『俺のスカート、どこ行った?』第6話は、のぶお(古田新太)並みにヤバいオッサンが出てきました。
しかもその男は明智秀一(永瀬廉)の父親です。
授業参観で、のぶおを教室の後ろから睨み続けます。
ただ、今回は里見(白石麻衣)回です。
今まで教師の仕事にやる気を見出していなかった里見は、のぶおと出会って変わってきました。
そんな里見がどんな状況なのか、何を考えているのかがよくわかる回です。
そしてなによりも、白石麻衣さんのウエディング姿は必見です!
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目次
『俺のスカート、どこ行った?』第6話あらすじ
豪林館学園高校では、2年生に向けての進路説明会が開かれることに。
説明会は生徒と一緒に保護者にも集まってもらい、その後、希望する保護者が授業参観する予定になっていた。
原田(古田新太)と田中(桐山漣)からその話を聞いた2年3組の東条(道枝駿佑)や若林(長尾謙杜)ら生徒は「高校生にもなって親に授業を見られるなんて…と文句を言いながら、それぞれの家族の話をする。
そんな中、里見(白石麻衣)は、父・靖夫(小木茂光)の勧めで見合いをして結婚が決まっていた。
結婚相手は、医師の財前(戸塚純貴)。
靖夫は自分の病院を継いでもらうため、里見にはどうしても医師と結婚してもらいたいと考えていた。
靖夫との約束で、里見は結婚したら学校を辞めなければならない。
しかし里見は、結婚もしたくないし、教師を続けたいと思っていた。
そんな彼女の思いとは裏腹に、靖夫は挙式の準備を進めていた。
里見は保健室を訪れ、佐川(大西礼芳)に結婚のことを打ち明ける。
もう結婚するしかないと諦めている里見の話を、ベッドで昼寝をしていた原田が聞いていた。
里見は、校長(いとうせいこう)と長井(松下奈緒)に結婚と退職を報告する。
結婚と退職を受け入れようとしている里見に対して、本当にそれでいいのかと諭す原田。
そんな原田の言葉を聞いた里見は、結婚の段取りを進める靖夫に抵抗するが、挙式の日を迎えてしまう…。
一方、明智(永瀬廉)の元にも、父親・純一(板尾創路)が突然やってきて…。
出典:『俺のスカート、どこ行った?』公式ページ
【ネタバレ】『俺のスカート、どこ行った?』第6話の感想
幸せな結婚、望まない結婚
職員室では、庄司雅俊(大倉孝二)の結婚により、幸せモードに包まれていました。
ただ、結婚をしたいのにずっと古賀健太(荒川良々)だけは、未だに庄司を心の底から祝うことができません。
そりゃそうですよ。自分のために開かれた合コンで、自分は誰とも成就しなかったのに、バーターでついてきた庄司がゴールインしちゃったんですから。
そんな古賀に、庄司の結婚披露宴の催し物の手伝いをさせるとか酷でしょう。
下手をしたら、式の当日になにかやらかすかもしれません。
職員室内が幸せムードの中、里見(白石麻衣)だけが元気がありません。
そしてその胸の内を、保健室にいる佐川(大西礼芳)にだけ打ち明けました。
「私、結婚するんです。だから、学校辞めなきゃならないんです。でも、嬉しくないんです」
里見は病院を経営する父・靖夫(小木茂光)の言いなりで、医師の財前(戸塚純貴)との結婚を余儀なくされていたのです。
教師の仕事も、結婚が決まった時には辞めるように言われていました。
一度は結婚したくないと抵抗したものの、靖夫は勝手に名前を書いて婚姻届けを提出。逆らってもダメでした。
あれだけ教師の仕事にやる気のなかった里見ですが、のぶお(古田新太)との出会いによって、考えが変わって来たみたいです。
のぶおはドラマの主人公的存在。
だからいつか、自分がフューチャーされる回が来ることを期待して、そばにいたと…。
里見先生、今回がまさにその回です。
保健室で寝ていたのぶおは、これをガッチリ聞いてしまいましたからね。
のぶお、今度は生徒ではなく、先生を助けることになります。
明智の父が板尾創路ってだけでヤバい
高校生にもなって保護者参観日?という謎の状況が生まれ、生徒たちはげんなりします。
しかも、2時間続けてのぶおの授業。
保護者もきっと色々とびっくりしたことでしょう。
その中に、黄色いサングラスをかけて、のぶおを睨む変な男がいたのです。
あまりにも異質だったため、授業をしていたのぶおも、副担任の田中(桐山漣)も気になって仕方がありません。
後にそれが明智秀一(永瀬廉)の父、明智純一(板尾創路)だとわかり、親子関係がうまくいっていなさそうということも、のぶおは悟ります。
この純一、どうやら刑務所から出てきたばかりで、明智はこの父親から離れるために1人暮らしをしたり、アルバイトをしていたみたいです。
ここで板尾創路さんをチョイスしてくることで、もうヤバい匂いしかしません。
が、明智親子の話は次週に持ち越されます。
むしろ、今まで明智が大人を信用できなかった理由の根源は、確実にこの親なのだろうなぁとわかります。
のぶお(古田新太)。娘よりも先に花嫁体験?
