『歌舞伎町シャーロック』第4話あらすじ・ネタバレ感想!シャーロック&モリアーティの出会いと関係とは

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第4話ネタバレ感想!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

報酬は湯上がりの牛乳1本!?

“音楽好き高校生の間で人気のインディーズバンドのボーカル失踪事件”が起こり、銭湯のサウナ室で推理ゲームが始まります。

シャーロックが受ける依頼はやっぱりお金じゃない…それがよく分かるストーリーです!

そして、シャーロックの意外な過去の夢と、モリアーティとシャーロックの初めての出会いの状況が明らかとなります。

知れば知るほど奥深い『歌舞伎町シャーロック』第4話です。

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『歌舞伎町シャーロック』第4話「お湯は基本熱め」あらすじ


アニメ『歌舞伎町シャーロック』第4話「お湯は基本熱め」あらすじ①

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第4話「お湯は基本熱め」あらすじ②

リアル銭湯『八天の湯』にやって来た、シャーロック・ワトソン・モリアーティの3人。

浴場にはなぜかイヌ・サル・キジの被り物をしたまま銭湯を利用している3人の男がいた。

モリアーティ曰く、彼らは『モモタローズ』という人気インディーズバンドのメンバー。

彼らに話を聞くと、これからライブがあるのに突如ボーカルの桃太郎が姿を消してしまって困っているという。

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第4話「お湯は基本熱め」あらすじ③出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第4話「お湯は基本熱め」感想レビュー

歌舞伎町で人気No.1のバンド“モモタローズ”のボーカル桃太郎が失踪する事件勃発!

「このバンドは俺の歌があるから成り立ってんだ!調子のってんちゃうぞ。お前は俺がおらんかったら何の役にもたたへんのやから!」

地下スタジオで1人のバンドメンバーに怒鳴り散らす“モモタローズ”のボーカル・桃太郎。

「ケツの穴から指ツッコんで奥歯ガタガタいわせたろか!」

ライブを控え、必死に我慢しているメンバーに追い打ちをかけるように桃太郎は毒づき、最終的に2人は殴り合いの喧嘩に発展してしまいます。

それから時間が過ぎ、モモタローズメンバー3名はライブが行われる「リアル銭湯 八天の湯」にいました。

「やっべーよ!あと30分でライブはじまっちまう!」

猿が頭を抱えパニックになっていて、犬と雉が必死になだめています。

「桃太郎が消えたんだ…。」

偶然その場に居合わせたモリアーティ、シャーロック、ワトソンの3人がその失踪事件に関わっていき、華麗な謎解きで桃太郎の居場所をつきとめます。

小姑並みの詮索具合、モリアーティのお部屋探訪が細かすぎる!

高校生のモリアーティは期末試験が終わって一息ついたらしく、子供たちのグループ・歌舞伎町遊撃隊を連れてBARパイプキャットに遊びにきます。

お店の中では、小林寅太郎に騒音で困っていると必死に頼みごとをしている依頼人の男がいます。

そこでモリアーティは、ハドソン夫人から「ワトソンがシャーロックと暮らしている」ということを聞き、面白がりながらシャーロック部屋に様子を伺いに向かいます。

施錠を簡単に破り、扉を開けたシャーロックの部屋の様子はというと…ワトソンが掃除することが分かっているシャーロックは、わざと散らかし放題にして彼を困らせていました。

「ベッドは別なんだぁ、並んでる歯ブラシ…カップルみた~い!下着は一緒に洗ってるの?」

一通り部屋内を物色しまくりますw

依頼を聞いてもらいたいワトソンが、シャーロックのために用意した臭豆腐や熊肉、蜂の子の特殊すぎる缶詰たちを見て「気に入られようとしてんだ?」と容赦ないツッコミを入れます。

でもこの缶詰は逆効果だったようで「それは人の食いもんじゃない!」とシャーロックにセンス全否定されてしまいます。

施錠してある扉を簡単に開錠してしまう技術&洞察力がヤバい。

第3話ラストの衝撃があるだけにモリアーティの言動から目が離せません。

シャーロックの意外な過去と、モリアーティとの出会いの状況が明らかになる!

