大手家電メーカーで“営業神”と呼ばれるほどのエース社員・速見穂香(波瑠)は、甲斐甲斐しく家事の世話を焼いてくれている山本智博(高杉真宙)に「山本くんがお嫁に来てくれたらいいのに」と口走ってしまいます。
穂香を慕う山本はそれをすぐに受け入れますが、もちろん全て本気なわけではありません。
山本は、1週間だけのお試し生活“嫁入りシミュレーション”を提案。
そんな時、福岡から山本に最大のライバルが出現して・・・。
焦った山本は家事に力を入れますが、穂香はだんだんと違和感を感じ始めます。
目次
ドラマ『わたしのお嫁くん』 前回振り返り
速見穂香(波瑠)は、大手家電メーカーのエース営業部員。
営業成績ナンバー1の敏腕社員で“営業神”と呼ばれ、同僚たちの憧れの的で、取引先からも絶大な人気を得ています。
穂香の後輩である入社3年目の山本智博(高杉真宙)は、営業マンとしてはそこそこですが、家事最強男子。
しかし、穂香は実は腸がつくほどのズボラ女子。ある日穂香の部屋の様子を目の当たりにした山本は、家事代行を買って出ます。
「山本くんがお嫁に来てくれたらいいのに・・・」穂香がそう呟くと、山本はそれを本気にしたのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『わたしのお嫁くん』第2話あらすじと感想
もしかしてパワハラ!?
仕事の腕は抜群だけど、超ズボラ女子の速見穂香(波瑠)。
その生活の様子を見かねた後輩の山本智博(高杉真宙)は、甲斐甲斐しく家事代行を買って出ていました。
「山本くんがお嫁に来てくれたらいいのに」
穂香がそう呟くと、「俺、嫁になります!」と山本はやる気満々。
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先輩にプロポーズされた後輩はそれを断れるわけがない・・・これはセクハラ・パワハラになるのでは!?と焦った穂香は、言葉のあやだと釈明します。
でも、山本も別に本気でプロポーズされたとは思っていませんでした。
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山本は、嫁入りシミュレーションを試してみないかと提案してきました。
とりあえず、日曜から金曜までの1週間お試しをして、それが上手く行けば正式に一緒に暮らす。というのが、山本の計画です。
moyoko
嫁入りシミュレーション
日曜日。山本は、心配する兄たちに1週間の研修があると言って、穂香の家にやってきました。
穂香は、山本が自分を言いくるめて騙そうとしているのではないかと警戒します。
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山本は、実家を出ようとしていて、ルームシェアなら1人暮らしより節約できると、よくある言い訳をして誤魔化しました。
山本は早速部屋の掃除を開始。
そして、栄養バランスの取れた食事と昼間に干しておいたふかふかの布団・・・。
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嫁入りシミュレーション2日目。
穂香が目覚めると、完璧な朝ごはんに、お弁当まで用意されていました。
この至れり尽くせり感を知っていると感じた穂香。
「わかった。実家だ」
夜。山本が作るお味噌汁が美味しいので、「こんなお味噌汁なら毎日食べたい」と言うと、山本は「毎日作ります!」と目をキラキラさせました。
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今のところ、穂香がサービスを受け取っているだけの状況です。
「もっと旦那らしいことをしないと」と友達に言われた穂香は、自分に出来ることを考え始めます。
ライバル出現!?
