人気シンガー・MIA西表に招待されたライブで大成功を収めた英子の次の舞台にと孔明が用意したのは野外フェス!
いざ会場へと行ってみると、悪条件のロケーションに不安が膨らんでいきます。しかも向かいでは、人気インディーズバンド「JET JACKET」が大盛り上がり!機材トラブルも相まってさらなるピンチに追い込まれます。
果たして英子はこのライブを成功させることが出来るのでしょうか…いや、出来るんです。
これはすべて、孔明の策略なのですから。
目次
アニメ『パリピ孔明』第2話のあらすじと振り返り
英子の軍師にとなった孔明は、夢のために頑張る彼女を応援しつつ、実現に向かって行動を起こします。まずはこの時代の曲をもっと知る為、とあるライブへと潜入。そこで孔明はMIA西表の曲を聞き、なんと彼女の楽屋に挨拶。するとMIAは英子を自分のライブに招待してくれました。
しかし、英子が歌うのはMIAと同じ時間。力の差を見せつけるため当て馬にされたことに小林は気づきます。これを下策と笑う孔明は、英子のフロアにスモークを焚き、等間隔にモノや警備員を設置し、入って来た観客を出口に辿り着けない仕掛けを作り上げました。現代の石兵八陣に迷い込んだ観客は、出口を目指そうもトイレに到達し、英子の歌声を聞いて足を止めるのでした。
結果、MIAの観客はぐっと減り、彼女は英子を警戒するようになります。そして英子のSNSのフォロワーは一晩で1000人になり、彼女は孔明の力に唖然とするのでした。
【ネタバレあり】アニメ『パリピ孔明』第3話あらすじと感想
英子の次なるステージは代々木アートフェスライブ!
フォロワーが一気に増えて上機嫌な英子に対し、目標を見失わないようにと孔明は念を押しつつ、次なるステージを用意したことを告げます。
その場所とは、代々木アートフェスライブ。アマチュアでも参加できるが選考が厳しいと有名なライブですが、孔明はファンを雇い、英子のプロモーション用の画像を用意して応募し、参加を叶えたのでした。
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前のライブで知名度が上がったとはいえ、野外ライブは早くないかと小林と英子は言いますが、次のステップにはちょうど良いという孔明。秘策があるのだろうと小林が言うも、孔明は口を割りません。
「お前は孫策かーい」
「ふっふっふ、玉璽など隠し持ってはいませんよ」
という三国志トークが始まると、英子は呆れかえるのでした。
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不人気ポジション+機材トラブル。不安になる英子に対し「JET JACKET」はニッコリ
フェスへと向かう途中、CDショップへと立ち寄った孔明は、「フェスにはこれがないと」と言って、星型サングラスを購入。その足で会場へと足を運ぶも、そこは不人気ポジション。大きな木が英子のステージを見つけるのに邪魔になるうえ、手前のステージでは人気インディーズバンド「JET JACKET」がライブをするので、お客は英子の元へとたどり着く前に、彼らのところに行ってしまうだろうという懸念点があげられます。
英子は不安を抱きますが、こんな状況でも孔明は自信満々の笑みを浮かべます。
ライブの準備をしていると「JET JACKET」のボーカルが挨拶にやって来たのですが、ここで機材トラブルが発生。音が出ずに困り出す英子をよそ目に、ボーカルはスッと帰っていきました。
無名の歌手であるうえ機材トラブル。翌日に単独ライブを控えた「JET JACKET」は、メジャーデビューへの道を突き進むためにも、今日は軽めにライブをしようと考えるのでした。
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劉備の面影
機材が直った時のために声出しを続ける英子。孔明が彼女の方に目をやると、ふと劉備の面影が見えたような気を起こします。
英子を指さす劉備。それを見た孔明は、英子と共に成しえなかった天下泰平、分からず終わった世界の真理を今瀬こそ…と劉備に言われた孔明は。兵法三十六計を用いて、この状況を打開すると決意します。
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兵法三十六計に英子のステージは大盛り上がり!
「JET JACKET」のライブが大盛り上がりするなか、翌日の告知をしようとした瞬間、英子のステージから爆音が響き渡ります。このタイミングで機材が直ったことに驚く「JET JACKET」。ファンはもっとライブが盛り上がることを願い、人気曲をリクエストします。しかし、その歌は喉への負担が大きく、のどの不調を隠すボーカルはこれを拒否。すると観客はどんどん英子の方へと流れていくのでした。
機材トラブルで英子がステージが出来ないと分かれば、「JET JACKET」は翌日のライブに向け、余力を残したステージをすると読んだ孔明は、その油断をついて一気にお客を持っていく計略を考えていました。そしてこれは、「JET JACKET」の手前のステージが選ばれるかどうかわからない時からの策略でした。英子のステージが別の所だった時の場合の計略もすでに考えていた孔明の話を聞いた小林は「孔明、お前ってマジ孔明?」と恐れおののくのでした。
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これは卑怯だ、機材トラブルは自分達を油断させるためのフェイクじゃないのかと「JET JACKET」の3人は孔明を問い詰めますが、トラブルで忙しくてそんなこと考えもしなかったと、孔明はしらを切り出します。
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苛立ちが収まらない「JET JACKET」のメンバー。しかし孔明は、「JET JACKET」のボーカルが喉の調子を崩していることもリサーチ済みだったので、かつて兵士にも持たせていた薬を飲ませます。マズい薬ではあるものの、飲めばスッキリ。3人は満足します。
打ち込みの楽曲を使って人気インディーズバンドにまで登り詰めた「JET JACKET」ですが、彼らがフェスに初めてでて、英子が歌ったステージでライブをしたときの荒々しい音楽の方が好きだという孔明は、彼らのロゴが入ったTシャツとサインペンを取り出し、サインをしてほしいと言い出します。あの頃の勢いがあれば誰もステージを離れなかったと言われたことで、ステージの大きさは関係ないことを思い出すことが出来た「JET JACKET」は、Tシャツにサインを書き、薬の感謝を述べて去っていくのでした。
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敵に塩を送ることをしても良いのかと小林に聞かれた孔明。時代が時代なら3人の首をステージに並べなくてはいけませんでしたと言われ、また震え上がるのでした。
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孔明の狙いは英子に自身をつけさせることと…
英子は謙虚すぎて自己評価が低いと見る孔明は、初めての場所での成功体験を持たせ、自身を持たせるためにこのステージを用意しました。そして、英子が多くのお客さんを前にステージを成功させたことにより、自信をつけることができました。
また、かつて民を逃がすための計略を練るのに必死だった時、兵からの杯の誘いを断ってしまったことを悔いていた孔明は、今の時代で多くの人と楽しもうと思い、お客さんにお酒のサービスをします。
そして目的はもう一つ。孔明、小林、英子の前に謎の男性が現れるのでした。
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アニメ『パリピ孔明』の次回に期待するもの
英子という人を見抜き、関わる相手のこと、音楽のこと、業界のことまで調べ上げて計略を行う素晴らしさ…半端ないですわ…。転生してきてそんな期間は空いてないハズなんですが、どんだけ吸収力あるんだ!って言いたくなります。「お前ってマジ孔明」って言いたくなるのも当然です。
さて、フォロワーが増え、未開の地でも自信を持ってライブをすることが出来るようになった英子。次なる道はどんなものなのでしょうか。そして孔明の次なる計略はいかに!ふと出てくる三国時代の思い出が見れるのもこの作品の魅力の一つだと思いますし…もう楽しみで楽しみで仕方がありません!