最強家事力男子の山本(高杉真宙)とズボラ女子で大黒柱・穂香(波瑠)は、遂に同居を開始。
ある日、2人の新居に突然山本の長兄・正海(竹財輝之助)が訪ねてきます。
事情を知った正海は驚き、上司とは言え、「同棲なんて認められない」と断固拒否。
穂香に「あなたは智博の同棲相手としてふさわしくない」と言い放ちます。そして正海は、穂香にある提案を持ちかけて・・・。
目次
ドラマ『わたしのお嫁くん』 前回振り返り
大手家電メーカーで“営業神”と呼ばれるほどのエース社員・速見穂香(波瑠)は、甲斐甲斐しく家事の世話を焼いてくれている山本智博(高杉真宙)に「山本くんがお嫁に来てくれたらいいのに」と口走ってしまいます。
穂香を慕う山本はそれをすぐに受け入れますが、もちろん全て本気なわけではありません。
山本は、1週間だけのお試し生活“嫁入りシミュレーション”を提案。
そんな時、福岡から山本に最大のライバルが出現して・・・。
焦った山本は家事に力を入れますが、穂香はだんだんと違和感を感じ始めます。
【ネタバレあり】ドラマ『わたしのお嫁くん』第3話あらすじと感想
長兄襲来
最強家事男子・山本(高杉真宙)の大黒柱になると決め、同居を始めたズボラ女子・穂香(波瑠)。
引っ越しの数日後、2人は廊下に積み上げた穂香の荷物が崩れ、部屋に閉じ込められてしまいます。
その時、インターホンが鳴りました。応答がないとわかると、独特なリズムを刻みだすインターホン。
「兄だ!!!」
山本3兄弟の長兄・正海(竹財輝之助)が、突然やってきたのです。
玄関のドアが開いていたため、勝手に上がり込んで来た正海は、溺愛する弟が閉じ込められていると知り、急いでドアを開けてくれました。
ドアを開けると、トラブルで穂香が山本の上に覆いかぶさっていました。
「何をしてるんだ、この泥棒猫~!!」
断固許さない!
穂香が弟の上司だと知った正海は平謝り。
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しかし、穂香が「嫁になって欲しい」とプロポーズしたことを知り、また「泥棒猫が!」と怒り出してしまいます。
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穂香は、山本とはあくまでも同居人だと言い切ります。
恋愛感情はないのかと問われても、「まっっったく!」とキッパリ。
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正海は今日のところは帰ると言って、穂香に外まで送らせました。
そして、山本がいないところでこう言います。
「あなたが智博の同棲相手としてふさわしくない!」
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そして、穂香を山本家で毎年やっている“お茶会”に穂香を誘いました。
「うちの家族は、全員甘い物が大好きなんです。食べるのも、作るのも。」
令和の大黒柱
つまり、「お前もケーキの一つや二つ作ってきやがれ、この泥棒猫」という意味です。
お金だけ稼いでいればいいのはもう古い。令和の大黒柱はケーキぐらい作れなければいけないのです。
「絶対に同棲を認めてもらう!」
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穂香は、もはや山本がいない生活なんて考えられませんでした。
穂香はシフォンケーキの練習をする場所を探していると、“スイーツ男子”の新入社員・花妻(前田拳太郎)が手作りのアイシングクッキーを配っているのを見かけました。
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花妻は喜んで先生を買って出てくれました。
男としてみられていない
花妻と穂香が楽しそうに話しているのをジッと見つめる山本。
「目が『俺の事見て』って言っとる」
古賀(中村蒼)は、山本の気持ちに気が付いていました。
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山本は古賀に距離を詰めるために秘策はないかと相談します。
古賀は、「押し続けて効果がないなら、引いてみらんね」とアドバイスしてくれました。
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一方、穂香は花妻にケーキの作り方を教えてもらいながら、どちらかに恋人が出来たらどうするのか、ルールを決めておいた方がいいと言われます。
穂香は、山本に好きな人がいるかどうか考えたこともありませんでした。
帰ってきたら具体的な話をしてみようと思っていましたが、古賀と飲んで帰って来た山本は、引いてみる作戦中なので、まともに話をしないまま部屋に引っ込んでしまいました。
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今は引くとき
朝、穂香が起きると、山本は既に出かけていました。
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穂香が会社に行くと、山本が同期の女子・赤嶺(仁村紗和)と話しているところを目撃してしまいました。