そんな時、福岡支社から営業成績トップだった古賀(中村蒼)が異動してきました。
爽やかなイケメンで仕事も出来る古賀は、たちまち社内で注目の的に。
穂香は福岡出張で古賀とは顔見知りだったことから、「2人はお似合いだ」と噂されそうになります。
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次の日から山本は朝からかつおぶしを削って出汁を取り始め、お弁当はもはやおせちレベルのものになっていました。
「大丈夫です。俺、嫁なんで!」
山本は、穂香の体調を考えて、ジャンクフードを制限したり、夜中におやつを食べないように監視していました。
これが続くと、ちょっと辛いですね・・・。
一番辛いのは、穂香は山本に対して何も出来ていないのに、山本の甲斐甲斐しさを見ると申し訳なくなってしまうことです。
moyoko
シミュレーション最終日
金曜日になり、穂香は山本が大事な仕事をうっかり忘れていたことを知ります。
そのため、張り切って最終日の料理を作ろうとした山本に、「遅くなるから作らなくていい」と伝えました。
moyoko
穂香が会社に残っていると、古賀がやってきてカップ焼きそばを食べさせてくれました。
久しぶりのジャンクフードに喜びを隠せない穂香。しかも、穂香が毎晩のように見ているジャンクフードカスタムのYouTubeチャンネルは、古賀が投稿しているものでした。
moyoko
気を許した穂香は、古賀にルームシェアしている友達が、お嫁さんというより“お母さん”みたいだと話しました。
それを、穂香に夜食を届けに来た山本が聞いてしまいました。
外に飛び出して行った山本と、穂香は慌てて追いかけます。
「俺は、先輩の嫁になったのであって、先輩を産んだ覚えはありません!」
moyoko
穂香は、自分のことを後回しにして欲しいと頼んだ覚えはないと言います。もちろん、山本は良かれと思って、やりたくてやっていることです。
でも、その良かれと思える原動力が穂香にはわかりません。
moyoko
「じゃあ、シミュレーションは失敗ですね!」
山本は走り去ってしまいました。
導き出された答え
朝、インターホンが鳴ったので、穂香は急いでドアに駆け寄ります。
でも、やってきたのは母でした。
母は、まだ綺麗な穂香の部屋を見て、これなら誰かと暮らせるから安心だと言いました。
でも、穂香は誰かと暮らすのは向いていないかもしれないと自信を失っているところでした。
母は朝ごはんにおにぎりとみそ汁を作ってくれました。
そして、「一緒に暮らしたい気持ちさえあれば、相手と話し合って工夫すればなんとかなる」と話してくれました。
その母の言葉で、穂香は自分の中で答えが出ました。
そして山本を呼び出して、自分は何も返せないと思っていたけど、それは間違っていたと話します。
moyoko
「それは、私のお金です!」
山本がしている家事は、プロなら1時間数千円取れるものです。
そのサービスと引き換えに生活費を払えば、穂香が気まずい思いをせずに済みます。
「つまり、私は大黒柱になる!」
moyoko
でも、穂香にとって、山本との生活は清潔で、安心で、満足できるもので、家事とは関係ない部分も大きいのです。
「とにかく、私は一緒に暮らすなら山本くんがいいの。」
穂香は、正式に私と暮らして欲しいと、改めて告げました。
moyoko
「わかりました!その代わり、俺、本気出しますんで!」
moyoko
同居スタート
2人は早速2LDKの部屋に引っ越しを決めました。山本主導で家財道具も揃え、いよいよ同居が始まります。
「ふつつかな嫁ですが」
「ふつつかな大黒柱ですが」
「よろしくお願いします!」
念願の嫁入りに、少しは距離が近づけたかもしれないとほくそ笑む山本。
夜。ふと廊下を見ると、穂香の荷物はまだ段ボールに入って積み上げたままになっています。
山本が部屋に入ると、引っ越して数日しか経っていないのに既にカオス状態でした。
山本が説教をしようとした矢先、ドアの向こうで何かが崩れる音が・・・。
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2人とも、スマホはリビングにあります。
お隣さんに助けを呼ぶにしても、朝にした方がいいだろうということで、まずは寝ることに。
穂香は「くっついて寝ればなんとかなる」と言ってベッドの上を片付け始めました。
山本が戸惑っていると、穂香は「大丈夫!」と言いました。
「大事な嫁だから、指一本触れないから安心して!」
「全然ダメじゃん・・・」
山本は頭を抱えます。
そして、おもむろに穂香を押し倒します。
「そっちが大丈夫だとしても、俺は朝まで嫁でいられるかわかりません」
穂香は目をぱちくりさせるのでした。
ドラマ『わたしのお嫁くん』 第2話 感想&まとめ
嫁入りシミュレーションでお試し同居をすることになった穂香と山本。
穂香に近づくために、甲斐甲斐しく家事を行う山本に対し、何も返せていないと悩みますが、大黒柱となって家事の対価を払うことで2人の契約は締結されました。
この流れは“逃げ恥”と同じですが、違うところは男女逆転しているところですね。
さて、穂香に全くその気がないことを突きつけられてしまった山本は思わず穂香を押し倒してしまいます。その後どうするのか気になりますが、続きは次回になります!頑張れ山本!