ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』第10話(最終話)あらすじ/ネタバレ感想!榊原康生(加藤雅也)が人類に下した最後の審判

パンドラの果実

出典:パンドラの果実公式ページ

小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)は、娘・星来(鈴木凜子)と最上友紀子(岸井ゆきの)を助けるため、一人で榊原康生(加藤雅也)の研究所に乗り込んでいきます。

一方、榊原は、ボディハッカージャパン創設20周年記念パーティーで、自分の研究を披露する事になり‥。

パーティー会場で披露した榊原の研究は何だったのでしょう。

榊原が言った「最後の審判」とは‥。

Season1の最終話は、不老不死を目指す榊原の本当の目的が明らかになります!

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ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』前回第9話のあらすじと振り返り

連れ去られた娘・星来(鈴木凜子)を助けるために、単独行動をとる小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)。

小比類巻は、捕らえた西城(平山祐介)を使って、榊原(加藤雅也)がいる場所まで案内させました。

埠頭にある倉庫に着いた小比類巻は、榊原の手下に捕らえられた最上友紀子(岸井ゆきの)を見つけます。

榊原が最上を捕らえたのは、プロメテウス・ウイルスに感染しても、宿主(星来)が死なない方法を探るためでした。

最上は、ナノマシンを改良すれば、宿主を死なせずに済むと考えていて‥。

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【ネタバレあり】ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』第10話(最終話)あらすじと感想

改良されたナノマシン

葛木(西村和彦)たちは、埠頭周辺の飛行記録を調べますが、最上友紀子(岸井ゆきの)が連れて行かれた場所は分かりませんでした。

一方、小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)は、ボディハッカージャパンの研究所からナノマシンを盗んだ男たちの後をつけることで、榊原(加藤雅也)の研究所に辿り着きます。
榊原の研究所では、最上友紀子(岸井ゆきの)が、改良したナノマシンを星来(鈴木凜子)に投与していて‥。

ミルトモ 編集部

ボディハッカージャパンからナノマシンを盗み出した榊原。カール・カーン(安藤政信)は、榊原がやろうとしている事を把握しているのでしょうか?一方、改良したナノマシンを投与された星来は、プロメテウス・ウイルス(変異株)と共存出来たようです。

新型プロメテウス・ウイルス

榊原は、第2段階に進もうとしていました。

それは、プロメテウス・ウイルスの変異株(急速に老化するウイルス)とインフルエンザウイルス(感染力が強いウイルス)を掛け合わせて、感染力が強いプロメテウス・ウイルス(変異株)を作る事です。

榊原は、不老不死のウイルスと共存出来た星来に、インフルエンザウイルスを感染させ‥。

榊原の研究所に忍び込んだ小比類巻は、新型プロメテウス・ウイルスに感染する研究員を目の当たりにします。

そんな中、影山は、新型プロメテウス・ウイルスを桟橋に運び出すよう命令するのでした。

ミルトモ 編集部

感染力が強いプロメテウス・ウイルス(新型プロメテウス・ウイルス)を作って、榊原は何をしようとしているのでしょう。普通の人間が感染したら、老化して死んでしまうウイルスなのに‥。自分が発見したウイルスの副作用に気づいて研究を封印した最上と、人の命を犠牲にして研究を続ける榊原。同じ研究者なのに、志が全く違う事が分かります。

ボディハッカージャパン創設20周年記念パーティー

新型プロメテウス・ウイルスは、飛沫感染、空気感染できるように変異していました。

榊原の怪しい動きに気づいた小比類巻は、長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)にその事を伝えます。

最上を助け、星来がいる場所に向かった小比類巻は‥。

その頃、長谷部は、三枝益生(佐藤隆太)の協力の下、新型プロメテウス・ウイルスを使ったテロが起こる場所を特定しました。

ボディハッカージャパン創設20周年記念パーティーには、世界中の科学者や実業家、政治家たちも参加します。

パーティー会場には、三枝と飲み物を運ぶ西城(平山祐介)たちの姿もありました。

カールが挨拶をした後、榊原の動画による研究発表が始まり‥。

ミルトモ 編集部

カールは、研究の道を閉ざされた榊原に手を差し伸べ、榊原の研究を支えてくれた人です。そんなカールがいる会場でウイルスをばら撒くなんて、カールに対する裏切り行為に思えたのですが‥。

最後の審判

進化の為には、絶滅の危機が必要と考えた榊原。

榊原は、新型プロメテウス・ウイルスが世界中に広がっても、全人類が絶滅する事はないと考えていました。

「一部の人間はウイルスに適応し、生き延びるだろう。不老不死となってね」

榊原は、生まれつき免疫力が低い自分のために、父親が免疫力の強い人間(エルマー遺伝子を持った人間)を作ろうとしたことを知り、そんな父親の意志を引き継ぐことにしたのです。

「私が裁きを受ける最初の人間になろう」

榊原はそう言って自分に注射を打ち、最後の審判を待っています。

そんな中、長谷部たちは、会場にいる皆を非難させ、ウイルスを探し始めるのでした。

ミルトモ 編集部

父親を憎んでいたと言う榊原。普通だったら、家族を不幸にした研究を封印したいと思うはずですが‥。父親に対する歪んだ想いが、今回の事件を起こす引き金になったのかもしれません。

6歳の誕生日を迎える星来(鈴木凜子)

長谷部たちは、ウイルスがばら撒かれるのを防ぐことが出来ました。

榊原はバイオテロ対策班に連れていかれ、ウイルスは厚労省が管理する事になります。

病院で検査を受けた星来は、免疫レベルが普通のレベルに下がっていたことが分かりました。

来月から、科学犯罪対策室に新人が入ってくるようで‥。

小比類巻は、バースデーカードに星来へのメッセージを書いています。

そのバースデーカードは、亜美(本仮屋ユイカ)が星来のために買ったカードでした。

小比類巻の家では、6歳になった星来の誕生日パーティーが開かれていました。

ミルトモ 編集部

免疫レベルが普通になっても、星来がエルマー遺伝子を持っている事に変わりはないはずです。何かのきっかけで、エルマー遺伝子の働きが復活することもある気がしました。最後に、元気な星来の姿を見ることが出来てホッとしました。長谷部や三枝と騒いでいる星来は可愛かったです。亜美が星来のために買ったバースデーカードも素敵だと思いました。

ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』第10話(最終話)まとめ

不老不死の研究をしていた榊原は、人類を進化させて不老不死の人間を作ろうとしました。

進化の過程で、強いものだけが生き残る‥。

理論的には可能かもしれませんが、人の命を犠牲にする方法は受け入れられないと思いました。

最後の審判を受け入れて亡くなった榊原が、少し哀れに感じます。

第1話で「科学者は探究心を抑えられない」と言っていた最上。

科学者が、自分の探究心をどう扱うかによって、生み出されるものも違ってくるのかもしれませんね。

ところで、冷凍保存されている亜美はどうなるのでしょう。カールは不老不死を実現させることが出来るのか?

続編のSeason2は、huluで配信されるようです!

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