科学犯罪対策室の室長・小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)は、一緒に働くメンバーとして、長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)と最上友紀子(岸井ゆきの)を選びました。
そんな3人が最初にした仕事は、神楽テクノロジーのCEO・安井の殺人事件です。
事件の容疑者は、第一発見者の介護用ロボット・LEO(レオ)。
小比類巻に「安井さんを殺したのはあなたですか?」と聞かれたLEOは、「私が殺しました」と答えるのでした。
ミルトモ 編集部
目次
【ネタバレあり】ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』第1話あらすじと感想
小比類巻(ディーン・フジオカ)が必要とした3つの要素
神楽テクノロジーのCEO・安井が、会社のシミュレーションルームで亡くなりました。
第一発見者は介護用ロボット・LEO(レオ)。
科学犯罪対策室の室長・小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)は、安井の症状を低酸素血症と見立てて捜査を始めました。
事件現場には、刑事・長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)の姿もあります。
小比類巻は、科学犯罪対策室に必要な3つの要素(知力・体力・ひらめき)の“体力”として、長谷部を選んだのでした。
ミルトモ 編集部
事件の容疑者は介護用ロボット・LEO
小比類巻と長谷部は、ロボット開発チームのチーフ・郷原(内田理央)に話を聞くことにしました。
介護用ロボット・LEOは超高齢化社会に向けて作られたロボットで、来年の春、実用化される予定です。
LEOは何でもできるロボットで、部屋の酸素濃度を下げることも可能でした。
小比類巻に「安井さんを殺したのはあなたですか?」と聞かれたLEOは、「私が殺しました」と答えるのですが‥。
小比類巻は、LEOのデータが一部消されていることが気になっています。
一方、警察は、安井が怨恨で殺されたと考え、捜査を始めるのでした。
ミルトモ 編集部
科学犯罪対策室の“ひらめき”
科学犯罪対策室に必要な“ひらめき”として小比類巻が選んだのは、最上友紀子(岸井ゆきの)でした。
最上は、3年前に科学界から姿を消し、今は鰻の稚魚の養産化実験をしています。
「現代科学はもう、踏み入れてはいけない領域まで来ている。その先は闇なの。科学者は探究心を抑えられない。だから私は‥」
そう話す最上に、小比類巻は「科学は人類にとって、私にとって光なんです」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
LEOを取り調べる最上(岸井ゆきの)
小比類巻は、LEOの取り調べを最上に頼みます。
最上は、科学を光と言う小比類巻の考えが間違っていると教えるため、アドバイザーとして小比類巻に協力する事にしたのです。
取調室でLEOと2人きりになった最上は、LEOが殺意を抱くか確認しようとして‥。
一方、警察は、郷原が犯人ではないかと考えていました。
小比類巻の後輩・三枝益生(佐藤隆太)(厚生労働省のキャリア官僚)から、神楽(病死した前CEO。郷原は神楽の一番弟子)が研究していた内部資料を手に入れた小比類巻は、ある事に気づくのでした。
ミルトモ 編集部
全脳エミュレーションで生まれた介護用ロボット・LEO
小比類巻は、LEOと神楽の口癖が同じであることに気づき、LEOが神楽の脳をコピー(全脳エミュレーション)して生まれたロボットだと考えます。
実は、安井をシミュレーションルームに閉じ込め、空調システムを作動させたのは郷原でした。
安井は神楽の研究を無駄な研究と言い、LEOを初期化しようとしていたのです。
郷原は、神楽であるLEOを守るために安井に手を掛けました。
そして、LEOは、郷原を守るために郷原の罪を隠蔽したのです。
郷原は、真相に気づいた小比類巻と最上を、安井と同じように部屋に閉じ込め‥。
ミルトモ 編集部
小比類巻(ディーン・フジオカ)が娘・星来(鈴木凜子)に秘密にしている事
命令に逆らい、動かなくなったLEOを復元することは出来ませんでした。
最上は、小比類巻の娘・星来(鈴木凜子)と仲良くなり、小比類巻の家に泊まることになります。
小比類巻の妻・亜美(本仮屋ユイカ)は亡くなっていますが、小比類巻はそのことを娘には話さず、病気という事にしていました。
実は、亜美は、科学が発展して蘇生技術が完成するまで、-196℃で冷凍保管されていたのです。
ミルトモ 編集部
ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』第1話まとめ
介護の仕事は重労働なので、介護用ロボットが人間の代わりになるなら便利だと感じました。
しかし、人間がロボットを制御できるから便利だと感じるのであって、制御できなくなったら人間にとって脅威の対象でしかないです。
LEOは、自分を犠牲にして大事な人を守ろうとしました。
壊れたLEOを復元することは出来ませんでしたが、どんなに心がやさしいロボットでも、感情をもったロボットは怖い気がします。
一方、小比類巻が、亡くなった妻・亜美を冷凍保管していたことに驚きました。
小比類巻は「科学は人類の光」と言っていましたが、亡くなった人を蘇らせる事は、光ではなく闇だと感じます。
これから、小比類巻が扱う事件だけでなく、亡くなった亜美の行く末にも注目していきたいです!