『歌舞伎町シャーロック』第1話あらすじ・ネタバレ感想!シャーロックと個性派探偵の推理対決が幕を開ける

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第1話ネタバレと無料動画情報!

出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

難解な事件を落語で華麗に謎解く!?

個性強すぎてヤバすぎな変人探偵どもの熾烈な謎解き合戦が面白い、愉快・痛快コメディミステリー『歌舞伎町シャーロック』の世界へようこそ!ミステリーを欲する秋にイチオシのアニメが始まりました。

凶悪犯罪をすっきり解決するテンポが良い“落語調の謎解き”にわくわくしちゃうこと必至!

大クセしかないミステリアスな探偵たちが魅力的で、“推し探偵論争”で盛り上がった話題作です。

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『歌舞伎町シャーロック』第1話「はじめまして探偵諸君」あらすじ

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第1話「はじめまして探偵諸君」あらすじ①

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第1話「はじめまして探偵諸君」あらすじ②

新宿區歌舞伎町のBAR『パイプキャット』を一人の男性が訪ねてくる。

彼はジョン・H・ワトソンという医者で、シャーロック・ホームズが腕の良い探偵だと聞いて依頼に来たのだ。

『パイプキャット』には他にも探偵が集まっていてレストレイド警部が依頼の説明を始める。

連続殺人犯・通称「切り裂きジャック」によるものと思われる事件がつい先ほど発生し、その犯人を捕まえた探偵は報酬1000万円を得られると言う。

報酬は早い者勝ち!探偵達の犯人探しレースがスタートする。

アニメ『歌舞伎町シャーロック』第1話「はじめまして探偵諸君」あらすじ③出典:『歌舞伎町シャーロック』公式ページ

【ネタバレ】『歌舞伎町シャーロック』第1話「はじめまして探偵諸君」感想

開始5分で鷲掴みされる。ここはEAST歌舞伎町…混沌の街!

黄緑の電車が走る高架下をくぐって、放置されている瓦礫を登ると見えてくる街・新宿區歌舞伎町。

何か思い詰めた様子のジョン・H・ワトソンが、高架下をくぐってこの“混沌の街”に足を踏み入れてきます。

「Hey!オニイサン。内弁慶?外弁慶?」

チャラめに声をかけてきたガタイのいい外国人客引きが現れ、内弁慶&亭主関白系のワトソンは強引に連れて行かれそうになります。

探しているBAR「パイプキャット」の名前を言うと、客引きの男の表情が一変します。

急に真顔になり「依頼?」と低いトーン…。

「はい」とワトソンが返答すると、その界隈を熟知していなければ絶対たどり着けないような暗い路地の奥へ案内されます。

「キャットの足跡を追え!」

男がパイプに蛍光塗料で描かれた猫の肉球跡を差します。

ワトソンが恐る恐る辿りながら進むと、古い建物の一角にBAR“PIPECAT”の扉が明るく浮かんできました。

BARに入店すると、紫のドレスで着飾ったオネエ・ハドソン夫人が、生バンドを従えてステージで熱唱しています。

ここまで開始5分、すでに好奇心を掻き立てまくるこの街の虜になっていきます。

事件の謎解きで探偵を競わせ賞金を与える謎解きレース依頼を請け負う探偵長屋「パイプキャット」!

さぁ、さっそく不可思議なBARパイプキャットの紹介をしましょう。

ランチは11時~14時、バータイムは17時から翌朝2時まで…一見普通のお店ですが、ここは“ちょっと変わった探偵が集まってくるBAR”なんです。

カーテンで隠された店奥にある“BARパイプキャットの控え室”では、オーナー・ハドソン夫人が仕切り、不定期で秘かに依頼人と探偵たちを引き合わせる場が設けられます。

ハドソン夫人の言葉でお店の裏の顔が明らかにされます。

「金貨銀貨が欲しければ、相手をだし抜き謎を解け!集う長屋は曲者ぞろい。人呼んで探偵長屋と申します。」

“探偵たちを集めて依頼人が持ち込んだ事件の謎解きを一斉に開始して競わせ、勝者に報酬を与える”という興味深いシステム。

犯人を捜す方法も千差万別、スキルが高い凄腕の探偵たちが凌ぎを削りあう姿にゾクゾクさせられます。

探偵・京極冬人の常連おネエ・穂刈マキへの片想いが気になる!

