『俺のスカート、どこ行った?』第4話あらすじ・ネタバレ感想!職業体験で起こるトラブルと大切な気づき

ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『俺のスカート、どこ行った?』公式ページ

破天荒すぎる女装教師・原田のぶお(古田新太)が作り出す熱血?学園ドラマ第4話は、職業体験で巻き起こるエピソードとなっています。

探偵のところへ職業体験とか楽しそうと思いきや、まず仕事がない!

暇をもてあそぶ生徒たちとのぶお。

そして明智秀一(永瀬廉)が体験に行った工場でも大きなトラブルが…。

社会ってこういうことあるなぁと思いながら、それをスッキリ正してくれるのぶおに感謝です。

では、さっそくレビューを始めていきましょう。

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『俺のスカート、どこ行った?』第4話あらすじ

豪林館学園高校では、2年生がさまざまな職場で仕事をする職業体験が行われる。

原田(古田新太)は里見(白石麻衣)、田中(桐山漣)とともに、探偵事務所で職業体験する生徒を引率することに。

2年3組の生徒たちは、自分の行きたい仕事場を提出。

しかし、東条(道枝駿佑)は希望を書かずに白紙のままで出していた。

原田が東条に声をかけると、東条は「何でもいい」と答える。

原田は、東条を探偵事務所に振り分ける。

東条はこのところ、明智(永瀬廉)と離れて一人でいるようになっていた。

『俺のスカート、どこ行った?』第4話あらすじ①

職業体験当日、原田は東条、若林(長尾謙杜)ら生徒たちを連れて魚住探偵事務所へ向かうが、暇すぎて、仕事の依頼は一向に来ない…。

浮気調査ができるかと期待していた原田はガッカリ。

翌日、原田たちが任されたのは、人探しだった。

依頼者は、所長・魚住(前野朋哉)の祖母・豆子。

食堂で食事している時、自分が食べきれない分を食べてくれた上に、その代金まで払ってくれた人を探して欲しいという。

原田たちは豆子の話からその人の似顔絵を描き、それをもとに探し始める。

『俺のスカート、どこ行った?』第4話あらすじ②

一方、明智は、工場で職業体験をしていた。

しかし、工場長は職業体験の生徒たちを邪魔者扱いして、ろくに仕事をさせてくれない。

納得できない明智は、工場長と衝突。

明智は他の生徒を連れて工場から引き上げてしまい、そのことが問題になって…。
出典:『俺のスカート、どこ行った?』公式ページ

【ネタバレ】『俺のスカート、どこ行った?』第4話の感想

のぶお(古田新太)、探偵になる。

豪林館学園高校2年生は、工場やアパレルショップで職業体験するという授業が盛り込まれています。

教師もそれぞれ担当ごとに分かれ、生徒とともに現場へと行きます。

5つの体験場所の中から、のぶお(古田新太)が強く興味を惹かれたものが、ズバリ探偵事務所です。

明らかに面白そうですし、のぶおなら惹かれずにいられないのがわかります。

しかし、生徒の中では意外に人気がなく、結局東条(道枝駿佑)や若林(長尾謙杜)など、のぶおのクラスの数人と田中(桐山漣)と里見(白石麻衣)、そしてのぶおが引率として出向くことになりました。

コナンドイルを思わせる帽子に髭にパイプでやる気十分ののぶお。

「私たちの最初の依頼は?」

どや顔で聞くものの、所長の魚住(前野朋哉)は一言。

「ありません」

暇です。ただ飲み物を飲んでいるだけで1日が過ぎていきました。

生徒たちとしては暇で楽でとっても良いという具合でしたが、田中としてはこれでは職業体験にならないと頭を抱えます。

そして、里見とのぶおに至っては、暇でつまらん!の不完全燃焼感爆発です。

里見先生、完全にのぶおに感化され、第1話のやる気のなさがなくなり、目が輝くようになっています。

のぶおは生徒だけではなく、教師の心も変えているみたいです。

ただ見ているだけなら意味はない

一方、工場の職業体験へいった明智(永瀬廉)は、工場長から邪魔者扱いされ、ロクに仕事をさせてもらえません。

学生だから機械を壊したり、ミスをしても責任が取れないからと仕事を取り上げられると、明智たちは工場から出ていってしまいました。

この明智たちの行動に、工場からは不真面目極まりないと学校にクレームが入りますが、明智は謝る気はありません。

自分たちは仕事をさせてもらえないなら、いる意味もない。

だから行かないという選択をしたことに対し、校長・寺尾(いとうせいこう)も、生活指導の長井(松下奈緒)も何も言い返せません。

とりあえず、工場の方には謝っておくからと寺尾が言うと、結局自分たちが悪者扱いですか…と明智が痛いところをついてきます。

本当に謝らなくてはならないのはどっちなのか。

立場上謝っておいたほうが良いという考えの方が強く、明智はそんな大人に失望している感があります。

この辺もきっと、彼の悩みになにか直結するものがあるのでしょうね。

安岡(伊藤あさひ)、それは番宣か?

