ドラマ『わたしのお嫁くん』 第5話 この気持ちは嫉妬？ 穂香が自分の気持ちに気がつき始めて・・・。

穂香（波瑠）に「気になっている」と言われて浮かれていた山本（高杉真宙）。しかし、それは自分だけに向けられている気持ちではないと勘違いをした山本は、家出をしてしまいます。
滞在先は赤嶺（仁村紗和）の家。そのことを知った穂香は呆然としてしまいます。
その気持ちは嫉妬なのでは？と指摘された穂香は動揺します。でも、放っておいたら赤嶺が本妻になってしまうかもしれません。
でも、穂香は自分に山本を迎えに行く資格があるのかと躊躇してしまいます。

ドラマ『わたしのお嫁くん』 前回振り返り

穂香（波瑠）は、山本（高杉真宙）の兄、正海（竹財輝之助）に同居の許可を得るため、「絶対に手を出さない」という誓約書を渡しました。
しかし、穂香は山本のことを気にしないようにすればするほど気になって来てしまいます。
一方、山本の同期で人事部の赤嶺（仁村紗和）は、穂香と山本の仲を裂こうと、穂香に別の男性を当てがおうと画策します。
山本は嫁入り1ヶ月記念日に張り切って業火ディナーを作りますが、それに穂香がそれに気づけなかったことで、山本は「先輩だけの嫁じゃない」と言って出て行ってしまいました。

【ネタバレあり】ドラマ『わたしのお嫁くん』第5話あらすじと感想

山本の家出

穂香（波瑠）の自分への「気になっている」は、後輩の花妻（前田拳太郎）や古賀（中村蒼）と同じなのだと思い込んでしまった山本（高杉真宙）は、「しばらく帰りません」というメモを残して、2人の家を出て行ってしまいました。

山本が向かった先は、同期の赤嶺（仁村紗和）の家。
実は、赤嶺から自宅の掃除を頼まれ、それがシャンデリアなど山本が能力を発揮できそうな高級家具だったため、思わず来てしまったのです。

赤嶺から、自分の家に山本がいると聞かされた穂香は、モヤモヤしてしまいます。

「もしかして、嫉妬してる？」

親友の君子（ヒコロヒー）にそう指摘された穂香は大慌て。

でも、そろそろ自分の気持ちに嘘がつけなくなってきました。
山本に連絡をしようと考えはしますが、なんと連絡をしていいのかわかりません。
そもそも、自分が山本を迎えに行く資格があるのかわからずにいました。

どうしたい？

古賀（中村蒼）は、山本が家出したことを知っていました。
古賀から1ヶ月記念のことを聞かされ、「謝るなら早い方がいい」とアドバイスをもらった穂香は、翌日山本に謝ります。

「先輩は俺の事、どうしたいんですか？」

その問いに、穂香はすぐに答えることが出来ませんでした。
花妻からは、その質問をすぐに返せないのは、どうしたいと思っていないからではないかと言われます。

穂香の失敗

穂香は、家電量販店で炊飯器の販促イベントを担当することになりました。
店の店長と打ち合わせの中で、店長のブログに登場する妻の話をすると、突然店長は「企画を辞めたい」と言い出しました。

古賀は山本に、「ここは嫁の出番では？」と声をかけますが、山本は「先輩は俺なんかいなくても大丈夫」と頑なです。

落ち込んだ穂香は、無性に山本の「おかえり」の声や、彼の作る料理が恋しくなってきました。
古賀が心配して電話をかけてきてくれたので、「大丈夫」と返しますが、本当は全く大丈夫ではないのでした。

