言葉にできない想いを手紙に綴る…
簡単に言葉を送信可能な今、わざわざ手紙を書くことは少なくなりました。
だからこそ、“本当に伝えたいこと”があるときはあえての手紙が有効かもしれません。
第6話「姫とお手紙」では、伝え下手な男子が彼女を元気づけるために素敵なラブレターを描きます。
心を込めた80ページのラブレター…胸アツ必至です!
目次
アニメ『おとなりに銀河』前回第5話のあらすじと振り返り
少女漫画家・久我一郎(CV.八代拓)の一世一代の告白は成功し、
一郎と流れ星の民の姫・五色しおり(CV.和久井優)は、付き合うことに!
晴れた日に、久我ファミリーは大雨で延期した動物園へリベンジします。
嬉しそうに準備をする、久我まち(CV.遠藤璃菜)&久我ふみお(CV.長縄まりあ)。
一郎がしおりを一緒に行こうと誘います。
少女漫画の中の定番デートスポット・動物園。
島育ちのしおりは初めての動物園に感動します。
昨晩の両想いになったばかりで互いの好きがだだ漏れし…
2人の関係が妹たちにバレます!
「私にも久我さんの時間をわけてもらえませんか?」
しおりは言葉を尽くして話し、2人からOKをもらいます。
キリンを見ながら初めて手をつないで…
その夜には、一郎のうなじを許可を得てナデナデしたしおり。
いっぱい恋人っぽく触れ合えた1日の終わりに…しおりは思います。
彼が私のどこを好きになってくれたのか知りたいなって。
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第6話では、通じ合った2人がさらに好きを深めます。
すこし離れたひとときさえも、相手を想って過ごす…
ピュアな2人にきゅんとします。
【ネタバレあり】アニメ『おとなりに銀河』第6話あらすじと感想
リアルな恋が充実し、仕事がノッてきた漫画家男子。
ついに、少女漫画家・久我一郎(CV.八代拓)の“トキメキマシマシな主人公の恋”を描いたネームが完成しました。
「トキメキますか?」
担当編集者・護国正弘(CV.杉田智和)に見せたら、「これはトキメク!」と好反応。
今までなら照れて誤魔化しちゃいそうな恋描写をちゃんと描けていると評価してもらい、ネームのOKが出ました。
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いい漫画が描けそうなのも彼女のおかげ…もっと彼女の嬉しそうな顔が見たいな。
デートに誘いたいって思いながらも、いざ彼女を前にすると仕事の話をしちゃいます。
一郎が仕事を頼んだら…
五色しおり(CV.和久井優)は、いつもなら喜ぶはずなのになぜかため息。
アシ先から“絵柄の違いによりアシ継続は難しい”と断りメールがきたらしい。
しおりのアシ先は“アナログでひいらぎ荘近辺”という制限あり。
レギュラーで働けるアシ先を探すのは、制限があるので困難を極めます。
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そして、彼女はまだデジタルで漫画を描けない…
リアルで姫なアシスタントが抱える切実な悩み。
しおりの話では、もう1つ働いたアシ先があると…
でも、そこも漫画家さんとコミュニケーションの行き違いが生じてしまったらしく、レギュラーに採用されるのは期待薄だそう。
それは、魔女っ娘系の少女漫画を描いている漫画家・佐野勇大(CV.福山潤)の現場でした。
予習をしたのでしおりのアシっぷりは問題なかったのですが…
仕事以外の会話で、しおりが“ちょっとした誤魔化し”をします。
「(漫画の知識が浅いので…)もしかしてリアルお嬢様?」
「実家では姫を…趣味で、姫のようにふるまっています。」
“姫発言”を咄嗟に誤魔化すしおり。
「悪い意味じゃないけど、“姫”って変わった趣味。マジ天然って感じでいいじゃないですか…」
佐野からは、かなり言葉を選んだ感じでこう言われてしまいました。
コミュニケーションがうまくいかない原因は自分にあると考え、しおりは落ち込みます。
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一郎は懸命にしおりを励まします。
久我ファミリー行きつけのお店で、姫が初めての焼き肉体験!
仕事以外でも何か彼女の力になりたい…一郎は考えます。
「元気出してほしい!やりたいことノートの中で何か手伝えない?」
やりとりを聞いていた久我まち(CV.遠藤璃菜)&久我ふみお(CV.長縄まりあ)。
妹たちが「元気出すなら肉だ!」と、リビングから出てきます。
確かに、仕事がひと段落したら妹たちと焼き肉に行く約束をしていた一郎。
「私のノートには“打ち上げ肉”の項目があります!」と提案に乗るしおり。
みんなで焼き肉屋さんに出掛けます。
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久我ファミリー行きつけのお店“焼肉うしだよ”へ!
