他の歌手の情報を集めるため、人気歌手・ミア西表のライブを見に来た孔明と英子。孔明が挨拶をしたいと言ってミアの楽屋を訪れ、英子は自分も歌手だと自己紹介すると、なんと彼女のイベントに誘われました。
しかしこれは、英子を当て馬にして自分の人気を見せつけるための策略。
これを下策と笑う孔明は、早速軍師としての力を発揮させます。
目次
アニメ『パリピ孔明』第1話のあらすじと振り返り
五丈原の戦いの最中に病に伏し、この世を去ったと思われた諸葛孔明が、現代の渋谷に異世界転生を果たし、歌手志望の少女、英子と出会います。新たな文明の利器に心を踊らせながらも、共に戦った仲間も、領土を争った敵も、知る人はもう誰もいないと思い、1人涙をこぼします。
英子の歌声を聞き、音楽に興味を持った孔明は、見聞を広めるため、彼女が働くクラブでアルバイトをスタート。そして、英子が歌手志望であり、その道を諦めようとしていることを知ると、孔明は彼女の軍師となって知恵を絞ることを約束するのでした。
【ネタバレあり】アニメ『パリピ孔明』第2話あらすじと感想
千里の道も一歩から
軍師になると孔明に言われたものの、軍師とはなんなのかよくわからない英子。たくさんの人に歌を聞いてもらいたい、大きなステージで歌いたいと思っても、今の彼女のSNSのフォロワー数は200も行かない数字。夢のまた夢だと落胆しながらも、今やれることを頑張ろうと、英子は奮闘を始めます。
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都内で活躍している歌手の情報を集めるため、小林からライブのチケットを手配してもらいます。これに礼を尽くすと、小林は孔明っぽいと大興奮。「石兵八陣」についてどう思うのかと小林は孔明に聞きます。
劉備が陸遜に追われているとき、石の陣で陸遜の軍を閉じ込め出られなくした逸話を話すと、あれは「石兵八陣」と呼ばれているのかと理解し、あれは人の心を読んだまでだと答えるのでした。
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人気歌手ミアの当て馬にされた英子。
早速ライブハウスへとやって来た孔明と英子。人気シンガー・ミア西表の姿を見て月子は歌のうまさに驚きます。BPMを遅くしてわざとこの後盛りあげようとしますが、これでは今までの歌手の流れを落としてしまう、英子の方が魅力的な歌をうたうと考えます。
ライブが終わると、早速孔明は英子を連れてミアの楽屋を激突。面識はなく明らかに不審者扱いされる孔明の存在をごまかすように、英子が口を挟みます。自分もアマチュアの歌手なのだというと、ミアは突然、自分が今度出演するライブに出ないかと声をかけてきました。二つ返事でこの申し出を受け入れる英子。大舞台で歌えるチャンスがやって来たと喜ぶが、英子が歌う時間にはミアも歌うと知り、当て馬にされていると小林は気づきます。しかし孔明はこれを「千載一遇のチャンス」だといい、客席を満席にせよと英子が言ってみると、孔明も気合を入れるのでした。
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現代版石兵八陣が、英子のステージを賑わせる
自分が歌っている時に別のフロアでミア西表も歌っているというこの状況は、自分のフロアが盛り上がっているという状況を見せつけるためだと読む孔明。お客が集まるのか不安を抱きながらも準備を進める英子の隣で、孔明は下策だと笑います。
フロアの見取り図を手にした孔明は、ここで早速計略を使いました。
最初こそミアのフロアには人が大勢集まり、英子のフロアにはほとんどいません。しかし、酒が飲めると言って、孔明は客を呼び寄せます。こんなの愚策だと小林は考えましたが、客はなぜか英子のフロアに留まり、気づけば大勢の人が歌う彼女を囲みます
フロア内にスモークを焚き、従業員やツリーやバーカウンターの設置場所に工夫を置いたことにより、客は出口に辿り着くことが出来ず、トイレに到着してしまうという流れが出来なくなっていたのです。
風水力学を利用し、現代で石兵八陣を作り上げた孔明。しかし、お客さんが真にフロアを去らない理由は英子の歌声の力だと孔明は言います。
ライブ終了後、英子のSNSのフォロワー数はうなぎのぼり。逆に閑古鳥のフロアで歌う羽目になった英子は腹を立て、マネージャーに英子を監視しておくようにと言い渡すのでした。
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アニメ『パリピ孔明』の次回に期待するもの
温故知新と言いますか、孫子兵法などの過去の戦略は現代でも役に立つとは聞きますが、ここまではっきりとやってくれるともう面白すぎます。
三国志をかじっている人間からすると、これからどんな計略を現代風に当てはめて見せてくれるのか、すごく楽しみになりますね。
そして、このアニメのナレーションが増谷康紀さんというところから、三國無双ファンがすんなりと入り込めます。英子の歌もたんまり聞けて楽しいので、次がすでに待ち遠しいです!