『おらおらでひとりいぐも』第33回東京国際映画祭舞台挨拶レポート!青木崇高、宮藤官九郎、沖田修一監督が登壇!

『おらおらでひとりいぐも』第33回東京国際映画祭舞台挨拶レポート!青木崇高、宮藤官九郎、沖田修一監督が登壇!

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

芥川賞&文藝賞をW受賞した若竹千佐子のベストセラーを沖田修一監督が待望の映画化!

おらおらでひとりいぐも』が11月6日(金)より公開となります。

75歳でひとり暮らしをしている主人公“桃子さん”役には映画『いつか読書する日』以来15年ぶりに映画主演を務める田中裕子

そして桃子さんの「娘の時代」、「妻の時代」を蒼井優が二人一役で務めます。

メガホンをとるのは『南極料理人』『横道世之介』『モリのいる場所』などを手掛け、数々の国内外の映画賞を受賞してきた沖田修一監督。

東出昌大濱田岳青木崇高宮藤官九郎ら豪華俳優陣も集結し、可憐でたくましい桃子さんの日常を描きます。

現在開催中の第33回東京国際映画祭「特別招待作品」として国内初上映、キャスト登壇の舞台挨拶を行い、田中裕子演じる桃子さんの心の声=“寂しさ2・3”をコミカルに演じた、青木崇高宮藤官九郎、そして沖田修一監督が登壇しました。

今回が初めてのキャスト登壇イベントとなり、田中裕子さん・蒼井優さんなど個性豊かな俳優陣との撮影秘話や作品に込めた思いなどをたっぷりと語りました。

『おらおらでひとりいぐも』舞台挨拶レポート

『おらおらでひとりいぐも』第33回東京国際映画祭舞台挨拶のご報告レポート!

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

日時:11月3日(火)14:20-14:50(30分間/上映後)
会場:TOHOシネマズ六本木スクリーン7(港区六本木 6-10-2 六本木ヒルズ けやき坂コンプレックス内)
登壇者(敬称略):青木崇高・宮藤官九郎・沖田修一監督

桃子さんの心の声の具現化である寂しさ2役の青木崇高は「ロンリネス2を演じました」と“国際映画祭”仕様で役名紹介。

続いて寂しさ3の宮藤官九郎も「ロンリネス3です。今日はロンリネス1がいなくて残念」と寂しさ1を演じた濱田岳の不在に触れて、会場を和ませました。

田中裕子との初共演に青木は緊張したのかと思いきや「田中裕子さんだ!と思いながらも、その田中さんはこたつに入ってめざしをかじっていたり、シュウマイを食べていたり、役柄・桃子さんそのものの佇まい。すごく自然でした」と熟練のなりきりぶりに驚き。

『おらおらでひとりいぐも』第33回東京国際映画祭舞台挨拶のご報告レポート!

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

宮藤も「昔からドラマや映画で見ていた女優さんですから最初は緊張していたけれど、現場に入ったらもう桃子さんがいるという感じ。寂しさは桃子さんと同じ衣装なので、もはや4人組のような感じになっていました」と一体感を強調していました。

『おらおらでひとりいぐも』第33回東京国際映画祭舞台挨拶のご報告レポート!

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

皆同じ佇まいとなった衣装について、青木は「寂しさは心の声なので全身タイツや黒子のような衣装を想像していたけれど、桃子さんが着ている衣装の大きいサイズが用意されていて“なるほど、こうくるのか”と面白かった」とユニークな設定に納得。

沖田監督は「抽象的な衣装にする案もありましたが、男たちがみんな桃子さんと同じ服を着たら自然だと思ったし、男の人がおばあちゃんの桃子さんと同じ衣装という面白さと可愛さがあると感じました」と狙いを明かしました。

寂しさたちは常に行動を共にしていることから、宮藤は「もう1人欠けると不安に….なんか足りない!みたいな。(寂しさ1の)濱田さんが撮影時にいないときの寂しさはハンパなかかった」とロンリネスたちの知られざる絆を口にし「動きとかも阿吽の呼吸というか、位置取りも役割も何となく撮影で繰り返すうちに相談せずに決まりました」と証言。

それに沖田監督も「3人にしかわからないところがあるんですね。」と寂しさトリオの演技に太鼓判を押していました。

『おらおらでひとりいぐも』第33回東京国際映画祭舞台挨拶のご報告レポート!

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

最後に青木は「やはり映画館で映画を観るのは楽しい。こういう映画をマスクを外して、笑いながら観ることのできる日が来ることを信じています」とコロナ退散に願いを込めます。

宮藤は「寂しさというこの役に選ばれたことを誇りに思います。寂しさは僕等しか演じることができないと思います。坂本竜馬とかならば、似ている似ていないがあるけれど、寂しさは概念ですからね!」と唯一無二の役に胸を張っていました。

日本での観客を前にした初上映に沖田監督は「このような状況下で多くの方に見てもらえるのが奇跡のようで感無量です。11月6日の公開後にもたくさんの方々に観ていただきたい」と期待を込めていました。

『おらおらでひとりいぐも』作品情報

『おらおらでひとりいぐも』本作にインスパイアされたイラストレーター3名が描くイラストポスター完成!

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

原作:若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」(河出文庫)
監督・脚本:沖田修一
出演:田中裕子、蒼井優、東出昌大、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎、田畑智子、黒田大輔、山中崇、岡山天音、三浦透子、六角精児、大方斐紗子、鷲尾真知子
音楽:鈴木正人
主題歌:ハナレグミ「賑やかな日々」
撮影:近藤龍人
美術:安宅紀史
録音:矢野正人
編集:佐藤崇
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
アニメーション:四宮義俊
フードスタイリスト:飯島奈美
製作:「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
配給:アスミック・エース
公式HPhttps://oraora-movie.asmik-ace.co.jp/
公式Twitter@oraora_movie

あらすじ


1964年、日本中に響き渡るファンファーレに押し出されるように故郷を飛び出し、上京した桃子(田中裕子)さん。

あれから55年。

結婚し子供を育て、夫と2人の平穏な日常になると思っていた矢先…突然夫に先立たれひとり孤独な日々を送ることに。

図書館で本を借り、病院へ行き、46億年の歴史ノートを作る毎日。

しかし、ある時、桃子さんの“心の声=寂しさたち”が、音楽に乗せて内から外へと沸き上がってきた!

孤独の先で新しい世界を見つけた桃子さんの、ささやかで壮大な1年の物語。

Galleryギャラリー

おらおらでひとりいぐも』は11月6日(金)より公開です。

▼あわせて読みたい!▼