすじ


アニメ『歌舞伎町シャーロック』第6話「漢 小林、やるっす」あらすじ

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第6話「漢 小林、やるっす」あらすじ

兼古組のやばいヤクザ・杉本が出所してきた。

彼はかつて小林の兄貴分だった。

杉本が駄菓子屋を脅してお金と「ドッキリマンシール」を奪っていくところを「歌舞伎町遊撃隊」の子供たちは目撃する。

困っている駄菓子屋を見た遊撃隊のリーダー・ヨシオは、杉本からそれらを盗んでしまう。

怒る杉本。子供たちにピンチが迫る!

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第6話「漢 小林、やるっす」あらすじ出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第6話「漢 小林、やるっす」感想レビュー

ラップ調で話すクレイジーな男・兼古興業の舎弟頭の杉本がヤバい!

夜道を大勢の人に追いかけられ、必死に逃げまどう悪夢を見た元ヤクザ探偵・小林寅太郎。

朝、ハッと目を覚ますとそこはゴミ集積場。

歌舞伎町遊撃隊が「あ、生きてた!おはよー。」と笑いながら彼を見ています。

遊撃隊は金持ちから財布をスリまくった帰りでした。

一緒に歩いているとクレイジーな男・兼古興業の舎弟頭の杉本に出会います。

寅太郎のことを親しげに“タマ”と呼ぶこの人は、寅太郎の元兄貴分で、最近ムショからシャバに出てきたようです。

杉本は、部下のポッターとともに歌舞伎町に店を構える店主たちから、上納金の他に高額取引されがちなおもちゃやお菓子に付いているレアシールを巻き上げ、売りさばいて資金をかせぐというあこぎなことをしています。

以前、兼古興業にいたトラは組を破門されてしまったらしく…後に明かされる“タマ”というあだ名をつけられた理由&破門された事情が何とも切なく泣ける話なのです。

遊撃隊ヨシオの夢は「この街を守るリーダー!」

寅太郎は嘘をついているとき顎がしゃくれてしまうという癖があります。

この癖のせいで幾度もピンチを招いてしまいます。

さて、BARパイプキャットでは、コーヒーにタコ足を入れたモノを飲むシャーロック・ホームズが。

そこへ来た遊撃隊のヨシオが<List of criminals>と書かれたファイルを「前科者のリスト、更新しといたよ」と渡して1万円もらいます。

もっとデカい仕事振ってよぉ~!と言うヨシオに「10年はやい!」とシャーロックは返します。

奥の席では遊撃隊メンバーのジュリの学校の宿題「将来の夢」という題材の作文について話をしています。

将来のこと大人に聞いてみたら?というモリアーティの勧めで、1人ずつ聞いてみることにしたようです。

子供たちに問われたシャーロックが答えずにいると「探偵になったのは落語のため!」とモリアーティが代わりに答えます。

遊撃隊ヨシオの夢は「この街を守るリーダー!」と宣言するもみんなに全否定され、不満そうに膨れっ面をします。

みんなの否定的な態度が、ヨシオをあの犯行に駆り立ててしまうとは…この時は誰も予期していませんでした。

歌舞伎町は俺が!…正義感に駆られたヨシオが盗んでしまった危ないモノ!

「なんで兼古組辞めたの?」

子供たちの興味は、寅太郎の過去の話へ移ります。

「探偵という天職に出会えたからだぁ!」

しゃくれながら答える寅太郎、何か辞めることになったのは訳アリっぽいですね。

破門されたという寅太郎に「一番だせぇやつじゃん、情けねぇな!」と子供たちの容赦ない言葉が飛びます。

すっかり宿題に飽きた遊撃隊は「はやく秘密基地行こーぜ!」とモリアーティ隊長を誘いますが断られてしまいました。

基地に向かう遊撃隊は、駄菓子屋で杉本を見かけます。

「出せ、今月の守料。あと、例のブツも出せ!」

脅された店主が出したのは上納金の茶封筒と、幻の駄菓子ドッキリマンチョコシールの束でした。

杉本が立ち去った後、頭を抱える店主を目撃したヨシオは「ちょっと用事を思い出した!」と別行動。

信号待ちの杉本から茶封筒とドッキリマンチョコシールを得意のスリで盗んでしまいます。

華麗に盗んだヨシオでしたが、ぶつかられたことを変に思った杉本に後ろ姿を目撃されてしまっていたのです。

杉本にバレた…秘密基地も把握されてしまう!

杉本が「親分のやり方は、なまぬるいんじゃ!今に見とけ、資金が貯まったらワシは独立するけん!」と事務所で息巻いています。

「兄貴、今朝“あげあげ”したカブキンガーZが2万で売れました!」

「はした金で喚くな小童よ。ワシの手元には今もっともホットなシールが…あれ?」

ほどなくBARパイプキャットで店番をしている寅太郎の所へ杉本とポッターが訪れます。

来店するなり杉本は、無抵抗の寅太郎にクロスカウンターをお見舞いします。

「兄貴は、金とドッキリマンシールの入った封筒をすられたんだぜ。犯人はお前が今朝一緒にいたガキなのよぉ~居場所を教えろ!HEY!」

ポッターがラップにのせて事情を伝え、脅します。

「知らねぇっす。」

答えた寅太郎の顎を2人は凝視しますが、しゃくれません。

この最悪のタイミングで寅太郎のスマホに遊撃隊サブローから電話がかかってきてしまいます。

着信画面を見た寅太郎に「ガキか?」と問うた杉本に、しゃくれながら「違いましゅ…」と言うもバレバレ。

着信に出た杉本は友達に成りすまし、食べ物を持って来てと頼むサブローからあっさりと遊撃隊の秘密基地を聞き出しました。

秘密基地の場所が分からない…シャーロックが閃いた方法とは?