翌朝、穂香が出社すると、デスクに「店長ブログ！」というメモが置かれていました。
再度店長のブログを確認すると、実は店長の妻に何か起きたことが判明します。

迎えに行く資格

実は、店長の妻はしばらく実家に帰っていて戻って来ていなかったのです。
店長は、私情を挟んでしまったことを反省していました。

「向こうは俺がいなくてせいせいしてるだろう」と店長が言うので、穂香は思わず「そんなことない」と強めに反論してしまいました。

「ずっと一緒にいたいと思っていなければ、夫婦になんてならないですよ」

店長は、迎えに行く資格なんて「会いたい」という気持ちだけで十分なのかもしれないと思い直しました。

メモの差出人

販促イベントは無事成功に終わりました。
穂香がメモについて古賀にお礼を言うと、古賀は自分ではないと言います。

帰宅して冷蔵庫を見た時に、以前古賀に「野菜室のチェックはしておけ」と言われたことを思い出し、野菜室を恐る恐る開けると、中は空っぽでした。

山本は家出する前に、穂香が野菜室を放置することを見据えて、丁寧に冷凍保存していたのです。

穂香はその保存バッグに、見覚えのある文字があるのを発見します。

穂香は赤嶺宅を突撃し、隠れる山本を外に連れ出しました。

そして、メモのことを尋ねると山本はしらばっくれましたが、「証拠ならある」とメモとブロッコリーの袋を差し出すと、自分だと白状しました。

イベントが白紙になった夜、山本はたまたまスーパーで店長に出くわしたと言います。
そこで家庭の事情を聞き、穂香ならブログのヒントだけで気がつくだろうとメモを置いたのです。

おかえり

山本の至れり尽くせりぶりに、なんだか腹が立ってきてしまった穂香。
山本はそれを確認するために来たのかと思いましたが、穂香は「それだけじゃない」と言います。

「会いたくなっちゃったから。」

数日前、穂香は山本に「俺の事をどうしたいのか」と聞かれて、すぐには答えられませんでした。
しかし、今は山本に帰って来て欲しいし、他の人の家にいられたら困ると言えます。

「わかってます。家事要員ってことですよね。」

「違うよ！私は、山本くんを独り占めしたい」

山本は、すぐに穂香を抱きしめました。

赤嶺の推し

ハッピーエンドを迎えたので、2人がさて、家に帰ろうとした時・・・。

「ちょっと待ったーーーー！！！」

赤嶺が「そう簡単に渡すわけにはいかない」と、走って追いかけてきました。

穂香は、赤嶺に「山本を大事に思っているのはわかるけど・・・」と声をかけると、赤嶺が”信じられない”という顔をします。

赤嶺は、山本のことは「私の推しに手を出した、ただのちんちくりん」だと言います。

赤嶺は、“推し”の祭壇を2人に見せました。
そこには、穂香の写真やグッズが所せましと並べられています。

それは赤嶺が就活生だった頃。
会社説明会で赤嶺がユニークな質問をすると、他の社員は笑うだけでしたが、穂香だけは「いい質問ですね」と返してくれただけでなく、「参考になるご質問をありがとうございました」とお礼まで言ってくれました。
それ以来、赤嶺は穂香を一生推し続けると決めたのです。

自宅に山本を呼び寄せたのも、少しでも穂香から引き離したいからでした。
赤嶺は、平々凡々のにわか男・山本が穂香の近くにいるなんて許せないと、今後も全身全霊で邪魔をさせてもらうと宣言しました。

なんだか、あっけにとられながら帰宅した2人。
改めて、山本は穂香をハグします。

そして、今一番気になっていることをぶつけてみました。
穂香は、あの時山本を独り占めしたいと言いました。

「それってつまり、俺のこと好きってことですか？」

果たして、穂香の答えは・・・？

ドラマ『わたしのお嫁くん』 第5話 感想＆まとめ

ずっと山本のことが好きなのだろうと思われていた赤嶺さん、実は穂香の激推ししているというオチは、かなり面白いですね。赤嶺さんには今後も張り切っていただきたいものです。
それにしても、家出してプンプンと怒っている山本くんは可愛かったです。
やっと、2人の思いが通じ合いめでたしめでたし・・・と言いたいところですが、弟を溺愛する兄の存在を忘れてはいけません。
兄・正海は当然第6感で嫌な予感を感じています。一体どう出てくるでしょうか？波乱の予感です！