久我家の肉奉行・まちが、焼き肉のイロハを厳しくも丁寧にしおりへレクチャーします。
「おいしく食べられるように教えてくださっているのですね!」
しおりにお礼を述べられ、まちが照れます。
世間知らずな姫と、世間に揉まれて苦労してきた彼。
同年代の島の子たちと網を囲んで、一緒にBBQを食べることすら叶わない…
寂しい幼少期をしおりは過ごしてきました。
みんなと網を囲んでわいわい食べている“いま”がとても尊く思えます。
しおりは、自らの知識と教養に偏りがあることを理解しています。
世間知らずは島生活のせいだけではない…
しおり自身が、いろんなことを諦めてきた結果です。
「もっと精進しないと!自分にはできないと諦めず、進んで学ねば!」
島を出た今、しおりはこう心に刻んで日々を過ごしています。
焼き肉屋の帰り道で…姫のこの素敵な心がけを聞いた一郎。
彼は「五色さんは眩しい」と敬意を表します。
「もっと眩しくなれるよう努力します!」
眩しいが嬉しくて、さらに張り切るしおり。
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一郎もそう思いますが、頑張りすぎる彼女のことが心配です。
伝えたいことはたくさんあるのに、いざとなると大したことが言えないな…
一郎は反省します。
そして、一郎は思いを伝えるための“いい方法”を閃きます!
大好きなあなたに想いを伝えたくて…漫画ラブレターと効果線!
一郎はしおり宛ての手紙を書きはじめます。
すぐに、漫画にした方がはやい!と感じる一郎。
一郎は“彼女のための漫画”を一生懸命描きます。
しおりもまた、一郎とのやりとりで粗相したと感じて気にかけていました。
コミュニケーション能力をすぐに高めるのは困難だけど、いま私にできることは…?
考えた末に、彼女は“効果線”を練習して絵の表現を磨こうと努力します。
そして、30年前の名作漫画を読んで勉強します。
翌朝、一郎は描き上げた“漫画ラブレター”を持ってしおりの部屋へ。
俺、気持ち悪いかな?
しおりのまっとうな努力を知り、自分の頑張り(漫画ラブレター)を恥じる一郎。
彼女は、彼から原稿をひょいっと奪って読みはじめます。
【80ページの漫画ラブレター】
最初はただ、頼りになる人が来てくれたなと思っていました。
でも、素直に新しい所を受け入れてくれる所。
俺にはない視点を持っていて、物怖じせずにハッキリ言う所。
五色さんの“ものの捉え方”は…俺にとっていつも新鮮です。
嬉しそうだったり、楽しそうだったりすると…
俺も嬉しくなります。
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しおりが聞いてみたかった「私のどこを好き?」の答え。
読んでいくうちに彼女の目に涙…!
強がりな彼がうかつな姫に救われた、あの雨の日の素敵な話。
「私はうかつな人間かも」と、しおりがあっさり口にしたあの雨の日。
一郎は、その言葉に救われて肩の力がふっと抜けたとラブレターに綴ります。
自分ではできないことがたくさんある…
解っているのに強がって必死に“できない”を隠して生きてきた彼。
“できない”からすぐに抜け出してしまう姫の強さを素敵だと思って、惹かれました。
最後に、一郎は目の前のしおりに一番伝えたいことを声に出します。
「五色さんは、そのままで素敵な所がたくさんある!」
しおりは「嬉しい!」って笑います。
そして、彼女は彼の右手を自らの頬に置くと…
原稿を抱きしめて「大事にします!」と誓います。
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一郎と佐野は友人関係で仲良し。
「五色しおりってアシさん…久我さんにガチ恋です!」
久我の貞操の危機を感じ、佐野はしおりにそっけなくしたと報告。
交際関係にあることを伝えるとホッとする佐野。
有能なしおりを、佐野はレギュラーアシとして採用してくれることになりました。
アニメ『おとなりに銀河』の次回に期待するもの
ずっと頑張って生きてきた…
そして、いまも頑張って生きる2人の心のピュアさに感動しました。
第7話「姫と微熱」では、みんなで久我家のお墓参りへ…
来週も心がギュッとなるお話になりそうです。