2人暮らしの煮詰まった様子に笑うモリアーティ。

なんと彼はハドソン夫人からもらった「リアル銭湯 八天の湯」の回数券をお土産に持ってきてくれていました。

銭湯だけでは行く気のないシャーロックでしたが、ひと言で気が変わります。

「今日は特別巡業で“小夜師匠”が来ることになったのになー!」

落語家の洋燈亭小夜はシャーロックが何枚もCDを持っていて、額縁に入れてサインを飾るほど大ファンな小朝師匠的な髪型をした落語家さんです!

その情報を聞いたシャーロックは、そそくさと銭湯グッズを準備し、秒で出発します。

なぜ、シャーロックがこんなに落語に入れ込むのか?

実はシャーロックは落語家を目指していたが、お師匠さんには見切りつけられたらしく…夜の公園で落語練習しているシャーロックにモリアーティが話しかけたのが2人の出会いだと言います。

モリアーティは、シャーロックと自らを「似た者同士だ」と語ります。

ワトソンは銭湯未経験らしく、京極から聞いた「銭湯とは性的にフリーダムな人が集まっていて、いかがわしい出会いの場になっている」という話を信じています。

ワトソンは銭湯に着くなり牛乳をガブ飲み、モリアーティに「おっさん何やってんの!?牛乳は風呂上がりって相場が決まってるんだよ!」と厳重注意を受けます。

「まぁ、習うより慣れろだよ!」

モリアーティが笑い、この教訓の元でワトソンは初体験の銭湯に挑みます。

銭湯ルールが分からず水着を着て入ろうとしたり、かけ湯に浸かろうとしたり、水風呂に浸かっちゃったりと完全に空回り(笑)

その度に「バァーカ!」とモリアーティに呆れられながらツッコまれるのでした!

謎解き報酬は“風呂上がりの牛乳”、推理ゲームスタート!

シャーロックたちは、八天の湯で30分後にライブを控えているのに肝心のボーカル・桃太郎が見当たらないと困っているモモタローズメンバーに遭遇します。

バンドメンバー全員、お風呂でも被り物を装着したままです。

「風呂上がりの牛乳奢りを懸けて、誰が最初に桃太郎を見つけられるか勝負!」

モリアーティが提案し、推理ゲームがはじまりました。

サウナ室で事の経緯を聞きます。

  • 上京して10年、一緒にシェアハウスに住みながらバンド活動をしてきた
  • 一緒に風呂に入ってたら桃太郎が消えちまった(猿の証言)
  • 犬と雉は幼稚園からの幼馴染である(犬の証言)
  • 最後に桃太郎を見たのは雉。30分前に露天風呂に入っているとき、内風呂に入っている桃太郎の後ろ姿を目撃している(雉の証言)

モリアーティは銭湯に来るまでのことを順を追って説明してほしいと求めます。

「ここに来るまでに、何か変わったことあった?」

桃太郎は先に行ってると言った割に銭湯に来ておらず…犬に<遅れるから先行って。>とメールが来たため先に入ったと猿が言います。

その後、桃太郎と話したいことがあった雉だけ「桃太郎を待ってる」と言って銭湯入口で待つことにしたそうです。

桃太郎は本当は銭湯に来ていない!?モリアーティとシャーロックが真相に気づく!

