『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム〜』も今記事からはシーズン2に突入!
全48話のシーズン1から、なんとさらに話数が増えて、シーズン2は脅威の全79話。
シーズン1で昔の婚約者レオの存在がイブラヒムの知るところとなり、レオかヒュッレムの死を選べと言ったイブラヒム。
「目には目を、歯には歯を」を忠実に執行するドラマなので、どちらが死んでもイブラヒムもただじゃすまないような気が…。
それではさっそく『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~ シーズン2』第1話~10話まで、ネタバレありでレビューしていきたいと思います!
【ネタバレ】『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~ シーズン2』第1話~10話あらすじ・感想
第1話『愛の代償』あらすじ・ネタバレ感想
- レオはヒュッレムの変わりに毒入りのお菓子を食べて死ぬ。
- ラオシュ王の刺客サドゥカは捕えられ、マトラークチュによって処刑される。
ヒュッレムかレオか…。どちらかの命を望んだイブラヒム。
レオはヒュッレムと子供を守るために、自ら毒入りお菓子を食べるのでした…。
YUKI
そんな中、中庭ではスレイマンの首を取らんとラオシュ王の刺客サドゥカがスレイマンに襲い掛かるも、捕らえられてしまいました。
サドゥカを後宮に引き入れたイブラヒムは忠誠を疑われ窮地に立たされてしまいます。
そんな中、レオが死んだのを見届けて合流したヒュッレムは早速「この暗殺計画にイブラヒムが関与しているんじゃないか」とスレイマンに耳打ちし、スレイマンはさらにイブラヒムへの疑いを深めるのでした…!
YUKI
あと、レオの件でヒュッレムはニギャールを「裏切り者!」と言って絶対許さないようで。
何度拒否されてもヒュッレムの部屋に行くニギャールが可哀想になってしまいましたね…。
YUKI
第2話『ラオシュへの報復』あらすじ・ネタバレ感想
- スレイマンはラオシュ王討伐のため遠征に発つ。
- ヒュッレムは第4子となる皇子を出産し、バヤジトと命名される。
- ハティジェの妊娠が発覚。
スレイマンはさっそくラオシュ王への報復のため、遠征に向かうことに。
大きくなったムスタファは基地に一緒に行くことを許されたのですが、野営地でイブラヒムを探して失踪。
羽を付けた野人のような集団に助けてもらいました。
まだこの集団に関しては詳しくは明らかになりませんでしたが、この野人さんたちは物語に関係してくるんでしょうか。
YUKI
ヒュッレムは、ニギャールの変わりに旧宮殿から使えそうな宦官ギュルを連れてきました。
YUKI
YUKI
第3話『疑われた忠誠心』あらすじ・ネタバレ感想
- スレイマンはラオシュからの刺客に命を狙われるが、軍司令官マルコチョ-ルの反撃によって刺客を返り討ちにする。
- ヒュッレムとハティジェは宮殿から追放された占星術師を密かに呼び出し、それぞれの悩みを打ち明ける。
イブラヒムがピンチ!
スレイマンから忠誠心を疑われている中、スレイマンの命を守ったイケメン、マルコチョールが現れさらに一気にお株急降下ですね~。
マルコチョールは『オスマン帝国外伝』きってのイケメン枠で大興奮!!
YUKI
一方、ヒュッレムとハティジェは占星術にハマりだしているようで、イブラヒムの無事を熱心に祈るハティジェの横で、「死ね。二度と戻ってくるな」と祈っているヒュッレム(笑)
どちらの願いが聞き届けられるのでしょうか?