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2人の姿を見て、山本が恋をしているかもしれないと、少し動揺してしまう穂香。
しかし、とにかく今はお茶会を乗り越えなくてはいけません。
今夜も花妻とケーキの練習をした後、材料代を払おうとすると、花妻が渡してくれたレシートの中にアイシングクッキーのレシートが紛れていました。
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花妻は自分で作ったものが上手く出来なかったので、”こんなもんか”と思われるのが悔しくて、出来合いのものを買って行ってしまったと言います。
穂香には、その気持ちが分かりました。何故なら、穂香が新入社員時代、同じようなことをしたことがあったからです。
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穂香は、本当は失敗したところを見せるのも大事だと語ります。
自分のダメなところを見せられる相手が1人でもいた方が、人生はだいぶ楽になるからです。
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失敗の連続
一方の山本は、駆け引きの効果が出ているのか、イマイチ自信がありませんでした。
そんな時、兄からお茶会のことを聞かされます。
慌てて帰宅すると、穂香がシフォンケーキを作っていました。
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「お茶会のこと、なんで黙ってたんですか!」
そんなことをしなくても、自分が説得すると山本が言うと、穂香はケーキさえ作れない私が一緒に暮らすなんておこがましいと言います。
「それに好きな人がいるんじゃない?」
「バッカじゃないですか!?」
山本は、穂香のことが好きだとはさすがに言えず、好きな人はいるが、それと嫁とは別の話だと誤魔化しました。
そもそも、山本家の次兄はパティシエなのです。
穂香は最初から無理難題を押しつけられていただけでした。
「でも、諦め悪いのが先輩の良いところでしょう?」
お茶会
週末。山本は穂香を連れて実家に帰りました。
テーブルの上には、次兄の薫(古川雄大)が作っためくるめくスイーツが並んでいます。
部屋の奥には、姑スイッチが入った正海が、待ち受けていました。
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穂香はしぼんだケーキを見せ、「自分にはこれが限界だった」と正直に伝えました。
そして穂香は別の方法でふさわしいかどうか証明したいと言います。
穂香と山本はおもむろにスクリーンで資料を映し出し、プレゼンを開始しました。
山本の家事と引き換えに、自分が生活費を全額負担すること、自分と一緒に暮らすことで、山本は家事が出来ない人の気持ちがわかるようになり、“営業神”になれることが約束され、お互いの生活がWin-Winになると説明すると、兄二人は納得できたようでした。
それでも正海は“自分がそばにいなくて大丈夫か”と心配でたまりません。
「大丈夫です。私は皆さんと同じくらい山本君を大事に思っています」
穂香は「どんなことがあっても、私が弟さんを守る」と約束しました。
正海は「弟を傷つけたら絶対に許さない」と言います。
そこで穂香は誓約書を提出します。
「弟さんには絶対に手を出さないと誓います!」
「え~!」
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両想いになったら?
そこまでの覚悟なら・・・と、正海は2人の同棲を許してくれました。
「良かったけど、良くない!」
山本は複雑な心境です。穂香は呑気に、山本の恋を応援すると言っています。
でも、その“好きな人”と両想いになったら、この生活はどうしたらいいのか、決めておかなくてはいけません。
山本は、今のところその可能性はないから大丈夫だとため息交じりに言います。
でも、もし奇跡が起きたら・・・。
「その時は普通に嫁なんかやってる場合じゃないですね」
すると、穂香が少し寂しそうな顔を見せました。
それを見逃さなかった山本は、思い切って聞いてみます。
「先輩!手、つないでもいいですか?」
穂香が兄たちに渡した誓約書には、穂香から手を出さないと約束したものです。
山本については触れられていません。
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山本は、戸惑う穂香の手を握ります。
「俺、やっぱり引くのやめるんで!」
ドラマ『わたしのお嫁くん』 第3話 感想&まとめ
自分が男として見られていないことに悩み、変な駆け引きをしてみたものの全く効果がないことがわかり、駆け引きはやめることにした山本。
でも、超鈍感な穂香には、押せ押せぐらいで丁度良いのかもしれません。
でも今回、花妻くんをフォローしたことで、彼の心境にも変化があったようです。
古賀さんの動向も気になりますし、どうなることやら!?
次回は波乱の予感ですね!