アニメ『おとなりに銀河』第11話あらすじ/ネタバレ!刺さったトゲ(繋がり)を抜くだけなのにざわつく心…姫と漫画家男子の婚姻解除のその先は?

©雨隠ギド・講談社/おとなりに銀河製作委員会

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いま感じているこの“好き”が終わってしまったら“怖い”…
そんな不安に駆られたことはありませんか?

ついに念願の婚姻契約解消儀式が行われる、第11話「久我くんと刺抜き」。
不慮の事故で棘が刺さり、婚姻契約が結ばれた流れ星の姫と漫画家男子。
この心に抱く好意は婚姻契約のせい…?
もしかして刺を抜いたらこのキモチもなくなってしまうの?
はじめて“好き”が不安になる2人。
ラスト、儀式を終えた2人に…グッときます!

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アニメ『おとなりに銀河』前回第10話のあらすじと振り返り

喚姫島から…
流れ星の姫・五色しおり(CV.和久井優)を連れ戻しに両親がやってきました。
絶対に帰りたくない姫は、彼氏の久我一郎(CV.八代拓)と一緒に両親の説得を試みることに!

「姫との交際など許されない!」
島に娘を連れ帰る気満々の母・都(CV.きそひろこ)。
最悪な空気の中はじまる家族会議。
うかつにも姫が“棘を刺して一郎と婚姻の契りを結んだこと”を漏らし、母激怒!
婚姻関係解消の意志を伝えましたが…
娘への一方的な愛情が強すぎるがゆえに、一郎に対して失礼な態度をとる母。
そんな母の振る舞いに、娘は怒りと絶望を覚えます…。
一郎は、用意してきたたくさんの資料(しおりの携わった漫画原稿たち)を見せます。
彼女のために、上京してからの“しおりの頑張り”を懸命にプレゼンします。
最後に、父・健(CV.長野伸二)は折衷案を提示します。
それにより、あと1年…
姫が自由に生活する時間を猶予されることが決まりました。

しおりは、自分も一郎に母の様な愛情の向け方をしていたかも…と反省。
「キミからの気持ちは、もったいなくて開けられないプレゼント…胸にしまってる。」
一郎は、しおりがくれる気持ちを嬉しく思っていることを彼女に伝えます。
となりに相手がいてくれることを尊く心強く感じながら…
2人は共に暮らすアパートに帰るのでした。

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家族の難しさと愛の尊さを感じた第10話。
姫と漫画家男子の交際危機は脱したかのように思えたのですが…。
第11話では、あんなに望んでいた“刺抜き”のせいでまた2人に恋の試練が訪れます!
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【ネタバレあり】アニメ『おとなりに銀河』第11話あらすじと感想

譲って仕舞い込む…そんなクセがある漫画家男子。

譲る方が楽だから、素直に受け取ることが下手になりました…
人に譲ってばかりの人生を生きてきた漫画家・久我一郎(CV.八代拓)。
小学生ながら仕事に疲れた父の代わりに家事(食器洗い)をして、
自然学習3人組の班決めでは、仲良しグループ4人を気遣って自ら他の班へ…
空気と気遣いからの“譲る”を選択して、一郎は生きてきました。
「私は自分で当てたい…それは一郎くんの!」
学生時代、もか姉に“あたりのアイス棒”を譲ろうとしたときにこう言われました。
貰えた言葉が嬉しくて、その棒は宝物として今でも大切に箱にしまってあります。
嬉しいくせに、使わずに仕舞うクセが彼にはあります。
彼女である流れ星の姫・五色しおり(CV.和久井優)からもらったたくさんの気持ちも…彼は心の箱の中に大切にしまっています。

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伝え下手で受け取り下手な一郎について…深く理解できる冒頭。
心にしまってしまう彼のクセが、大きな後悔を生みます。

婚姻契約解除に大きな進展…儀式をしに遣いがやってきた!

ひいらぎ荘の玄関にはまだ、年末に一郎としおりが一緒に選んだしめ縄があります。
喚姫島から儀式を行うためにきた2人の人物…
先代(姫の祖母)の側近でしおりの味方寄りの考えを持つ馬門紅葉(CV.松井恵理子)。
そして、姫に好意があり、将来しおりと結婚すると心に固く決意している男子・古牧京吾(CV.花井美香)。
喚姫石で作られた刺抜きで、姫のトゲを一郎から抜く…
それが、婚姻関係解消の儀式のざっくりした流れだと紅葉が説明します。

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道具は存在するけれど、儀式を行うのは初めて。
儀式は動画で記録します。
話しの最中、京吾が船酔いでダウン…姫は彼を部屋へ。
紅葉は儀式に必要な一郎の羽織り袴のサイズを測ります。
神器(喚姫石)を、それっぽく神聖に見せたいだけで場所や着る物に意味はない…
計測しながら、すべて先代の文様が作ったものと淡々と紅葉が話します。
文様が流れ星と巡り合い、流れ星は文様の願いを叶えて島に安寧と幸福をもたらした…
晩年、島が排他的になってしまったことを先代はすこし後悔していたようだと紅葉が一郎に話して聞かせます。

もしも、あなたたちのお互いの好意が契約によるものだとしたら?

