なんだか最近、
私の名前を呼ぶ声が聞こえる…気がする。
乳酸菌オタク新人広報ガール・由寿(鞘師里保)の
“なんだかワクワクする異変”で幕を開ける最終話!
第10話「届け、声よ 感涙のフィナーレ」では、
記念式典(乳酸菌の晴れ舞台)にて
由寿が乳酸菌愛をスピーチします。
そのとき、乳酸菌(橋本さとし)と彼女にすてきな奇跡が起こる…!
推しへの愛で紡がれた由寿の言葉たちに涙。
とてもあったかくて、微笑ましいラストへ!
そして、最後に“心躍るサプライズ”が待っています!!
目次
ドラマ『推しを召し上がれ』前回第9話のあらすじと振り返り
乳酸菌オタク広報ガール・由寿(鞘師里保)が発案した
明和ヨーグルト50周年記念レシピ本作成は順調に進んでいます。
由寿、残りの気がかりは2つ。
そのうちの1つを頑張るために岩手に帰ります。
「面と向かって非難しないで。」
兄の迦寿(永田崇人)と妹の自分、
オタクなふたりが大事にしている好き(生きがい)を守るため。
由寿は、母・野恵(中島ひろこ)に自分の思いを伝えました。
東京に戻った由寿は、推し小説の二次創作を書いて投稿。
すると、もうひとつの気がかりがスッキリ解決することに…!
推しを生んだ創作小説の作者が、その小説を読んで名乗りでてくれました。
推しを誕生させてくれた神は…緑川逸美(明日海りお)でした。
ふたりは乳酸菌トークで盛り上がります。
由寿に宿っている吾輩ことブルガリア菌(橋本さとし)。
彼は…
宿主と喋ることができる乳酸菌プロキシ(橋本 淳)から、
由寿と喋る方法を聞くことは叶いませんでした。
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ちょっぴり残念なことがあった第9話。
最終話では、その“ちょっぴり残念だったあれ”が…叶っちゃいます!
【ネタバレあり】ドラマ『推しを召し上がれ』第10話(最終話)あらすじと感想
乳酸菌オタク女子(鞘師里保)、異変を感じはじめる!
「今日ね、由寿に憑いてる乳酸菌に全部話したんだ。」
乳酸菌のキメラ変異株・プロキシ(橋本 淳)は、
宿主に今日のできごとを嬉しそうに話して聞かせます。
6500種から選ばれしブルガリクスは、明るくてコミュニケーションに長けた乳酸菌だったと印象を述べます。
「そんな方がそばにいてくれるなら安心。」
プロキシの宿主・緑川逸美(明日海りお)はそれを聞いてほっとします。
でも…いつまでブルガリア菌が由寿のそばにいられるのかは、誰にも解りません。
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乳酸菌オタク・由寿(鞘師里保)は、喜びを噛み締めます。
そんな彼女のそばで、ブルガリクス(橋本さとし)はひとり肩を落とします。
「吾輩も由寿と喋れたらな…。」
ブルガリクスがこう切なく呟いたその直後!
「ん?何これ?」
自分を呼ぶ声が聞こえた気がして、由寿が反応します!!
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空耳の正体は…?
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彼が、物語のプロローグを語ります。
広報部の先輩・飯野朝子(生駒里奈)は、軽く弄りながらも心配します。
明和ヨーグルト発売50周年記念式典まで残すところあと2ヶ月。
異変を早急に解消するため、由寿は耳鼻科へ。
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心当たりアリな顔をする!
脳に直接伝わってくる、この音波刺激っぽい感じ。
もしかして、これは虫の知らせというものなのか…。
由寿は、急いで岩手の母・野恵(中島ひろこ)に電話をします。
じいじ(藏内秀樹)、覚醒!
「じいじ元気?」
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元気ないどころか、すこぶる元気にミシンを踏んでスカートを縫っていました。
兄・迦寿(永田崇人)のオタ活に、活き活きと協力してました。
通話の最後で、母は娘に一番伝えたいことばを口にします。
「由寿、仕事がんばりな!そんで、待ってるからいつでも帰っておいで。」
久しぶりの母との会話で、元気をもらいました。
「よかったな、由寿!」
「うん!…えっ!」
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ブルガリア菌の声掛けに由寿が反応したーー!
