キミからもらったたくさんの気持ちは、
自分にはもったいなくて“開けられないプレゼント”みたいなんだ…。
姫から受けた愛情をこう表現する漫画家男子にグッとくる、第10話「姫と家族会議」。
ついに、島からはるばる“姫連れ戻し隊”がやってきます。
彼女の両親に、“婚姻の契りを交わしたこと”がうっかりバレて…母激怒!
大荒れの家族会議で導き出された答えとは?
ついに大詰め、姫の上京生活の是非が今夜問われます!
目次
アニメ『おとなりに銀河』前回第9話のあらすじと振り返り
故郷の島に帰省したくない姫・五色しおり(CV.和久井優)…
ひいらぎ荘で久我ファミリーと共に年末を過ごすことに決めました。
そんな中、娘からの連絡がないことに痺れを切らした母・五色都(CV.きそひろこ)から連絡が入ります。
島では姫の帰りを楽しみにしているという母からの連絡に、姫は当分帰らないと返します。
母からの連絡で元気をなくした姫。
姫の彼氏・久我一郎(CV.八代拓)は、一緒にお正月準備をしようと姫を誘います。
今年も久我家は、まったりとした寝正月を迎えるハズでした…
ところが、年始の福引きで強運の持ち主である姫が温泉1泊旅行を引き当てます!
富士が見える素晴らしい旅へ…久我家一同&姫でお正月旅行に出掛けます。
旅行中も止まない母からの電話。あまりの鬼電っぷりに娘は出る決意をします。
「真面目なお付き合いをさせてもらっています!」
ひょんなことから彼氏として名乗り出る事態となった一郎。
電話口で都に挨拶をします。
「姫が悪い男に騙された…!」
都がこう証言したため、島で大問題に発展します。
姫の両親&お付き2名で“姫連れ戻し隊”が組まれ、ひいらぎ荘に押しかけます!
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怒れる母襲来でピンチに陥ってしまう姫&漫画家男子カップル。
最大級の危機を迎える第10話、緊急家族会議が開かれます!
果たして2人の運命やいかに!?
【ネタバレあり】アニメ『おとなりに銀河』第10話あらすじと感想
故郷・喚姫島から両親が、姫を連れ戻しにやって来た!
「しおり、帰りますよ!」
娘に有無を言わさない毅然とした態度で第一声を放つ、五色都(CV.きそひろこ)。
流れ星の姫・五色しおり(CV.和久井優)の楽しい旅行気分は一瞬で吹き飛びます。
姫の父・五色健(CV.長野伸二)が、穏やかに自己紹介&挨拶をします。
「電話でご挨拶になってすみません…久我です!」
漫画家兼姫の彼氏・久我一郎(CV.八代拓)が姿勢を正して挨拶を返します。
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なんかちょっとイメージと違うかも。
“姫連れ戻し隊”はちょっと集合して“イメージ違い”を確認し合います。
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一郎に幼い妹弟がいると知った健は、日を改めて明日話そうと提案します。
夜分遅くに押しかけたことを謝罪し、喚姫島一行はホテルに帰って行きました。
まちが「大丈夫?」と聞くと、しおりは全然大丈夫じゃない顔をして「大丈夫!」って言います。
この世界には話し合いのできない相手もいるんです…真夜中の作戦会議!
一郎と姫は膝を突き合わせて緊急会議をはじめます。
「絶対帰りません!」としおり。
一郎はこの事態をポジティブに捉えます。
「婚姻契約解除について一番知っていそうな人が来た…これチャンスかも!」
姫が解除方法調査を依頼した馬門紅葉(CV.松井恵理子)も、両親と共に今回上京しています。
“一郎としおりが棘の契約を交わしたこと”を、まだ両親は知らない様子。
母の思考回路なら…契約解除を言い出せばお付き合い解消ととらえるとしおりは予想。
誤魔化して騙すという彼女らしくない方法に驚く一郎。
「この世界には話し合いのできない相手もいるんです…」
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②大人しく帰ってもらう
一郎&しおりは、明日の話し合いの目標をこの2つに定めます。
しおりはその目標に向けて準備を夜遅くまでします。
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相容れない母娘…ピリピリした空気の中、運命の家族会議スタート!
