『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム〜』シーズン1の20話はヒュッレムの2度目の出産の時迫る!というところで終了しました。
実際の人物ヒュッレム・ハセキ・スルタンはスレイマン1世との間に6人の子供を設けた人物。
YUKI
そしてシーズン1のちょうど折返し地点となる今回の21話からしばらくは、ヒュッレムファンには苦し~いストーリーが続きます。
それではさっそく『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』シーズン1の21話~30話まで、ネタバレありでレビューしていきたいと思います!
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【ネタバレ】『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』シーズン1(21話~30話)あらすじ・感想
第21話『勝者と敗者』あらすじ・ネタバレ感想
- 礼拝中に暗殺者から命を狙われたスレイマンを庇い、イブラヒムが深手を負ってしまう。
- ヒュッレムは皇女ミフリマーフを出産する。
- 暗殺者がロードス島で捕虜になっていた大叔父ジェムの息子のムラトであることが発覚する。
ヒュッレムの出産が無事に終わるように女たちでお祈りするシーン。
YUKI
ヒュッレムの2人目の子供は女の子でした。
それを知った途端、我が子に一切の興味を無くしたヒュッレムは「あっちへやって!」と赤ちゃんもろとも全員を部屋から追い出してしまいました。
一方、ロードス島を落とすことに成功したスレイマンの暗殺は、結局身内のゴタゴタが絡んでいたんですね。
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スレイマンの大叔父のジェムはすでに亡くなっていて、この方がどんな方だったのかは分かりませんが、これまでスレイマンがロードス島へ遠征に行く理由のひとつは、人質になった叔父家族を救い出すことだったのに。
しかし、スレイマンの大おじに当たるジェムの息子ムラトにとっては大きなお世話だったようで…。
ロードス島で生まれ育ち、身も心もキリスト教のムラトからしてみればオスマンは祖国でも何でもなかったんですね~。
第22話『煉獄の住人』あらすじ・ネタバレ感想
- スレイマンが遠征を終え、トプカプ宮殿へ帰ってくる。
- ヒュッレムは側女に気に入ってもらおうと、プレゼントを渡したり、宴を開いたりする。
- イブラヒムはチェレビーのお見舞いに行き、ただの風邪ではないことに気付く。
罪な男・スレイマンが帰ってきました~!
ヒュッレムは産まれた子が皇女だったことをしおらしく謝ると、スレイマンは「子供に男も女もない。愛する女から産まれた大切な子だ」と…。
手紙攻撃が効いて、どうやらご機嫌は治っていたみたいですね!
これで寵姫の座は安泰と胸を撫で下ろすヒュッレムなのでした。
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そして、イブラヒムの恋文を見てしまったスレイマン。
物凄い怒っているようでしたが、何ででしょう?
宛先不明だったので、ハティジェへの手紙だとは気付かれていないと思うんですが。
兵士に羽交い絞めにされてスレイマンの前に放り出されたイブラヒムの運命は!?
少し気になるのは、その前に大宰相と2人でスレイマンが会っていて、何かを決めたみたいだったんですよね。
大宰相は遠征の時、一度作戦失敗して大宰相引退しようとしていたし…もしや…。
YUKI
第23話『イブラヒムの運命』あらすじ・ネタバレ感想
- イブラヒムは小姓頭から大宰相へ出世。
- チェレビーの病は風邪ではなく、結核だったと判明。
YUKI
イブラヒムがまたまた出世しましたね~!
大宰相とは皇帝の次に権力者で、しかも婚約中のチェレビーは結核だった、ということでハティジェとの結婚もこれで問題なさそうですね。
というかもういい加減さっさとくっついて欲しいです。
「私は煉獄の炎で焼かれています」とか「あなたは生きて戻ってきたけど私はもはや屍です」とかのやり取りが正直つまらなくなってきました。
そんな2人をずっと応援してきたギュルフェム。
YUKI
あと、イブライムが28歳だというのも驚きですね。35歳くらいかと思っていたので…。
そしてスレイマンもシーズン1では26歳~31歳くらいという設定なんだそう。
YUKI
色々調べてみると、ヒュッレムもハレムへやって来たのが15.6歳頃のようなので、今20歳にもなっていない可能性もありますね。
あと面白かったのが、ヒュッレムはとても美しい声の持ち主だったようですが、決して美人ではなかったようです。
会話力でスレイマンを虜にしたみたい。
ちょっとドラマのヒュッレムのイメージとは違うかもしれませんね。
YUKI
第24話『神聖な木曜日』あらすじ・ネタバレ感想
- ハティジェとチェレビーの結婚は延期になる。
- スレイマンは家族と過ごす“神聖な木曜日”にマヒデブランを召す。
- イブライムは故郷パルガへ帰る決意をする。
23話のヒュッレムとマヒデブランの対決で、皇女を産んだことを馬鹿にされたヒュッレムは、マヒデブランに「あんたには皇女も無理。スレイマンはあんたに触れもしないから」と言い返したシーンがありました。
マヒデブランは何も言い返せず、非常に悔しい思いをしたワケですが…。
マヒデブラン側のハフサの助言もあって、神聖な木曜日にスレイマンが呼んだのはなんとマヒデブラン!