退職届を学校に出した里見は、嫌々ウエディングドレスを着て、バージンロードを歩きます。
これでもう自分の人生終わった…と、里見は思ったでしょう。
しかし、会場はザワザワし始めます。
何があったんだろうと思い、後ろを向く里見。
そこにはのぶおがいました。
しかし、いつもののぶおではありません!
なんと真っ白いウエディングドレスを着た古田新太…じゃなくて、原田のぶおがそこにいたのです。
「主人公らしく助けに来たわよ」
結婚式に乱入してきたことよりも、周囲はのぶおのウエディングドレス姿に驚きます。
「おじさんがウエディングドレス着てバージンロードを歩いちゃいけないんですかー?」
確かにそうです。そんな法律ありません。
のぶおは里見に「本当に諦めるのか、諦めないで学校に戻りたいのか、どうする?」と聞きます。
そして、娘の結婚式を続けさせたい靖夫に対しては、
「そこそこの幸せしか提供できないなら放っておいてくんない?娘が極上の幸せ掴む道、必死で探すから。子供に任せやがれ!」
もうなんか、実の親より泣かせることを言ってくれます!
靖夫は、自分の用意したレールの上を歩かせ、そこそこ幸せな生活ができればいいと言ったのです。
そして自分もそうだと。奥さんがいる前でよく言ったなぁと、のぶおも言いましたが、私も思いました。
好きな人と結婚しなくても、結婚してから幸せになればいいだと?だから結婚したくないと思うんですよ!
結局里美は、諦めたくないという道を選びました。
婚約者である財前も、里見が納得するまで待つと言います。
が、そもそも里見は財前のことをちっとも好きではありません。
人間としても好きではありません。
よく諦めようとしたなぁって言いたいくらいでした。
嘆く財前…。
さすがののぶおもかわいそうだなあコイツ…という視線を送るしかできませんでした。
でも、諦めなくてよかったでしょ?
里見(白石麻衣)「諦める」をやめた授業
諦めることを辞めたウエディングドレスの里見を連れ去る、ウエディングドレスののぶお。
しかも、靖夫にも学校について来いと言います。
学校では田中が生徒たちを待たせて、時間稼ぎをさせました。
しばらくして里見がウエディングドレスを着て登場。生徒たちはさすがに驚きますよね。
しかし、教室の後ろにはウエディングドレスを着たのぶおもいるし、隣には知らないおじさん。
「誰?」
「私の父です」
「もっと訳が分からない。」
当たり前です。
そして、里見の授業参観が始まりました。
里見は、今まで自分が家の中で思っていたことすべてを吐き出しました。
両親は、自分の幸せを用意してくれました。
その幸せの上にいれば、2人は安心してくれました。
でも、用意された幸せで、私自身がだんだん幸せを感じられなくなっていたのです。
しかし、道を外せば両親は喜ばない。
その結果、私が選んだ道は「諦め」だったのです。
今回のことは、お互いに優しすぎたんだなと思った。
諦めなけば、そこそこ以上の極上の幸せを得られるんじゃないか、そう思いました。
お父さん、今までたくさん幸せを用意してくれてありがとう。これからは自分で幸せを見つけようと思います。
みなさんも、そこそこの幸せを手に入れるのではなく、極上の幸せを探してください。
里見らしい、良い授業でした。
『俺のスカート、どこ行った?』第6話まとめ
俺スカ【のぶおの決めゼリフ】予想、ご参加ありがとうございました😃
正解は『#一回きりの人生で幸せ遠慮してどうすんのよ』でした〜‼️
スタジオ見学ご当せんの方には、来週中にDMでご連絡させていただきます✨#日テレ #俺スカ #まいやん #第7話は6月1日22時から pic.twitter.com/yzIPDo6U7t— 【公式】俺のスカート、どこ行った? 毎週土曜よる10時放送中‼️ (@oresuka_ntv) 2019年5月25日
里見の授業を聞いた靖夫に対し、のぶおは一言いいました。
「娘って、いくつになったら言うこと聞いてくれるんでしょうね」
のぶおと糸(片山友希)もちょくちょく喧嘩をします。
しかし、翌日には仲直りできるようなものです。
本音で言い合っている関係だからこそできるモノ。
今回の一件で、里見と靖夫もそうなったことでしょう。
欲しいもの、叶えたい望みがあるなら諦めて求め、努力をする。
後悔のない人生を進む、とっても大事なことを改めて思い知らされました。
さて、来週はついに明智回。
明智が退学届を出したのは、父・純一が明らかに関わっています。
明智親子の問題、のぶおはどう向き合うのか、次回も必見です。
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