穂香(波瑠)と山本(高杉真宙)が暮らすマンションに、穂香の両親が突然訪問。
その時偶然いた古賀(中村蒼)を見て穂香の彼氏だと勘違いし、すぐに親戚中に知らせてしまいます。
穂香は彼氏は山本だと訂正して欲しいと頼みますが、両親は「それは難しい」と言います。
何故なら、去年夫を亡くしてふさぎこんでいた祖母の勝子(茅島成美)が大喜びして会う日取りを決めてしまったとのこと。
両親は、1日だけ古賀に彼氏のフリをして欲しいと頼んできて・・・。
目次
ドラマ『わたしのお嫁くん』 前回振り返り
晴れて交際することになった穂香(波瑠)と山本(高杉真宙)。
一方、会社では、山本は新人の花妻(前田拳太郎)の指導係となります。すると花妻はいきなり「僕、速見さんが好きです!」と突然の宣戦布告!
さらなるライバル出現に気が気でない中、山本は福岡出張に行くことになりますが、さらに穂香が熱で倒れてしまいました。
山本は兄たちに看病を頼みますが、それが大騒動に!交流会もそこそこに、山本は福岡から帰ってきます。穂香は、山本という存在の大切さを実感するのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『わたしのお嫁くん』第8話あらすじと感想
素敵な彼氏
山本(高杉真宙)がゴミ出しをしている間に、突然穂香(波瑠)たちのマンションにやってきた穂香の両親は、一緒にいる古賀(中村蒼)を見て、穂香の彼氏だと勘違いをしてしまいます。
「こんなに素敵な彼氏がいるなんて!」
両親は古賀の写真を撮りまくり、すぐに親戚中に知らせてしまいます。
moyoko
穂香は慌てて、自分が付き合っているのは山本の方だと、家に戻ってきた山本を紹介します。
moyoko
そして、すぐに親戚に訂正して欲しいと訴えますが、両親は「それは難しい」と首を振ります。
何故なら、去年夫を亡くしてふさぎ込んでいた祖母・勝子(茅島成美)が、穂香が古賀と交際していることに大喜びして、会う日取りまで決めてしまったというのです。
moyoko
さらに、あろうことか古賀は若い頃のおじいちゃんにそっくり。
両親は、古賀に1日だけ穂香の彼氏の役を演じて欲しいと頼み込みます。
穂香は、自分は山本の彼女だからと、断ろうとしますが、山本はおばあちゃんのことを気にしている穂香を気遣って、引き受けた方がいいと言いました。
moyoko
顔合わせ
週末、穂香は古賀を実家に連れて行きます。
家に入る前、古賀は穂香に言います。
「今日だけは俺の彼女やけん。山本くんのことは考えんとって」
moyoko
実家では、大歓迎される古賀。
両親は、古賀が料理や家事が得意だと吹き込んでいました。
穂香はこれ以上おばあちゃんに嘘はつけないと本当のことを言おうとしますが、両親に止められてしまいます。
moyoko
そんな時、穂香の母の推しアイドルが、ゲリラライブをやるという情報が飛び込んできました。
勝子は、それを許さないと思いきや、「相手が生きているうちに愛を伝えなきゃ」と言って母を快く送り出しました。
moyoko
お母さんもいなくなったので、寿司でもとろうかという話になった時。
勝子は「古賀さんに作ってもらえばいい」と言い出しました。
古賀は“得意料理”である肉じゃがを作ることになりましたが、古賀はもちろん、父も穂香も料理スキルがまるでありません。
moyoko
必殺仕事人
穂香はすぐさま山本にSOSを出します。
家で暇を持て余していた山本は、すぐにガス点検の業者に扮して駆けつけてくれました。
そして、あざやかな手さばきで料理を作っていきます。
moyoko
山本渾身の料理は、皆大喜び。
帰るタイミングを失ってしまった山本は、陰から穂香と古賀が並んでいる姿を見て、いたたまれなくなってしまいました。
moyoko
実家訪問も無事終わり、その帰り道。
古賀は、帰ろうとする穂香を引き留めて、もう少し話をしようとしましたが、そこに山本が穂香を迎えにやってきました。
moyoko
山本は、古賀がライバルだと知ってはさすがに余裕がありません。
穂香についつい嫌味を言った後すぐに自己嫌悪に陥ってしまい、頭を抱えてしまいます。
「結局俺ばっかり好きですよね!悔しい!」
moyoko
愛情表現