そもそも、毎週の定例行事だった木曜日のスレイマンとマヒデブランの日は、ある日突然のヒュッレムの乱入によってなくなっていました。
それからヒュッレムに毒を盛り、スレイマンの不興を買ったマヒデブランは一切お声が掛からず、空気のように扱われていたんですが…。
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しかし、マヒデブランが部屋に来てからひと言も話さないスレイマンの態度が気になります。
かと言って、ロードス島から帰ってきてからヒュッレムに「愛する女」とは言ったものの、一度もヒュッレムを呼ぶこともなく、許したようで何だか冷たい気もしますしね。
第25話『故郷へ』あらすじ・ネタバレ感想
- イブラヒムはパルガ島へ戻る。
- イブライムがスレイマンに宛てた手紙には、ハティジェとの許されざる恋への苦悩が綴られていた…。
スレイマンがマヒデブランを呼んだのは、「ハフサから命令されたから」ただそれだけだったようですね。
指一本触れられず、マヒデブランは落ち込んでしまうんですが…そこは腐っても元寵姫。
スレイマンとの夜に何もなかったことをヒュッレムには意地でも隠して、幸せそうな顔を見せていましたね。
そして一方、今回地元パルガ島に帰ったイブラヒムでしたが、もうトプカプ宮殿には戻らない、と決心してのことでした。
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第26話『ぬれぎぬ』あらすじ・ネタバレ感想
- スレイマンは木曜日に再びマヒデブランを呼ぶ。
- アイシェはサドゥカとボンジュクの密会を目撃し、サドゥカによって殺害される。
今回の事件の事の発端はまず、スレイマンが目も合わせないマヒデブランを毎週木曜日に召すようになったことですね。
しかしそれは母ハフサからの強制命令で、色々言われるのが面倒臭いスレイマンはあたかもマヒデブランとの仲が復活したかのように見せていて、さらにそれが演技だということをヒュッレムも知らない、ということ。
この件で、散々マヒデブランや側女たちから馬鹿にされ怒り心頭のヒュッレムは、アイシェに大爆発!「お前を殺して犬のエサにしてやろうか」と凄むのを全員が目撃してしまいます。
さらには、怒り納まらぬヒュッレムはギュルニハルも含めて自分の部屋の世話係全員を追い出してしまった、アリバイが無い状態でアイシェが殺されてしまったというのだからかなり分が悪いですね。
これまで散々暴れまわってきたヒュッレムですが、意外と人は殺していないんですがね。
一方のサドゥカですが、斧槍持ちのボンジュクに手紙を託したところをアイシェに見つかってしまい、これまでの因縁も相まっていよいよアイシェを殺してしまいました。
YUKI
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第27話『聖断』あらすじ・ネタバレ感想
- アイシェ殺害容疑はヒュッレムに…。
- スレイマンはヒュッレムを旧宮殿に追放することを決定する。
- ハティジェとチェレビーの婚約は解消され、代わりにイブラヒムとの結婚を許される。
どう考えても怪しいヒュッレムは殺害容疑が晴れず、旧宮殿への追放が決定!
YUKI
スレイマンにとっては苦渋の決断だったようですが、追放が決まり、マヒデブランを始め一同大喜び!
一方、イブラヒムはまたまたスレイマンのドッキリに遭いましたが、ハティジェとの深い愛に感銘を受けたスレイマンは2人の結婚を快諾!