翌朝、ホテルのロビーでしおりの両親と合流!
お付きの2名は部屋で待機していると説明されます。
「家族の大切な話だから…」と健。
改めて挨拶をしようとした一郎を、都は冷たく拒みます。
「あなたのことを知る必要も、あなたと話すこともない。交際など許されない。」
母親の失礼極まりない態度に激怒する娘。
家族会議はしょっぱなから、不穏な空気に包まれます。
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一郎は焦りながら「胡散臭くなっちゃうから…」とストップをかけます。
「我々が何者か知らない久我さんとは、所詮はうわべだけ…何者か知れば島外の者は情けなく逃げ出す!」
都がこう言うと、しおりは反論します。
家族会議から姫逃亡…彼女の心意は?
「素性を知ってもなお、彼は受け入れてくれました!棘が刺さったのは不慮の事故です!」
うかつにもしおりは、最悪のタイミングで“婚姻契約関係にあること”をバラしてしまいます!
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「事故で…まだしていない!」と、しおりが否定するも母は信じず。
都は、しおりがロクでもない人間に騙されたと思い込みます。
いつも自分を信じてはくれない母に、しおりは怒りを通り越して悲しくなり…
もういいと言ってしおりは席を立ちます。
幼き頃から、母はしおりがかけっこで1番になっても喜んではくれませんでした。
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彼女のコートを持って、一郎が追いかけます。
自らの母との縁が切れている一郎は、彼女が抱えるもどかしい気持ちを理解します。
ここの生活はあなたを腑抜けにします!
2人のことを、父が呼びにきます。
おかあさまと離れても大丈夫なのですか?と一郎が聞くと、健はうちは大丈夫と答えます。
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席に戻ると、都がしおりに謝ります。
救助を目的とした事故によって契りが交わされた経緯を一郎が説明します。
「お付き合いの必要なし!即刻、婚約解除です!」
「はいっ解除します!」
抵抗されると思っていた都は、あっけなく婚約解除に応じた娘に拍子抜け。
解除=別れだと認識する母は、やっと話が通じたと涙ぐみます。
母が一安心した矢先、姫はまだここでやりたいことがあると島に帰ることを拒否!
「漫画は、この数カ月でなにか成せたの?私たちからの支援ありきの自由?その割に楽しそう…ここの生活はあなたを腑抜けにします。」
祖母の遺言通りの自由を姫が主張するも、母には通用しませんでした。
家族会議終了!2人に期限付きの猶予が与えられる。
「楽しそうで何か悪いんですか?」
一郎の穏やかに核心をつくこの問いかけに、みんながハッとします。
一郎は、しおりが“日々こぼれ落ちてしまうようなことも素敵に拾う眩しい女性である”と懸命に伝えます。
「いまはわかんなくてもいい…頑張ってるから認めろとかじゃなく、この数カ月なにもなかったなんて言わせません!」
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「本当に自活できるか…1年やってみなさい。」
都は娘を見て改めて涙します。
「では、迎えにきます。1年後に…元気でよかった!」
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島から解除方法が書かれたものを送付してもらえることに!
ふと、一郎に対して自分は母と同じように一歩的な愛情を課してしていたのでは?と反省します。
謝る彼女へ、一郎はこう言います。
「キミからもらったたくさんの気持ちは、自分にはもったいなくて“開けられないプレゼント”みたいに大切に胸にしまっている…」と。
「となりにいてくれてありがとう!」
彼女は彼の胸に手を添えながら、改めて感謝を伝えたのでした。
アニメ『おとなりに銀河』の次回に期待するもの
しおちゃんが…元気でますように!
お留守番中、まち&ふみおが自作の流れ星にこう願掛けしたシーンは泣けました。
本当は“しおちゃんがずっと一緒に…”てお願いしたいのに、控えめにお願いした2人が愛おしかったです。
第11話「久我くんと刺抜き」では、ついに婚姻解除儀式が行われることに!
でも、確かな繋がりがなくなることに2人は不安を感じはじめちゃいます…
来週は、2人の関係に新たな展開がありそうです。