次に、この先ストーリーに多く登場するであろう“常連のおネエさん3人”を紹介していきます。

お店自体が変わっているので常連さんも一癖ありな人物揃いなんですよ。

  1. 穂刈マキ…黒髪ボブでゴスロリ風な服が似合う無口でおしとやか
  2. ダイアナ・オールドイーニ…金髪パーマで男に甘え上手だけど、酒が入ると悪絡みする
  3. チンキル・ますみ…身長高めで筋肉隆々、饒舌で懐っこい
特に気になるのは…おっとり系おネエ・穂刈マキと探偵・京極冬人の関係。

「さて、がっぽり稼いでWESTに引っ越しちゃおっかな~!」

謎解きレースを受けた後、わざと聞こえる大声を出して京極が穂刈マキに猛アピールしていましたw

このことで“WESTはお金持ちの住む地区らしい”ということと、“常連おネエ・穂刈マキのことを京極冬人は好きである”ということがわかりました。

マキにジッと見つめられて照れながら必死にかっこつけまくる京極冬人が可愛かった!

マキは京極をどう思っているのか気になります…京極の恋路の行く末が楽しみです!

依頼をしたいが無一文のジョン・H・ワトソンと変人探偵シャーロック・ホームズの出会い

WESTの大学病院に勤めているジョン・H・ワトソンは、“カネコ親分”なる人物から紹介されたシャーロック・ホームズを探しにBARパイプキャットにやってきました。

どうやら彼は「不可解な出来事に巻き込まれてしまった」らしい。

人の良さそうなワトソンは、どんな不可解な出来事に巻き込まれてしまったのでしょうか。

第1話の段階では謎のまま…話数を重ねて観る楽しみがまた増えました。

変人探偵・シャーロックに依頼をしたかったワトソンは、なんと依頼する前に小さな子どものスリに財布を掏られてしまい無一文になってしまいます。

実はワトソンがスリに遭ったことを指摘したのはシャーロック、凄い洞察力の持ち主であることが自然と伝わってくる描き方に痺れました。

幼い子供のスリ犯罪を暴いた後、シャーロック・ホームズがこう呟きます。

「ここは新宿區イースト歌舞伎町。眩しいネオンの一寸先は…闇だ。」

低く響く声が、“光が強けりゃ影も濃い”この街の底知れぬ怪しい感じを醸し出してきます。

久々にデカいヤマ・S級ランク1千万の依頼!凶悪犯・切り裂きジャックを捕まえろ!

依頼人は、新宿區イースト署刑事課のグレゴリー・レストレイド警部。

警部が「また、出ましてねぇ。切り裂きジャックが…」深刻な表情で切り出すと、探偵たちは驚いた表情をします。

1時間前、マンションの空き家で女性が殺されているのが見つかり、手口から見て“切り裂きジャック”の仕業に間違いないと話します。

これまでの警察はジャックの件について探偵たちに触らせなかったのですが、義憤に駆られた警部は自らの強い正義感で依頼することにしたとと熱く語ります。

「モラン区長か…彼は半年前ジャックに娘を殺されている。無能な警察に痺れを切らして私たち探偵を導入することにした。私の目は誤魔化せません!」

潔癖で情報ツウな京極冬人が鋭い読みを見事にスルーする警部は「現場へ行かねば!」と話を反らします。

“連続殺人犯・切り裂きジャック”の事件、だいぶ根深そうです。

今回の報酬ランクは“S級特盛の1千万円”とハドソン夫人が探偵たちに伝えます。

用意された猫の顔型のポケベル的な謎アイテムを渡され「さっ、レース開始よ。今回は切り裂きジャックを捕まえた人に1千万円!よーいドン!」という夫人の号令と共に謎解きレースが開始されました!

このレースに参加した探偵は…落語を愛する変人探偵シャーロック・ホームズ、成り上がりを夢見る童貞探偵・京極冬人、元刑事のギャンブル探偵ミッシェル・ベルモントという個性ドギツイ3人です!

3人の探偵は殺害現場マンションで現場検証、バチバチの推理レース開始!