「これでやっと解除できる…彼女が辛いのは嫌ですから。」
一郎の言葉のなかに、紅葉は“姫を好きだという気持ち(好意)”を感じます。
「もしも、あなたたちのお互いの好意が契約によるものだとしたら?」
紅葉に指摘され、一郎はハッとします。

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しおり&京吾の方は…
“思念のやりとり”がしたいと京吾は、しおりの母が持たせたという喚姫石のかけらを出します。
喚姫石の世界に引き込まれそうになって、ハッとする姫。
島に戻るつもりはないと告げると、京吾は姫に言います。
「あの男のせい?あんなやつ、契約がなければいつ心変わりするか…」
そんなことはないと姫が反論するも、京吾は続けます。
「契約上の献身…きっと、解除したら気持ちも消えちゃうはず!」
京吾の言葉は、姫がなんとなく感じていた不安を大きくします。
儀式は明日の午後に決まりました。

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契約のせいで好意を?…そんなバカな!

“刺抜き”前夜、不安に押しつぶされそうになって…

一郎の妹・久我まち(CV.遠藤璃菜)と弟・久我ふみお(CV.長縄まりあ)が、心配して声をかけます。
「しおちゃん、帰っちゃうの?」
帰らないと伝えると、2人は無邪気に喜びます。

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ココアを4人で飲む姿が愛おしい!
その夜、もか姉こと護国桃香(CV.日笠陽子)から電話がありました。
お年賀お裾分けするねという内容。
何かを感じたもか姉は、一郎にいま抱えている悩みを話してみるよう促します。
「はじめて他人のことを“すごく好き”とか“かわいい”とか思ってるんだけど…もしこの状態が終わっちゃったら怖いなって。」
一郎の初ノロケ!
それが嬉しかったもか姉は、彼に助言します。
「気持ちの移り変わりなんて誰にもわからん…でも、変わっていくのも楽しいよ。瞬間と永遠ってどっちもいいものだから。」
あのとき感じたことが本物でありますように…
そう願いながら一郎は眠りにつきます。

そして、刺抜き(婚姻解消)の日を迎える…!

好意さえ、契約によるものだったら?
久我さんの気持ちが明日変わったら…?
そういえば、大人になったら姫と結婚したいと嬉しそうに話す京吾へ…
私のどこが好き?と聞いたことがありました。
「姫は姫ですから!」
姫だから好きと曇りなき眼で言う彼に、しおりは少し違和感を覚えました。
そんなとき、祖母が集めた少女漫画に出会います。
「地位も名誉もいらない…あなたを愛してます!」と…
ヒロインにこう告白する主人公から“本当の恋”を教わります。
好きな人や物を自由に作ることが私にも許されるんだって、姫は感動しました。

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あの頃に島で抱いた憧れを、叶えてくれたのは一郎。
彼を失うかもしれない不安に心が飲みこまれ、しおりは眠れずに朝を迎えます。
儀式用の着物に着替えたしおりは、鏡に映る自分のひどい顔を嘆きます。
呼びに来た京吾は、心がボロボロの姫を見ても「好き!素敵です!」と感激します。
一郎は、しおりに会うなり顔色の悪さに気づき体調を心配します。
もっと昨日話しておけば…元気のないしおりを見て、一郎は後悔します。

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姫に恋焦がれて慕う京吾と、
恋人としてしおりを気遣う一郎。

…まだ、私のこと好きでしょうか?

刺抜き(婚姻解除)儀式スタート。
島のご神体(喚姫岩)に捧げたお神酒を一郎が飲み…
しばらくしたら、刺さっていた姫のトゲが額から出現しました。
しおりがそのトゲを刺抜きで掴みます。
一郎は、繋がった縁がいままさに切られようとしているのを肌で感じます!
もっと笑ってもらえばよかった…贈られたものを開けて喜べばよかったんだ!
たくさん伝えてくれた気持ちを開けられないプレゼントにせず…
照れて受け取るのが下手とか、とっておきたいとか言わずに!
彼女に好きだって伝えたい…そう強く思ったそのとき、棘が抜けました。

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刺はドロドロになって消失。
「これで久我さんは自由…よかった…」
目に涙をいっぱい溜めたしおりが、一郎にたずねます。
「…まだ、私のこと好きでしょうか?」
不安で声を震わす彼女。
「好きだ!」と声を裏返らせながら答える一郎。
彼は彼女を強く抱きしめます。

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抱きしめ合って号泣する2人…その光景に微笑む紅葉が感動的!

アニメ『おとなりに銀河』の次回に期待するもの

…まだ、私のこと好き?で、涙腺崩壊!
儀式を終えた料亭の縁側で、そっと2人が寄り添う後ろ姿が涙で滲みました。
次が最終回、第12話のタイトルは「姫と花火」。
本物のつながりを確認した2人のその後が楽しみです!

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