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そしてスレイマンにはハティジェ以外にも妹がいて、それは宰相フェルハルトの奥さんなんですね。
第28話『ヒュッレムの追放』あらすじ・ネタバレ感想
- ヒュッレムは皇子メフメトを取り上げられ旧宮殿へ追放される。
- 宰相フェルハルトは降格し、左遷される。
- ヒュッレムのアレクサンドリア時代の恋人、レオはやっぱり生きていた!
色んな人に助けを求めたヒュッレムでしたが、やっぱり日頃の行いでしょうかね。誰も助けてくれず、本当に追放になってしまいました。
しかし最後にそんな孤立無援のヒュッレムに手を差し伸べたのはギュルニハル。
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ヒュッレムには顔に毒を塗られるというとんでもないことをされたのに、「1人にはできない」と一緒に旧宮殿へ移ることになりました。
そしてヒュッレムもようやくギュルニハルに心から謝罪しましたね。
宮殿では、ヒュッレムの追放後、「アイシェが殺される現場を見ました。犯人は背の低い髪の暗い女です」という証言者が出て、背の高い金髪のヒュッレムではないことが明らかになりますが…この証言をイブラヒムがどう利用するか、ですよね~。
YUKI
そしてすごくさらっと登場しましたが、レオが生きていましたね~!
市場で「女 買いたい 女 ドコ」みたいなことを言ってましたけど、絵に描いている女性はどこからどう見たってヒュッレム!
記憶がないんでしょうか?ヒュッレムを探している?
マトラークチュに絵の才能を見出されたレオ。宮殿で働くことになるんでしょうか?
YUKI
第29話『服従か死か』あらすじ・ネタバレ感想
- イブラヒムはヒュッレムがトプカプ宮殿へ戻ってくる条件として、“マヒデブランへの服従”を要求する。
- ハティジェは泣き続けるメフメトをこっそり旧宮殿へ連れて行く。
- ヒュッレムは突然宮殿に帰ると言い始める。
「マヒデブランに謝って裾に接吻すること」を条件に帰ってきていいと言われたヒュッレムでしたが、「死んだ方がマシ」と言って追い返してしまいました~。
スレイマンがギュルフェムを呼び出して、相談するところは良かったですね。
YUKI
そして、宮殿で宴が開かれる日に急に「帰る」と言い始めたヒュッレム。
イブラヒムの条件を飲むより「もっとすごいことをする」って何なんでしょう。
YUKI
第30話『美しき悪魔』あらすじ・ネタバレ感想
- ヒュッレムはイブラヒムの条件を飲み、マヒデブランに謝罪し、トプカプ宮殿に戻ってくる。
- 母后ハフサは、スレイマンにサドゥカを献上しようと画策する。
- イブラヒムとハティジェの新居のために絵描きを探すイブラヒム。マトラークチュからレオを紹介される。
ヒュッレムとレオの再会もカウントダウンに入りましたね。
新居の下見に来ていたヒュッレム。そこには絵描きとして仕事を依頼されたレオが…!まだ2人共気付いていないようですが。
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そしてこのハレムのトラブル続きを収めるためにハフサが考えたのは、パワーバランスの均衡ですね。
今子供を2人産み、スレイマンからの寵愛は全てヒュッレムにあるので、このまま子供がヒュッレムからポンポン産まれてどんどん力を付けられたら困る。
そこでスレイマンに他のお気に入りを見つけてもらおうという。
この時代のオスマン帝国は、皇子を産んだ妃は皇帝から遠ざけられ、別の側女が子供を産んで、その子が皇子だったらまた交代、というルールがあったようです。
しかし、メフメトを産んでもヒュッレムを特例で側に置き続けたスレイマン。
この他にもこれまでのしきたりやルールをヒュッレムのために変えまくったようです。
YUKI
さて、ハフサの企みでヒュッレムがいない隙にスレイマンの寝所へ向かったサドゥカ。
サドゥカにはスレイマンを殺すつもりで短剣を忍ばせていますが…どうなっちゃうんでしょう~。
『オスマン帝国外伝』シーズン1(21話〜30話)まとめ
YUKI
スレイマン役のハリット・エルゲンチュさん。
この人もトルコを代表する俳優さんだそうです。美女が似合う方ですね。
ハリット・エルゲンチュさんはスレマンが即位した20代の青年期からシーズン4の壮年期までを一人で演じていますが、壮年期に合わせた配役だったんでしょうか。
YUKI
次回はシーズン1の31話~40話までのレビューをしたいと思います。
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