翌日、穂香は夜に山本に言われた事をすぐに君子(ヒコロヒー)に相談します。
君子は、要するに嫁の山本は旦那の穂香の愛情表現が足りないことで、不安になっているのだと言いました。
すると穂香は・・・。
「好きって100回言えばいい?」「好きなところを100個手紙に書くとか?」
moyoko
一方、山本は余裕がないところを見せてしまったことを後悔していました。
山本と推しの穂香を別れさせたい赤嶺(仁村紗和)は、「こんな激重な男は絶対に振られる」と呪いの言葉をかけます。
すると、穂香から「今夜、大事な話がある」とメッセージが届きました。
moyoko
「絶対別れ話よ!」
赤嶺の言葉を、山本は否定できませんでした。
夜。
穂香と山本はダイニングテーブルに向かい合って座ります。
座る場所からして、間違っています。ビジネスじゃないんだから・・・。
穂香が口を開こうとすると、山本は「今日は聞きたくない!」と耳を塞いでしまいます。
「一言で終わるの!」
穂香は続けようとしますが、山本はあれこれ言い訳をして聞く耳を持ちません。
その時、穂香の母から「おばあちゃんが倒れた」と連絡が入ります。
本当に会わせたい人
穂香が急いで病院に駆けつけると、勝子は容態は安定しているものの、目を覚まさないとのこと。
穂香の父は、「入院準備は自分がやる」と言って家に帰っているといいます。
心配した穂香は、山本を実家に向かわせました。
実際、お父さんは家の中のことがわからず、てんてこ舞いでした。
穂香は目を覚まさない勝子の手を握り、嘘をついていたことを謝ります。
「おばあちゃんには本当に会わせたい人がいるんだよ」
古賀のように祖父には似ていない山本は、勝子の寂しさを埋められないかもしれないけれど、自分には山本しかダメなのだと涙ながらに語り掛ける穂香。
「私の大好きな2人を会わせずに終わるなんて嫌だよ・・・」
「やっぱりね」
実は、勝子は少し前から目を覚ましていました。
ただ、こういう時に人間の本音が出るので、聞いてやろうと目をつぶっていたのです。
おばあちゃんは穂香の嘘に気づいていたんですね。
古賀が家に来た時、勝子は2人が付き合っていないことをすぐに見抜けたわけではありませんでした。
ただ、古賀が料理を出した時に、1つだけ高齢者でも食べやすいサイズに切ってある器があり、古賀がそれに気づいていなかったので、誰か別の人が作ったのだろうと感じたと言います。
moyoko
でも、穂香が自分のためにやってくれたことだと分かっていたので、黙っていたという勝子。穂香には穂香の大事な人がいるということを分かっています。
「相手が生きているうちに愛を伝えなさいよ」
愛情の深さ
後日、穂香の両親が山本にお詫びにやってきました。
穂香の母は、穂香が「山本くんじゃなきゃダメなんだ」と言っていたことを山本に伝えます。
moyoko
山本に助けられた穂香の父は、「山本くんをお父さんにもください!」と、すっかりお気に入りになっています。
両親が帰った後、穂香が“大事な話”をしようとすると、山本が「俺の大事な話を先に聞いて欲しい」とそれを遮りました。
そして、自分の方が好きが多いことに自信を持って、愛情深い彼氏として頑張ると宣言します。
「俺の方が好きです!」
それを聞いた穂香は、常に自分が負けている前提なことに納得がいきません。
「私なんて、愛してるんだから!!」
穂香にとって一世一代の告白をしても、山本は「俺の方が好きなんで」と涼しい顔をしています。
なんだか悔しくてたまらない穂香は、山本の部屋に押し入り、山本を押し倒します。
「どっちの方が好きかはともかく、知博くんにはちゃんと愛されてるって知って欲しい」
山本は、目をぱちくりさせて、されるがままの状態でした。
ドラマ『わたしのお嫁くん』 第8話 感想&まとめ
両親の勘違いがきっかけで、穂香と古賀が恋人のフリをすることになってしまいました。
今の今まで穂香と山本の恋愛に巻き込まれていただけに見えた古賀さんですが、とうとう本領を発揮!
山本くん最大のライバルが誕生しました。モテる年上彼女を持つ人は辛いですね。
でも、当の穂香は山本に愛情表現をすることに必死です。
古賀さんも含めて、みんな頑張れ!と思ってしまう外野なのでした。