【殺害現場・現状で判明したこと】

  • 下着姿で殺されていた若い女性の名前は“オノウエサユリ”
  • 犯人と思われる指紋が検出されたが、データベースに該当者なし
  • 床に寝かされた遺体の生殖器を切り取って、遺体周りに血で天使の羽を描く…切り裂きジャックお決まりの手口
  • 硬直の具合から死後6時間ぐらい経過
  • 服は自分で脱いでいるため行為は“合意の上”と考えられ、男と女は顔見知り
  • この部屋は未契約の物件、この女性が勝手に入ったとは考えにくい部屋。呼び出された形跡はないので、犯人に連れ込まれた可能性が高い

「子宮頚部から体部にかけて切りとられてますね…でも、あまり手際が良くないな。」

医師であるワトソンは遺体を見て見解を述べます。

シャーロックは床に這いつくばって血で描かれた羽や遺体、残された葉巻の吸殻など注視します。

時に膝を抱えてソファーに座り、かと思えばカーテンからヒョッコリしながら現場を眺め、そんな風に腰曲がる?と笑ってしまうような角度に曲がりながらテレビの裏を凝視したりと…あらゆる視点から殺害現場を観察しては小休止を繰り返します。

「おい、何か匂わないかい?バハマ…そんなバハマ!?」

最後は落語の掛け合いを喋っているかのように独り言を言い出す独特な謎解き法をするシャーロック、要所のコミカルな動きに和みます。

ミッシェルとシャーロック、歌舞伎町イチのキャバクラ「White Rose」へ!

「White Rose」オーナーは元ホストの雅也という男で、お店のキャストを決める面接は自らが行って気に入った子を食いものにしているという悪い噂の絶えないきな臭い奴です。

「じゃあ、コレでお願いね~」

ミッシェルは、席についた女の子に<ツケといて>と画面表示されたポケベル的なアイテムを見せます。

「かしこまりました!」と慣れた様子で女の子も快諾、タダ飲みが嬉しそうなミッシェル探偵いわく、“特盛り依頼の場合、必要経費はクライアント持ちだからツケがきく”らしいのです。

静かに座っていたシャーロックですが、女性の扱いは慣れていないらしく、隣に座ってくれた女性の整形箇所をズバズバと言い当て、最後は体臭に混じった微かな薬品臭から“整形代は愛人として長期ローンの身体払い”をしているという事情まで暴いてしまします。

天才すぎる…もっとシャーロックのことが知りたくなってきます。

3日前、殺されたオノウエサユリは「White Rose」の面接に“陰気”という理由で落とされていたことを知ります。

変人シャーロックの“変人っぽさ”全開!興味をそそられる彼の生態。

すでに犯人が分かったシャーロックは探偵長屋の自室に戻ると、<ネタ帳>と書いてある小学生が使う“じゆうちょう”に鉛筆を使って謎解き落語を書きはじめます。

脳をフル活用してお腹の空いたシャーロックは、温めた冷凍食品の炒飯に桃缶をトッピングしたものを実に美味しそうに…驚きの偏食っぷりです。

探偵長屋に入り浸っている高校生のジェームズ・モリアーティが盗まれたワトソンの財布を取り返して持ってきてくれますが、中身はからっぽw

「シャーロックの依頼人だから取り返しといたけど、お金は恵まれない子の食いモンに化けちゃった!」

慣れた手つきで冷蔵庫から飲み物を出して飲み始めます。

ワトソンは未だ一文無しのまま…依頼は受けてもらえなさそうです。

「もう解けてるんでしょ?一席聞かせてよ。」

ジェームズのひと言に、ぐふふと歯を見せて不気味に一笑したシャーロックは“推理落語”を披露しはじめるのでした!

『歌舞伎町シャーロック』第1話まとめ

ミステリーも恋も楽しめそう…次話への期待感がとまらない言うことなしのストーリーでした!

推理落語を披露していると、元ホストの雅也が部屋にやってきます。

彼が面接合格させた女とお楽しみ中…面接と偽ってオノウエサユリを犯そうとして抵抗されて殺害した犯人は、雅也の運転手の男“切り裂きジャックを装ったニセ者”でした!

  • 女が知り合いでもない男の前で自分から服を脱ぐのは“体を売るため”
  • 身長180後半、体裁は整えられている。
  • 給料はあまり高くなく、唯一の楽しみは葉巻。
  • 右手の人差し指の爪がだいぶ伸びている。
  • 切り裂きジャックは血を使って羽を描く…しかしこの犯人は短時間で殺害し血が止まってから羽を描いたために無理やり引き延ばした形跡があった。

ワトソンは逃走しようとした犯人を追おうとしてシャーロックに大怪我をさせてしまいます。

そして、ワトソンはしばらく長屋住まいすることに…次回が待ち遠しいですね!

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