「誰を殴った?」

それまで静かに聞いていたシャーロックは、赤くなった雉の拳を手にとりながら質問します。

「今朝、桃太郎と口論になって…」

雉は殴ってしまったことを打ち明けます。

実は桃太郎は印税目当てで、本当は雉が書いていた曲に手を加え自分のモノにしていたのです。

「金なんてどうでもよかった…俺の作品が勝手に弄られるのが許せなかったんだ!」

雉が苦しかった胸の内を語ります。

朝のことがあったため、雉はライブ前にもう1度話をしておきたく、銭湯の入口で待っていたのでした。

「手を上げたことは謝る…ただ、曲については再度話し合いたい!」

遅れてきた桃太郎に雉は話しかけますが、無言でスルーされてしまいました。

「遅れてきた桃太郎は何か変じゃなかった?」

モリアーティが雉に問いかけ、そもそも桃太郎はこの銭湯に来ていなかったと推理します。

「お前たちが風呂に来てから、いつも犬か桃太郎のどちらかがいない!」

シャーロックも真相にたどり着いたようです!

その頃、モモタローズのシェアハウスでは、小林寅太郎が騒音で困っていると依頼してきた男と共に“ギターケースに隠された全裸死体の桃太郎”の遺体を発見します。

犬は“桃太郎を殺した”とやけにあっさり白状します。

「ねぇ、どうやって桃太郎を殺したの?ねぇ、聞かせてよ!?」

モリアーティが犬に詰め寄りますが、犬はオドオドするばかりで話そうとしません。

ワナワナと震えていた雉が「違う…殺したのは俺だ!」と言いだします。

「訳がわからない!」

どちらも殺害を主張し、猿がパニックになります。

犯人が2人という謎すぎる展開…ぐふふと気持ち悪く笑ったシャーロックが、全裸状態でサウナ階段に正座して、軽快に“推理落語”を話しはじめました。

遊撃隊・隊長モリアーティは、ワトソンを探っていた!?

「サウナ勝負とかけまして、初ライブのバンドマンと説きます。」

「その心は?」

モリアーティが元気よく問います。

「出たいけど…出たくない!」

そう振り絞って言うと、シャーロックは倒れてしまいます。

高温のサウナ室の中で謎解きした挙げ句、落語まで披露した彼はすっかりのぼせてしまったようですw

「桃太郎も見つかったし、あ~スッキリした!」

そう言ったモリアーティも倒れます。

似た者同士ってこういう意味なのでしょうか(笑)

「お2人はどんな間柄ですか?」というワトソンの問いに、シャーロックは「知人!」と即答、モリアーティは「親友!」と答えてシャーロックのことを“ずっ友”だと言います。

騒ぎのせいでシャーロックが楽しみにしていた“洋燈亭小夜湯けむり独演会”は残念ながら中止となってしまい、ため息をつきながら牛乳を飲みます。

帰宅途中、花園神社に立ち寄ったモリアーティは、遊撃隊の子供たちから矢継ぎ早に質問されます。

「ワトソンどうだった?どんな裏の顔持ってた?スパイ?暗殺者?」

「あぁ、ただのマヌケ・のろま・泣き虫!まぁでも、悪いヤツじゃないよ。」

笑いながらワトソンのことを語る隊長なのでした!

『歌舞伎町シャーロック』第4話まとめ

雉が殴って突き飛ばしたとき打ちどころが悪かった桃太郎は、雉がスタジオを出た後に亡くなってしまったのです。

桃太郎の死体を見つけた犬が死体を隠し、血を隠蔽するためにコーヒーをぶちまけ、身ぐるみを剥いで桃太郎になりすまし偽装工作をした…というのが桃太郎失踪&殺害事件の真相です。

「桃太郎なんかのために雉の才能を潰したくなかった…。」

幼馴染の犬は、雉のために隠蔽に及んだのでした。

「犬さん、雉さん!2人ならきっとやり直せます!」

号泣しながら2人の肩を抱くワトソンがいました。

要点まとめ
  • モリアーティ、2人暮らしのシャーロック部屋を物色しまくる。実は彼はワトソンを探っていた!
  • 歌舞伎町イーストで人気No.1バンド“モモタローズ”ボーカルの桃太郎失踪事件の真相は殺人事件だった!

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シャーロックのポリシーが理解できた事件でした。

では、なぜ一向に“ワトソンの身に起きた不可解な出来事”にシャーロックの触手が動かないのかが気になります!

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