職業体験で探偵事務所に行くも、1日ずっと暇でジュースやパフェを飲み食いしただけで終わったのぶおは、家で娘の糸(片山友希)にこの愚痴を話しました。

すると、当たり前のように家にいる安岡(伊藤あさひ)は、「きっとお義父さんのもとには、これから大きな依頼が舞い込んでくると思うんです!」と、期待に目を輝かせています。

東大卒エリートの安岡は、警察官かFBIになりたかったらしく、こういう話題も大好きみたいです。

そうか、そんなに楽しいか安岡。

「例えばどんな事件だよ」

「交換殺人とか」

「んなわけあるか、ドラマの見過ぎだ」

安岡、お前見てるだろ。

日曜22時30分、交換殺人の謎解きサスペンスドラマ『あなたの番です』を。

そして見ながら推理しているだろ。

年配のおばさんの如く、テレビにしゃべりかけながら見ているだろ…のぶお以上にツッコみたくなりました。

やっと来た依頼は人探し

二日目も暇かと思いきや、人探しの依頼が入りました。

といっても、依頼者である魚住の祖母は、食堂で食事をしていた時に残したエビフライを食べてくれた作業着姿の青年を探していると言います。

その青年は、自分がお手洗いに行っている時に、食事代を代わりに払ってくれたようなので、そのお礼を言いたいというモノです。

手がかりを探すために特徴を聞くも、そこにいる全員の絵が下手で参考になりません。

のぶおに至っては勝手にメイクをさせてどうしろと…という状態でした。

しかし、ここで生徒たちは思ったのです。

「ありがとう」と一言のためだけに、探そうとするのはどうしてなのか。

若い子たちには理解しがたい考えだったんですね。

「ありがとう」と「ごめんなさい」は言えるときに素直に言っておくものなのです。

それでもやっぱり生徒たちはあまり理解できないでいました。

難航する人探し。

そもそも問題は似顔絵なんですよ!ひどすぎる。

そこで、美大に通う糸が、言われた通りに似顔絵を描いてみると、そこに浮かび上がったのはのぶおの生徒の1人・駒井和真(堀家一希)でした。

頭を床に打って謝るのぶお(古田新太)。そして完全なる悪口

魚住の祖母は、作業着を着ていた青年と話していました。

しかしそれは、工場に職業体験に言っている駒井のことだったんです。

駒井を探して工場へと向かうのぶお達探偵団。

そこでのぶおは、明智や駒井が工場とトラブルを起こしていることを知りました。

職業体験で工場へ行ったのに仕事をさせてもらえないという言い分の明智たちに対し、工場長は体験として現場にいさせてやっているのに勝手にいなくなるとはどういうことだと対立。

教師たちは頭を下げますが、当の本人たちは一切下げません。

のぶおは言います。

あんただって若いとき、ミスやったよね?偉くなったらふんぞり返るの?

すると、工場長の矛先はのぶおに向きました。

担任として代わりに謝れ、と。

するとのぶおは、床に頭を何度も打ち付けながら土下座して謝りました。

その過剰な謝罪方法に、工場長もちょっと引き気味。

寺尾や長井、生徒たちはただ見ているしかできませんでした。

もういいよ!わかったよと工場長が土下座をやめさせようとすると、

「許してもらえるんですね」

「いいよ、わかったよ」

普通ならこれで解決かもしれませんが、のぶおは違います。

「許してもらったぞ、じゃあお前たち、明日から工場行くなよ!」

…はい!?って驚きますよね。

部下や生徒のために謝るのぶお達ですが、この工場長は生徒たちが何か問題を起こしても代わりに社長に謝ることをせずに逃げると思うからです。

つまり、工場長は責任を取れない大人だということなんですね。

でも許したということは、何かしたときに代わりに頭を下げてくれるんでしょうね?

ならいっそ、明日からあたしも一緒に工場に行こうかしら。

便器作ったり、便器壊したり。のぶお、怖い。

これでは終わりません。

工場長が来なくていいよと引き下がると「じゃ、いかなーい。」

あんたみたいな人の揚げ足ばっかり取っている奴は、心に余裕がないのよ!

だから謝れないんじゃないの?バーカ、ボケ、カス、どアホ!

……最後は完全な悪口でした。

完全に追い込まれた工場長は黙って退散し、寺尾の方から社長と話し合うという形になりました。

東条(道枝駿佑)と若林(長尾謙杜)が和解。謝ることの大切さ

工場の件が落着すると、やっとのぶおが学校に来た件です。

魚住の祖母がやっと駒井に感謝の言葉をいいました。

「それだけですか?」

「それだけです。」

どれだけ時間をかけても、伝えておいたことが良いんです。それがない人にはなりたくない。

古き良き考えは、見習うべきところがあります。

たったそれだけのことですが、とても清々しいです。

これに感化された東条は、執拗にいじめていた若林に謝罪。

2人の仲は和解しました。

謝っても許してもらえないかもしれない、でも悪いと思ったならきちんと言葉で伝えたほうが良いのです。

東条がどんどんいい子になっていきますね。

そして、のぶおを慕う生徒も増ええきましたね。

のぶおはなかなかに良い教師です。

『俺のスカート、どこ行った?』第4話まとめ

結局、探偵事務所で経験した仕事は人探し1件だけでした。

これでよく経営が成り立つなぁと思っていたら、どうやら魚住は飲み物代やパフェ代で稼いでいたみたいです。

してやられたのぶお。

学校では出してもらえません。お疲れ様です。

そしてそう、最初から完璧にできる人はいないんです。

そんな経験があったらこそ、若輩者と呼ばれる存在を大事にして育てていこうという気持ちを持たないといけないんですね。

そう思うことができました。

次回は学校ドラマ恒例イベント『恋愛成就大作戦系』です。

のぶおの本気プロデュースが楽しみです!

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