推しの神(明日海りお)、ついに明かす!
緑川の最新作がアップされました。
それはとてもタイムリーな内容で…
乳酸菌と人間が喋ってる(意思疎通している)ストーリーでした。
私もブルガリクスと話してみたいって、それを読んだ由寿は思います。
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同じ空耳音波現象が自分にも起こっていると、緑川が由寿についに打ち明けました。
ちっちゃな頃からプロキシという乳酸菌が棲みついていて、彼の声が聞こえると。
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「ピロシキじゃなくてプロキシなっ!」
お互いを初めて認識した日の回想が愛おしかった!!
なぜなら…
見えないし、聞こえないけど、由寿は感じています。
誰かが近くで見守っていてくれているような感覚を。
「それがブルガリクスならすごくうれしい!」
希望が湧いてきた由寿が、目を輝かせます。
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その他はぼんやりしています。
新人広報ガール(鞘師里保)、雲隠れ!?
記念式典の日がやって来ました。
急遽、レシピ本の発案者である由寿が式典の檀上で挨拶をすることに!
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仲間たちからお祝いの言葉をもらっていました。
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由寿に教えてあげなきゃ!
ここではじめて、ブルガリクスは由寿の姿が見当たらないことに気づきます。
プロキシが、スピーチを頼まれた由寿が雲隠れしちゃったことを彼に教えます。
吾輩を感受せよ!
ブルガリア菌は、由寿を必死に探しながら考えます。
混沌から生まれた単なる微生物だった乳酸菌…
人という種が誕生し、その命をつなげるための食に求められ天命を得ました。
これから先、吾輩よりもすぐれた菌が見出されて降板する日がくるかも。
それを悲しいことだとは思いません。
その時が来たら、可能性に満ちた後輩たち(乳酸菌)へ希望の襷を託そう!
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もがきながら、あがきながら、
着々と成長を遂げてきた由寿をここまで見てきました。
この先、どこまで一緒にいられるかわからない…
だからこそ、いまを大事にしたい!
「朋太子由寿、吾輩を感受せよ!」
ブルガリクスの声が、由寿に届きました。
「聞こえるよ!」
「自分のいまの気持ちをぶつけてこい!!」
心強き相棒の激に背中を押され、由寿は式典会場へ走りだします!
乳酸菌は、私の永遠の推しです!
レシピ本を手に、由寿は式典の壇上へ。
「乳酸菌を全力で愛しなさい。そしたら、乳酸菌は必ずこたえてくれる。」
乳酸菌オタク広報ガールのスピーチはこの尊い言葉からはじまりました。
「乳酸菌はいつでもあなたのそばにいます。姿は見えなくても…乳酸菌といると、いつの間にか元気になっている自分がいます。その存在にどれだけ助けられ、励まされてきたことか。」
レシピ本を“この子”と愛おしい愛称で呼びながら、
乳酸菌が大好きな由寿が言葉を紡いでいきます。
「乳酸菌は、私の永遠の推しです!」
会場から自然と拍手が巻き起こりました。
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乳酸菌服を着た由寿たちが華麗にダンス!
緑川さんは、プロキシ専用帽子を着用!!
彼女は、想像を膨らませてブルガリクスの肖像画を描きあげました。
「吾輩、もっとイケメンだけどな…」「ウソつけ!」
ブルガリクスは、はなれるときがくるまで精一杯由寿を支えるつもりです。
ドラマ『推しを召し上がれ』まとめ
社会人としてしすこし成長した乳酸菌オタク女子と、
そんな彼女を見守る乳酸菌・吾輩との愛と絆の物語。
手を繋いで歩いていく、
由寿とブルガリクスの後ろ姿にグッときました。
泣けるラストでした!
勇気と元気と癒しをくれた最強の推しごとドラマでした。