YUKI
しかし、何にしても男性陣が遠征に行ってしまうと途端につまらなくなってしまう『オスマン帝国外伝』なのでした。
YUKI
第4話『モハーチの戦い』あらすじ・ネタバレ感想
- ヒュッレムはスレイマンにハティジェ懐妊の手紙を送り、ハティジェの不興を買う。
- モハーチの戦いはオスマン史上最大にして最速の大勝利となる。
戦地にいるスレイマンに手紙を送ったヒュッレムは、ハティジェの妊娠も手紙に書いてしまうんですが…。
もちろん良かれと思ってやったことが、ハティジェを相当怒らせることになってしまいました。
これまで1度だけ後宮内の側女たちの喧嘩に口を挟み大声を出したハティジェでしたが、今回で2度目。
「私は産まれながらの皇女。お前は何人皇子を産もうが皇帝の奴隷に過ぎない」とキツーいひと言。
一方スレイマン軍は、モハーチの戦いで瞬殺でラオシュを討伐してしまいました。
YUKI
ということでスレイマンがトプカプ宮殿に戻るのもそう遠くはなさそうです。
あとは、ニギャールの代わりにと新しい側女の中から一人選んだヒュッレム。
YUKI
シーズン2に入り、ヒュッレムは全く側女と喧嘩しなくなりました。
それは単純にヒュッレムの立場が側女と争うレベルではなくなったことを意味するんでしょうね。
あと、地味に気になっていた皇女や妃が頭につけているティアラ風の髪飾り。
なぜヒュッレムは付けないのか、絶対似合うのに!と思っていました。
これもヒュッレムの地位が次第に上がっていくことを示すためのものなのか、シーズンからはバッチリ装着しています。
YUKI
第5話『皇妃と皇女』あらすじ・ネタバレ感想
- ヒュッレムは占星術師ヤクップに再び会うためギュルを遣わす。
- スレイマン軍がトプカプ宮殿に帰還する。
イブラヒムの死を毎日願い続けているヒュッレム。
しかしその願い虚しくまた手柄を立てて戻ってくるイブラヒムに、ヒュッレムは再びヤクップ師の恐ろしい力を借りようとしていますね…。
そしてやっと戻ってきたスレイマン。
これでヒュッレムの無双状態再び!のはずですが、オスマンの海賊にさらわれたお姫様が気になります。
YUKI
さらに最近気にしている、生まれながらの身分の差。
ハティジェから言われた言葉で傷ついてしまったヒュッレムは、ミフリマーフに「お前は母と違って生まれながらの皇女。いずれ皆がお前にひれ伏す」と寂しそうに娘に無念を託していました。
YUKI
第6話『囚われの王女』あらすじ・ネタバレ感想
- ベネチア元首の息子グリッティは、イザベラ王女を海賊から買おうとするが断られる。
- ニギャールはハティジェが無事出産するまでの間イブラヒム邸で仕えることに。
- イブラヒムはイザベラ王女を海賊から買い、狩猟の館に留まらせる。
海賊からイザベラ王女を買ったイブラヒムは、狩猟の館に幽閉することに。
カスティーリャ王国の王女様ということですが、カスティーリャ王国とは後のスペインの中核となった国。
「オスマン人は野蛮人。スレイマンは目から炎が出ている」と言っていたことから、当時の諸外国がいかにスレイマンを恐れていたかが分かりますね。
ニギャールは母后からの命で、ハティジェが出産するまでイブラヒム邸で使えることに。
YUKI
それと、スレイマンが見たイブラヒムが自分を見下ろしてあざ笑うかのような表情を浮かべているところで終わった夢。
スレイマンはイブラヒムに権力を与えすぎて、その力が恐ろしくなり始めているということでしょうか。
そのあとダメ押しかのように、ヒュッレムに「モハーチの戦いで民がイブラヒムを讃えているのは、イブラヒムが自分の手柄だと言いふらしてるからじゃないかしら~?」とか吹き込んでしまっていて。
YUKI
第7話『イブラヒム邸の彫像』あらすじ・ネタバレ感想
- ヒュッレムはヤクップにイブラヒムを殺すための毒を作るよう依頼する。
- スレイマンはイザベラ王女に面会し、その気の強さに興味を示す。
- ハンガリー遠征時に戦利品として持ち帰った彫像がイブラヒム邸に届く。
イザベラ王女に面会したスレイマン。
気の強さには驚いたものの、そんなに嫌いではない様子。イザベラの父親や婚約者の出方を見たいと言って、開放はしないようですね。
YUKI
一方、イブラヒムに復讐する為、再びヤクップ師と面会したヒュッレム。
じわじわと殺す毒が欲しいと言って、ヤクップ師にイブラヒムが肌身離さず持ち歩くものが必要だと言われました。
そこで怒らせてしまっているハティジェに安産のお守りを渡すと言ってイブラヒム邸へ行き、いつも持ち歩いている本に目を付けたようです。
そしてイブラヒム邸に、戦利品の彫像が届きました。
これはスレイマンから許可されて自宅に置くことになったものですが、偶像崇拝を禁じるイスラム教徒の間ではこれはかなり斬新なことのようで。
イブラヒムは自分ではまだ気づきていませんが、少しずつ少しずつ…順風満帆の人生の道から逸れ始めていますね。
YUKI
第8話『死の呪い』あらすじ・ネタバレ感想
- 街でイブラヒムが偶像崇拝をしているという噂が立つ。
- スレイマンは幽閉しているイザベラ王女にプレゼントをし始める。
- いよいよハテジェの出産!