コードでぐるぐる巻きにされている寅太郎をシャーロックたちが発見します。

「ガキどもが危ねぇ!兼古組のやべぇ奴が秘密基地に。俺の兄貴分だ!」

「杉本か…シャバとムショを行き来している兼古組イチのクズだ。」

縛られたコード解けると、寅太郎は真っ先に走りだそうとします。

足をかけて転ばせたシャーロックは「頭を冷やせ!秘密基地の場所も分からんくせに…」と声をかけます。

そのとき、寅太郎とシャーロックは何か方法を思いついたようでした。

もうすでに辿り着いていた杉本&ポッター。

杉本が持つトラの携帯へ、隊長モリアーティからメッセージが届きます。

<スリの戦利品の中から封筒が出てきた。たぶん子供たちの誰かが盗ってしまったのだろう。詫びを入れたい。モリアーティ>

杉本からすぐに返信があり居場所が分かると、寅太郎は真っ先に飛び出していきます。

ワトソンはその様子を見て急いで誰かに電話をします。

寅太郎が“タマ”になった夜!名づけたのは杉本だった

「懲りないねぇ…アイツが組を破門になったのはバカなくせに優しすぎるからだ。」

飛び出して行った寅太郎を見て、シャーロックが言います。

「アイツはワシらを裏切ったんじゃ!」

杉本が未だに恨みに思っている過去の回想が流れはじめます。

それは、兼古組で寅太郎が売れない漫画家・原田若造の借金取り立ての担当をしていた頃のこと。

若造からの取り立てが一向にないのに苛立ち、業を煮やした杉本は若造宅に乗り込んでくると、寅太郎がいました。

「お前…逃がしたな?」

「知りましぇん。」

しゃくれまくった寅太郎、彼は若造を逃がしていました。

必殺杉本トルネードを食らいながら、弱虫猫と言う意味で寅太郎は“タマ”と名付けられてしまったのでした。

この夜、杉本が来る前にドラマは起こっていました…。

原田若造と寅太郎、知られざるアツい物語

初めて取り立てに行ったとき、寅太郎は若造の漫画家としての熱意と一生懸命さに触れ、衝撃を受けました。

そこから寅太郎は取り立てることを一切やめます。

「はははっ!この漫画最高だな。」

「つーか、取り立てしなくていいの?」

「どうせ金ねぇんだろ?」

そんな日々も長くは続かず…いよいよ杉本が来てしまいました。

翌朝、杉本にボコボコにされた寅太郎は「俺が金を返します!」と兼古親分に土下座していました。

破門され、工事現場で働きながらコツコツ返済した寅太郎は若造の借金を見事に完済します。

完済した日、兼古親分の所から帰る道すがら、本屋さんで月刊少年エースが寅太郎の目に留まります。

<超注目!新連載 ぶちかまし寅太郎 原田若造>

表紙には、寅太郎にそっくりの金髪のヤンキーが拳を高らかに振り上げています。

すぐに手に取り読んでみると、主人公・寅太郎が「弱い者イジメはゆるさねぇ!」と悪いヤツから子供を守っていました。

夢中で肩を震わせながら読み、現実の寅太郎の目には温かい涙が溢れました。

ワトソンファインプレー、危機一髪で誰もが恐れるアノ人が登場!

遊撃隊を救いに向かうも、ボコボコにされてしまった寅太郎。

放っておけなかったヨシオは「俺が盗んだ!」と名乗り出て封筒を返します。

しかし、杉本は「二度と悪さしねぇようにおしおきだ」と言うと、ヨシオの右肘を折ろうとします。

そこに渾身の力を振り絞って寅太郎が杉本に体当たりしたとき、ワトソンやシャーロックと一緒に兼古親分が登場。

ワトソンは兼古親分に連絡していたのです!

パニック全開になった杉本は一直線に窓へ走ると、そのままダイブして落ちていきました。

帰り、遊撃隊は「今日は駄菓子屋で特別になんでもおごってやる!」という寅太郎の言葉に湧きます!

1人だけ俯くヨシオは「隊長、俺なんだ…封筒」とモリアーティに話します。

「お前は仲間を危険な目に遭わせた。でもちゃんと最後は勇気を見せた。お前ならこの街のリーダーになれんじゃね?」

励まされたヨシオは、こぼれた涙を拭って仲間の輪に入っていきました。

『歌舞伎町シャーロック』第6話まとめ

シャーロックの視線の先には、スマホに貼ったドッキリマンチョコシールのキラキラ激レアの「落語ラクダ」が!

シャーロックの報酬はこのシールだったようです。

呆れたように、救われたように笑うモリアーティでした。

要点まとめ
  • 歌舞伎町のリーダーを目指す遊撃隊のヨシオ、悪者を見つけて懲らしめるつもりが…仲間を危険にさらしてしまう
  • 寅太郎を裏切り者という因縁の兄貴分・杉本が大事な戦利品をスッた遊撃隊を狙う
  • 誰も知らない遊撃隊の秘密基地、シャーロックの見事な策で無事特定!
  • 恩人である寅太郎を忘れずに、マンガの主人公にした漫画家・原田若造

人の熱量に心が動かされる時ってありますよね、大事にしたいです。

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