マトラークチュとマルコチョールは街でイブラヒムの悪口が横行していることを知ります。
ここのところ好感度が下がりまくりのイブラヒム。
YUKI
それよりも気になったのはマルコチョールの女好き!
宝石店の娘にフラフラ、夜は商館でお楽しみ。
さらには、気に入った宝石店の娘を付け回し、夜中に家宅侵入するという…!
YUKI
軍司令官でモハーチの戦いを始め、ハンガリー侵攻の時にはとてつもない功績をあげた人物なのに。
そしてラストでは、いよいよハティジェが産気づき、男の子が産まれますが…息をしていない!!
第9話『慢心の芽』あらすじ・ネタバレ感想
- ハティジェは男の子を出産。
- 息をしていなかったハティジェの息子をヒュッレムが救う。
- イブラヒムはヒュッレムにお礼を言う。
YUKI
子供がヒュッレムのおかげで無事産まれて、ヒュッレムにお礼を言うという前代未聞のことをしたイブラヒムでしたが、最近の良いこと続きで少々天狗になってしまっているようです。
皇帝の寵愛を受け大宰相になり、皇女と結婚し、子供まで産まれたイブラヒムは、久しぶりにあの「私はイブラヒム…」のポエムを語り出します。
今までは心の内で自らに語りかけるようなものでしたが、今回は彫像を満足そうに愛でながらポエムを口ずさむという浮かれっぷり。
また大胆にも「私のこの彫像の前に皆ひれ伏すが良い…!」みたいな内容で、ハティジェの出産祝いに来たスレイマンからバッチリ聞かれてしまったのでした。
これまで何度もヒュッレムからイブラヒムの悪口を聞かされてきたスレイマン。
意に介さないように見えていましたが、ヒュッレムの言葉と目の前のイブラヒムの傲慢なポエムを聞いたことで、いよいよイブラヒムへの疑心を本人に分かるように伝えました。
毒を仕込んだあの本にも触り、次回からイブラヒムは徐々に弱り始めてくるのでしょうか。
YUKI
しかし、ヒュッレムにもイザベラ王女というまだ見ぬ次の強敵が控えているわけで。
スレイマンは次第にイザベラ王女に会うのが楽しくなっている様子ですからね。
YUKI
因みに、イブラヒムとハティジェの息子は「メフメト」と名付けられました。
トルコでは従妹が同じ名前というのは良くあることのようですが、紛らわしくて大変です。
ヒュッレムとスレイマンの長男もメフメト。
YUKI
第10話『浅知恵』あらすじ・ネタバレ感想
- スレイマンは、アナトリアの反乱の鎮圧をイブラヒムに命じる。
- ハテジェはイブラヒムを行かせないためにハフサからスレイマンにイブラヒムを外すよう頼む。
- ヒュッレムは狩猟の館に女性が滞在していることを知り、イブラヒムの愛人だと勘違い。ハテジェに伝えてしまう。
今回はかなり長めのイブラヒムの入浴シーンがあり、
YUKI
と思っていたら、そんなイブラヒムを熱ーい視線でノゾいていたのはニギャール…。
一方、ハティジェは母になったばかりで神経過敏になりすぎ、暴動を鎮圧しろとスレイマンに命じられたイブラヒムを行かせないためにアノ手この手を使いはじめ、夫の出世を妨害する嫁になってしまっています。
さらに、イブラヒムが狩猟の館に女を匿っているとヒュッレムから聞いたハティジェは暴言を吐きまくって、さすがのイブラヒムもこれには声を荒げていましたね。
このふたりの初夫婦喧嘩なんですが、最近色んなことが上手くいかなくなってきているイブラヒム。
YUKI
そして、狩猟の館で匿われている女性がイブラヒムの愛人ではなく、スレイマンの客でしかも絶世の美女だと知ったヒュッレム!
目に涙を溜めて悔しそうに唇を噛みしめるのでした!
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~ シーズン2』まとめ
YUKI
今回は「ニギャール・カーファー」でお馴染みの私も大好きなキャラクター、フィリズ・アフメットさんについて少し。
1981年生まれの37歳のフィリズさん。
医大卒でマケドニア語、アルバニア語、トルコ語、スウェーデン語、英語、セルビア語、ブルガリア語を話すことができるそうでかなりの才女のようです。
YUKI
マヒデブラン妃役のヌル・フェッタフオグルさんと仲が良いようで、2人の写真をたくさんアップしています。
ニギャールはシーズン2ではかなりとんでもない展開になるようで…期待しています!